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「人間として成長できた」中島健人、ピュアケンティー全開の撮影秘話を明かす

2025年01月23日 10時49分

レポート

劇中の自分は「スッピンを見られるぐらいの恥ずかしさ」だという中島健人

劇中の自分は「スッピンを見られるぐらいの恥ずかしさ」だという中島健人

昨日1月22日に映画「知らないカノジョ」の完成披露試写会が行われ、中島健人、milet、桐谷健太、風吹ジュン、三木孝浩監督が登壇しました。

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素直な中島健人ってこんなにキュート

中島とmiletはまさかの会場後方からサプライズ登場し、喜びの大歓声と大きな拍手で迎えられました。中島は「映画に出演してきた僕の人生の中で、こんなに愛で笑い、愛で泣いたことは初めてだと思います。『知らないカノジョ』からあふれ出る、誰かを思うことの大切さを、ぜひ皆さんに今日はお届けしたいと思っております」とあいさつを。miletは「初めての映画の挑戦になりました。その映画が、こんなに愛であふれていて、三木監督、そして中島健人さん、皆さんに囲まれて、とっても温かいスタートを切ることができてうれしく思います」と笑顔で語りました。

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中島は、三木監督作品への出演は今作が初めて。「ついに、念願の“三木組”に入ることができました! ずっと憧れだったんです。俳優として、三木さんに自分のナチュラルな部分を引き出していただきたいなと思っていたので、とっても幸せでした」と、喜びの表情を見せます。

その話を受けて三木監督も、「せっかく今回初めてご一緒するんだから、ファンの皆さんも知らない健人くんの姿を出したいなと思って。僕もそうなんですけど、パブリックイメージ的には、わりと“パーフェクトアイドル”というか。でも、弱さを見せたり、素直な中島健人ってこんなにキュートなんだっていうのが、この映画でたっぷり撮れてると思うので、ぜひ見ていただきたいなと思います」とアピール。

すると中島は「正直、見られるのが恥ずかしいです(笑)」と照れ笑いしつつ「初めて作品を見たときは、客観的に見ると『うわ、俺こんな表情してたんだ!』って、もうなんかスッピンを見られるぐらいの恥ずかしさでした。僕はこの監督が描いた2時間の中で、人間として成長できたんじゃないかなって思いますね」と話しました。三木監督は「かっこ悪さや弱さを見せる健人くんが、こんなにも愛おしいんだ、って。かわいい!」と終始大絶賛していました。

主題歌への思い入れにmilet感激

今作の主題歌「I still」と劇中歌「Nobody Knows」は、miletが今作のために書き下ろした楽曲。miletは、「今回はmiletとしてではなく、(演じる)ミナミとして曲を作りたいなと思ったので、ミナミと一緒に曲を作っているような気持ちでしたね。一人じゃ作れなかった感情の波や言葉を、ミナミが引き出してくれたなと思います。一人で作るよりも、もっと大切な曲になりました」と楽曲への思いを明かしました。

中島は主題歌「I still」について、「何度聴いても涙腺が緩まされるというか。ミナミというフィルターを通して制作をされているので、よりイノセントで違った形で耳に入ってきました。自分の心の中の本当に心地いい、そして涙腺を緩まされる部分にmiletさんの音色が刺さってくるので、 撮影中に何度も心を揺らされて涙した記憶があります」と思い入れを告白。miletは「うれしい……! 何回でも聞き直したいぐらい、パーフェクトな感想です。ありがとうございます」と、中島からの言葉を噛み締めていました。

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中島演じるリクの親友・梶原役の桐谷は、中島にとってプライベートでも仲良しな“アニキ的存在”。映画「ラーゲリより愛を込めて」でも共演した桐谷について、中島は「“ラーゲリ”の寒空を乗り越えてきた仲なので、今回の作品でも温かい空気感が出せたんじゃないかなと思います」とニッコリ。

