2025年03月14日 17時17分
安田章大が唐十郎初期作品に挑戦!「愛の乞食」「アリババ」2作連続上演に出演

SUPER EIGHT・安田章大
6月14日から7月6日まで東京・新宿 花園神社境内 特設紫テントで上演される、「新宿梁山泊 第79回公演 唐十郎初期作品連続上演『愛の乞食』『アリババ』」に、SUPER EIGHT・安田章大が出演します。

唐⼗郎の数ある戯曲の中で、「愛の乞⾷」は1970年、「アリババ」は1966年の初演と歴史ある作品。今回の上演では、新宿梁⼭泊の代表で、唐⼗郎主宰「状況劇場」で役者としても活躍した⾦守珍が演出を務めます。
安田が唐十郎作品に登場するのは、2023年に上演された「少女都市からの呼び声」以来二度目で、出演にあたり「自分の書いたセリフにいいなぁと泣ける唐さんの背中を追いかけたいと思います」と意気込みを語っています。
チケットの前売販売は、チケットぴあにて5月3日10時から開始されます。

演出:金守珍コメント
安田章大氏と、2度目の唐作品に挑む。それも「愛の乞食」「アリババ」の二本立てだ。
一昨年の「少女都市からの呼び声」では、安田氏の演技の勘のよさと、溢れるエナジー、そしてなによりも美しい歌声に心底しびれた。稽古中、唐さんの言葉を大事にするがゆえに、いったん自分の言語である関西弁に置き直して感情をつくってから元の台詞に戻すと聞き、舞台に賭ける情熱と並々ならぬ努力に感動した。
今回の2作は、唐十郎初期作品のなかでもっともすぐれた作品だと思っている。安田氏を中心に多彩な才能の力を借りて唐作品の源流をたどり、共に大海に向けて漕ぎ出せる喜びを、今、噛みしめている。
安田章大コメント
型がある人が型を破るから"型破り"
型がない人が破れば"型無し"
現実が借景となることの深さ、意味深さ
本来生き物が持っている
"どきどき、ざわざわ、血が騒ぐもの"
誰かが唱える令和的常識時代に
常識はずれな異空間、そしてお客様を現実原則の外に連れ出す麻薬は”必要だ”と
共感者が唸ってくれるでしょう。
賛否両論があってくれる事を
悔しくもあり嬉しく思います。
わい雑で活気に満ちた街
現実と虚構を行き来きでき、
自分の書いたセリフにいいなぁと泣ける唐さんの背中を追いかけたいと思います。
人間の生きてるところに行ければ
何か伝わるはず、そう信じてます。
僕は今回紫に立たせて頂きます。
紫や赤やそれぞれの色が混ざることで、唐十郎の意志を繋ぐ役目になれればと強く願います。
唐十郎さんを愛するもの達が
手を繋ぎ始めてる事を喜びたくて挑みます。
新宿梁山泊 第79回公演 唐十郎初期作品連続上演「愛の乞食」「アリババ」
2025年6月14日(土)~7月6日(日)
会場 東京都 新宿 花園神社境内 特設紫テント
※6月17日(火)、6月18日(水)、6月24日(火)、6月25日(水)、7月1日(火)、7月2日(水)は休演
スタッフ
作:唐十郎
演出:金守珍
美術:大塚聡 / 百八竜
舞台監督:広島光
舞台監督助手:内田達也
照明:宮崎絵美子 / ライズ
音響・劇中歌作曲:大貫誉
振付:大川妙子
殺陣:佐藤正行
衣装協力:笹木明日香
ヘアメイク:川村和枝
撮影:石澤瑤祠
宣伝美術・イラストレーション:宇野亞喜良
デザイン:福田真一
票券・制作:style office
制作統括:水嶋カンナ
主催:一般社団法人新宿梁山泊
出演
安田章大 / 金守珍 / 水嶋カンナ / 藤田佳昭 / 二條正士 / 宮澤寿 / 柴野航輝 / 荒澤守 / 宮崎卓真 / 原佑宜 / 寺田結美 / 若林美保 / 紅日毬子 / 染谷知里 / 諸治蘭 / 本間美彩 / 河西茉祐 / 芳田遥 / 町本絵里 / 森岡朋奈 / とくながのぶひこ
