マシュー＆ゴヌクがお互いを褒め尽くす！ 「ZEROBASEONEの万能オフィス」MC就任

ZEROBASEONEのソク・マシューとパク・ゴヌクが、MCを務めるオリジナルバラエティー番組「ZEROBASEONEの万能オフィス」の番組発表会に登壇しました。

K-POP第5世代として、世界で人気を誇る9人組ボーイズグループ・ZEROBASEONE。4月14日よりNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」にて全6話で独占配信される「ZEROBASEONEの万能オフィス」では、ソク・マシューとパク・ゴヌクがファンの“代理”として受けた数々の依頼を、オフィスに訪れる“インターン”ことゲストとともに解決。ゴヌクは第1・2・5話、マシューは第3・4・6話のMCを務める予定です。

会見に2人は、シックなスーツスタイルで登場。ゴヌクはロング丈のジャケット、マシューはチャコールグレーのスーツをまとい、それぞれ抜群のスタイルが引き立ちます。ゴヌクはこの日の装いについて「ステージでスーツをまとうことは多いのですが、こうしたプログラムでスーツを着るのはとても新鮮な気持ちだし、責任も感じますね」と語り、ゴヌクより2歳年上のマシューは「ゴヌクさんはこうした長い丈をとてもよく着こなせるスタイルなんです。とても似合っています！」と褒めつつ、「私もゴヌクさんに負けないくらい、すてきなお兄さんのような着こなしをしていきたい」と爽やかに話しました。これに返すように、ゴヌクは「マシューさんはかわいいときとかっこいいときがあるんですが、今日は本当に、“代理”としてのかっこよさがすごく出ていると思います」とマシューをベタ褒め。早くも2人の仲の良さが伝わるトークが繰り広げられました。

MC就任が決まった際の感想を問われると、ゴヌクは「お話を聞いて期待も大きかったけれど、日本で韓国のアイドルがMCを務めるというプレッシャーをとても感じました。日本語をうまく話せなければいけないですし」と正直な思いを告白。「でも撮影が始まって、スタッフの方々がとても楽しく面白いコンテンツにしてくれたと思います」と続け、司会者から「番組ではゴヌクさんの日本語も聞けそうですね」と振られると、「はい、もちろんです」と自然なイントネーションの日本語で答えていました。

マシューもMCを務めるにあたってはうれしさとともに緊張感を感じたそうで、「MCの経験がないので、皆さんの期待に応えるために一生懸命頑張らなければと思いました」と話しつつも、「ゴヌクさんと一緒にやれるのであれば、気楽にリラックスして臨めると思いました。彼はとても盛り上げて私を助けてくれるので心から感謝していますし、面白いコンテンツになると思います」とゴヌクへの信頼感たっぷりに語りました。


そして完成したてだという、第1話の予告映像も上映。ゴヌクは「とても恥ずかしい（笑）」と笑いつつ、「でも、楽しく撮影して編集された映像を見て、とても期待できましたし、マシューさんの出番もとても楽しみになりました」と笑顔を浮かべます。そしてマシューは「ゴヌクさんはMCの進行も盛り上げることも本当に上手なんです。本編の映像はまだ見ていないですが、100%すごいものになると思います！」と期待感たっぷりに語りました。

リーダーのソン・ハンビンが「M COUNTDOWN」、キム・ギュビンが「ショー 音楽中心」のMCをそれぞれ務めるなど、MCの経験を持つメンバーも多いZEROBASEONE。ゴヌクは「メンバーからは、あまり緊張せずに撮影するようにとアドバイスをもらいました。『ゴヌクもマシューもとても上手だから、自分のペースで引っ張っていけばとても楽しい撮影になるよ』と言われましたね」と、メンバーとのやりとりを明かしました。

「ZEROBASEONEの万能オフィス」の第1話では7人組ボーイズグループ・EVNNE、第2話にはフイ（PENTAGON）と、ZEROBASEONEがオーディション番組「BOYS PLANET」で共に切磋琢磨した仲間をゲストとして迎えます。撮影現場の雰囲気について、ゴヌクは「EVNNEが一緒だったので、初回の撮影はリラックスして楽しく臨めました。初MCということで、EVNNEもたくさん盛り上げて僕をサポートしてくれて。感謝を伝えたいですね」と述懐。そしてマシューの撮影はまだこれからだそうで、「緊張していますが、ゴヌクさんに『楽しめば面白くなるよ』と言われたので、最大限楽しいマシューの姿を見せたいですね」と展望を語りました。

またゲストの願いを叶えるという番組内容にちなみ、「願いが叶うとしたら何を望む？」という質問も。これにはゴヌクが「今年ZEROBASEONEの活動を、何事もなく無事に終えること。メンバーが怪我も病気もせず無事に活動を続けられることです。そして、ZEROS（ZEROBASEONEのファンネーム）の方々との交流の場をできる限り多く持てたらうれしいです」と語り、マシューも「メンバーみんなが健康で、ZEROSEの方々に常に幸せでいてほしい」と共感。さらにマシューは「チームで賞を獲りたい。そのためにさらに楽曲のクオリティーを上げて、活動を一生懸命頑張りたいです」と意気込んでいました。

この日の番組発表会には、抽選で選ばれたファンも来場。「番組名にちなんで、お互いの“万能”な魅力を教えてください」というファンからの質問に、ゴヌクは「マシューさんの一番の魅力は笑顔」とグッドポーズをしながら語り、「たとえ悪意を抱いている人がいたとしても、マシューさんの笑顔を見た瞬間に、悪意がスッと消えていく。それくらいの魅力がある笑顔だと思います」と力説。これにマシューは「感動しました」と話しつつ、司会者のリクエストに応じてとびきりの笑顔をZEROSEに見せていました。

またマシューはゴヌクの魅力について「本当にたくさんあります」と前置きし、「とても優しくて心が温かくて、常に横にいたい存在。自分の人生を一生懸命生き、仕事にも一生懸命取り組んでいて、心からリスペクトしています。知れば知るほど本当に魅力的なので、Leminoをご覧の皆様にその魅力を見せていきたい」と、愛情たっぷりに伝えました。

またファンから、「番組オリジナルの決めポーズを作ってほしい」とリクエストが。2人は「オフィスにちなんで、カバンを持っている感じなんてどう？」とアイデアを出しつつ、最終的にゴヌクの考案で、Leminoの“L”を指で作り、それを顔の横から左右に動かして正面を指差すポーズに決定。試しに2人でやってみると、ぴったりと息が揃い、絆の深さを感じさせました。

最後に2人は何度も各方面へ感謝の思いを語り、ゴヌクは「皆さんに愛されるような番組にしていきたい。関心を持っていただけたらうれしいです」、マシューは「ゲストにいろいろなアーティストの方をお迎えして、たくさんの姿をお見せしたい。本当に楽しい番組にすると、この場で約束します」とメッセージを贈り、姿が見えなくなるまでファンに何度も手を振りながら、会見場をあとにしました。

 

取材・文：岸野恵加
撮影：古賀良郎