パンダ「タンタン」生前の日常が書籍化！ とりこになるショットが満載

今年の3月末に亡くなった兵庫・神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン」の生前の日常を伝える、二木繁美著「水曜日のお嬢様 タンタンのゆるゆるライフ」が9月5日に発売されます。この本はパンダライター兼イラストレーターとして活動している二木繁美による、「現代ビジネス」の人気連載「水曜日のお嬢様」を書籍化したものです。

まんまるなボディと控えめなおみ足で「神戸のお嬢様」と呼ばれ、多くのファンに愛されていたタンタン。食には特にこだわりが強い美食家で、好みに合わない竹が出されると「竹チェンジ」を要求することもあったそうです。また、気に入らないことがあると飼育員さんに対して鼻息荒くクレームをつけることもありました。しかし、飼育員さんたちはそんなタンタンにメロメロで、ご機嫌を取るためにブラッシングをしたり、誕生日やクリスマスには特別なごちそうを用意したりするなど、かわいくて仕方がない存在でした。

この書籍では、そんなタンタンと飼育員さんたちの心温まるエピソードや、非公開のバックヤードでの過ごし方、トレーニングの様子などが紹介されています。自由奔放でちょっとおちゃめなタンタンの魅力が詰まった1冊です。あまりのかわいさにファンの方はもちろん、今までタンタンを知らなかった方も思わずとりこになってしまうかもしれませんね。