2025年03月27日 14時09分
長尾謙杜が幸せなのはメンバーといる時間!思い出の地で「おいしくて泣くとき」をアピール

「おいしくて泣くとき」公開直前ゲリライベントと舞台挨拶が開催!
3月25日に映画「おいしくて泣くとき」公開直前イベントと舞台挨拶が行われ、主演・長尾謙杜、ヒロイン・當真あみ、横尾初喜監督がサプライズで登壇しました。4月4日の公開を前に、作品に込めた思いや撮影の舞台裏を語りました。
公開直前イベントは大阪・RIBIAオープンステージでゲリラ開催され、平日にも関わらず約1000人が集まり大歓声が巻き起こりました。感激と驚きの様子の3人は、MCに促されて全員でたこ焼きポーズを披露。大阪が地元の長尾は「ほぼ毎日この辺で遊んだりしていたので、ここでこうやってイベントができるのが、すごくエモい」と語り、集まったファンからの「おかえり」の声に「ただいまです! ありがとう~」と応じました。
撮影当時について、長尾は「自分の学生生活を思い出しながら演じました。心也はとてもピュアで正義感が強い子なので、逆に(心也に)教わったところもありました」と振り返ります。横尾監督からの、長尾と當真が最初はぎこちない様子だったという言葉を受けて「(2人の距離が縮まっていくさまが)いい感じで作品にも出ているんじゃないかなと思います」とコメント。當真からも「長尾さんはもちろん年齢も芸歴も先輩なので、少し緊張はあったんですけど、撮影の雰囲気を和ませるためにも話しかけてくださったりしたので、本当に助けられました」と感謝の言葉がありました。
本作に関して「皆さんが経験したことがあるような、初恋であったり、大切な人を思う気持ちであったりが繊細に描かれている作品。初恋の“愛”、家族からの“愛”、友情の中の“愛”……。30年間にわたるストーリーを描いていて、いろんな愛の形が見られるすてきな作品だと思います」と長尾が語ると、當真は「長尾さん演じる心也と私が演じる夕花、それぞれ抱えているものがあってあと一歩前に踏み出せない。心につっかえたものがあるんですけど、それを乗り越えていく部分がやっぱり感動ポイントかなと思います」と見どころをアピールしました。
イベントの最後は「大阪~!」「おいし泣き~!」のコール&レスポンスで締めくくられました。

舞台挨拶は大阪・なんばパークスシネマに会場を移して行われました。公開直前イベント参加後に駆けつけた観客に向けて、長尾からはねぎらいの言葉も。舞台挨拶を迎えた気持ちを問われると、長尾は「公開が近づいてきて、ちょっと緊張しますね。こうやって皆さんも楽しみにしてくださってたのが今実感できて、すごくうれしいです」と語り、横尾監督も5年かけて進めた本作品が公開されるのは感慨深いと伝えました。
また劇中のキーアイテム“幸せを運ぶ四つ葉のクローバー”にちなんで、“幸せだなと感じる時”を発表。横尾監督は「家族といる時」と答え、5歳の息子から「『おいしくて泣くとき』のポスターを見つけた」とボイスメッセージが届いたエピソードを明かします。當真は「誰かと他愛もない会話をしている時間。友達だったり、家族だったり、お仕事の現場の方だったり……後から何を話していたんだろうって思い出せないぐらい、本当に他愛もない会話。そういう時間があるのが幸せだなと思います」と話しました。

長尾は「やっぱりメンバーといる時間はすごく幸せ」と返し、「個人でお仕事をさせていただいて、メンバーに会うとすごいほっこりします。映画館で僕らがこの作品で着た衣装を今飾ってるみたいで、メンバーの藤原丈一郎、丈くんが、その写真を撮って送ってきてくれたりとか、今日も朝の情報番組出させてもらってたんですけど、それも見てぱっと写真送ってきてくれて。すごく幸せだなと思います」とメンバーへの愛を語りました。

横尾監督から夕花の弟役を演じた矢崎滉が会場に来ていることを伝えられると、長尾は「こっち来たら?」と招き、壇上へ。矢崎は撮影の思い出を尋ねられると「みんなと話せたのがやっぱり楽しかった」と初々しい様子で答えました。最後は全員そろってフォトセッションが行われ、イベントの幕が閉じられました。
©2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会
おいしくて泣くとき
2025年4月4日(金)公開
幼いころに母親を亡くした心也(長尾)は、ケガで部活動を休んでいたところ、同級生の夕花(當真)と学級新聞の編集委員を任されることになる。次第に距離を縮めていった二人は、ひょんなことから「ひま部」を結成することに。しかし、家庭に居場所のない夕花は、ある事件をきっかけに心也の前から姿を消してしまう。交わした“約束”を胸に彼女を待つ心也だったが、その後、夕花が現れることはなかった。突然の別れから30年、初めて明かされる彼女の秘密とは……?
出演
長尾謙杜 / 當真あみ / 水沢林太郎 / 芋生悠 / 池田良 / 田村健太郎 / 篠原ゆき子 / 安藤玉恵 / 美村里江 / 安田顕 / ディーン・フジオカ
スタッフ
原作:森沢明夫「おいしくて泣くとき」(角川春樹事務所刊)
監督:横尾初喜
脚本:いとう菜のは
音楽:上田壮一
主題歌:Uru「フィラメント」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
製作幹事:WOWOW
制作プロダクション:AX-ON
制作協力:パイプライン
配給:松竹
©2025 映画「おいしくて泣くとき」製作委員会

「おいしくて泣くとき」メインビジュアル