桐谷は「この映画のオファーが来たとき、『どうやら最初のほう、大学生を演じるらしいで』って聞いて、『大学生!?!?』って(笑)。蓋を開けたら留年して“大学8年生”っていう設定になってましたけど(笑)、堂々と大学生をやらせていただきました!」と話し、会場の笑いを誘いました。中島が「またキャンパス一緒に歩きましょうね!」と言えば桐谷が「だな!」と返すなど、抜群のコンビネーションで、トークに花を咲かせます。

中島のアドリブ“チュー”に桐谷「ものすごい大胆な子だな〜」

本作のタイトルにちなみ「知らない〇〇」と題して、共演者同士のタレコミを披露するコーナーも。最初に「撮影中、強制退場」という衝撃的なタレコミを披露したのは、三木監督。「最後のライブシーンでミナミちゃん(milet)が出てきて歌うシーンをリク(中島)が目撃するシーンがあるんですけど。もうリハの時点で、まだミナミが歌う前、なんならミナミが登場しただけで、(中島が)うるうるしてるんですよ(笑)。リクとして感情があふれちゃってるから、『これはリハで一曲聴いたらやばいぞ』となって、一回出ていってもらいました(笑)」と明かします。

中島も「感情移入しすぎたせいで、ミナミを見るだけで泣いてしまう状態になってしまっていて。だから僕、一回家に帰ってますからね(笑)」と振り返りました。三木監督の「本当にピュアな涙なんですよね。“ピュアケンティー”の愛おしさをぜひ見てほしい」という観客へのアピールには、「“ピュアケンティー”ってなんかくすぐりますよね(笑)」と恥ずかしそうに微笑んでいました。

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続いて桐谷が「アドリブでチュー」とタレコミを。リハーサルの時点で、中島が桐谷にアドリブでチューしてきたそうで「ものすごい大胆な子だな〜と思いました(笑)。プライベートでも仲良かったので、そういうのも全然できる感じだったからよかったなと思いますね」と仲良しエピソードを披露します。すると中島は「喜びを表現したいときに、『喜びの最上級はチューしかないだろ』と思って」とさすがの“ケンティー節”で会場を沸かせました。

miletは風吹と行きつけのスーパーが一緒だったことをタレコミ。風吹が「miletちゃんがスーパーに現れるのはとっても不思議です」と話すと、miletは「逆です、逆です! 風吹さんがスーパーにいらっしゃるの想像できないです」と返します。すると中島が「いや、2人ともあんまり想像できないです」とすかさずツッコミを入れていました。

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最後は中島が「走るの速すぎ! 誰も追いつけない!」とmiletの足の速さについて暴露。「全力疾走するシーンがあるんですけど、想像の1000倍速い! すごいなと思いました。ああいう走り方するの、miletかトム・クルーズぐらいです(笑)」と、あまりの足の速さに衝撃を受けたことを明かしました。

皆さんの心の奥底に届きますように

最後は中島が「僕自身、映画人生の中で10本目の作品となります。三木監督とご一緒することができて、夢を叶えることができて本当にうれしいです。普段気付けない大切な何かに気付ける、そういう愛情あふれた作品になっております。皆さんに“愛情とはなんなのか?”というのを、劇場を通して、フィルムを通してしっかりとお届けできる作品です。皆さんの心の奥底に届きますようにと、僕も思いを込めています。是非とも愛してください」と力強くコメント。観客へ向かってお茶目にピースしてみせるなど最後までファンサービスを惜しまず、大きな拍手に包まれる中、会場を後にしました。

取材・文:紺野真利子
撮影:古賀良郎

知らないカノジョ

2025年2月28日(金)公開

 

出演
中島健人 / milet / 桐谷健太 / 中村ゆりか / 八嶋智人 / 円井わん / 眞島秀和 / 風吹ジュン

 

スタッフ
監督:三木孝浩
原作:「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」(原題:Mon Inconnue)(ユーゴ・ジェラン監督/2021年)
配給:ギャガ

知らないカノジョ

©2025『知らないカノジョ』製作委員会

知らないカノジョ

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