2024年10月22日 19時00分
インタビュー
2024年10月22日 19時00分
インタビュー
“陰キャが世界を救う” 7人組アイドルグループ・NANIMONO
「まだ何者でもない女の子たちが何者かになる物語」を掲げ、2年前に結成されたアイドルグループ、NANIMONO。7人のメンバー全員が“陰キャ”と自ら語り、自分たちと同じ“陰キャ”に寄り添う楽曲で支持を広げています。魔法少女をモチーフにした2枚目のフルアルバム「INTERNET MAGICAL GIRL」の発売にあたり、それぞれの素顔からアイドル活動への思いまでを深掘りしました。
――皆さんは“陰キャ”ということですが、学校などではどのように過ごしていたんですか?
眠岸ぷりん “便所飯”は今も大学でしていますし、高校では授業の間の休み時間もトイレにこもっていました。みんなは友達の席に集まって話しているんですけど、私は友達もいないし、一人で本を読んだりしているのもしんどくて。1日7回くらいトイレにこもって(笑)、卒業式もトイレにいました。
――みんなが体育館にいたときに?
眠岸 そこは頑張って出たんです。式が終わって、みんなが教室でアルバムに寄せ書きとかしますよね。その時間が無理だったので。
――ねるさんはお母さんがタイの方だそうで、“微笑みの国”の血を受け継いでいるのでは?
輪廻ねる 母は“THEタイ人”でいつもニコニコして明るいんですけど、私は真逆で暗くて、笑顔のない学生生活を送っていました。中学受験して女子校に入って、女の子は優しいかと思ったら、そうでもなくて(笑)、ずっと一人で過ごしていました。修学旅行も班決めで余ってしまって、先生に決められた班で回るはずが、置いていかれたんです。動物園で一人ずっとレッサーパンダを見ていました(笑)。
――ヲユタさんは中学に行ってもいなかったとか。
遊乃ヲユタ 家で寝ていたり、ずっとスマホを見たりしていました。学校が嫌すぎて行けなくなって、メンタルが崩壊して精神科に入院したんです。もう行けるようになったかと思ったら、やっぱり無理で、保健室登校になって。絵に描いたような不登校生活でした。
――「INTERNET MAGICAL GIRL」のミュージックビデオ撮影の密着動画では、「外で撮るくらいなら死んだほうがまし」と言っていましたが、太陽も昔から苦手だったんですか?
遊乃 そうです。遮光カーテンを親に買ってもらっていました。2級だと若干光が入ってきたので1級に変えて。今はガムテープで窓に張り付けて、外の枠からも光が一切入ってこないようにしています。MVのときは、なぜか晴れた日に一人で屋上撮影に連れていかれて、いじめかと思いましたけど(笑)、頑張りました。
遊乃ヲユタ(ゆの・をゆた)
――ミフユさんは電車に乗れなくて、学校に行けなかったそうですね。
柊真ミフユ 学校自体があまり得意でなかった上に、満員電車や人混みが小さいころから本当に苦手だったんです。高校は軽音楽部の部活がある日だけ、ベースを背負って途中の駅で降りながら、何とか学校にたどり着いてました。遅刻して、授業中に教室に入ると注目されるので、休み時間にシレッと入るために図書室で休んでたり。それでもあまり学校に来ないから、席替えがあっても、いつも一番後ろの端っこの窓際の席に決められていました。
――軽音部は頑張っていたんですね。
柊真 楽器を弾けたらかっこいいかと思って。サイサイ(SILENT SIREN)さんやSCANDALさんのコピーをしていました。部活で唯一仲のよかった友達がいて、今、同じ事務所の別グループでアイドルをしています。
――NANIMONOでは「文学美少女」というキャッチフレーズが付いています。
柊真 本は好きで、NANIMONOに入ったときもカバンに必ず本が入っていて、長い撮影の空き時間に読んでいました。外の世界と関わりを持つのが苦手で、自分が生きている世界とは違う物語を読むのが好きだったんです。学校でも休み時間にずっと読んでいました。
――どんな本を読んでいたんですか?
柊真 ずっと好きなのがサスペンス小説です。(青崎有吾の)「体育館の殺人」や「水族館の殺人」のシリーズにずっとハマっています。でも、オールジャンル読むので、「ハリー・ポッター」のようなファンタジーも大好き。今回のアルバムのコンセプトは“魔法少女”なので、ピッタリなんです。
――774さんはゲーム漬けの毎日でした?
47774 ゲームのしすぎが、友達ができなかった理由の一つです。学校にもPSPを持ってきて、休み時間に友達に「遊ぼう」と誘われても、一人で「モンハン」(モンスターハンター)とかやっていたので。「根暗」「キモい」と嫌われてました。ゲームをしたくて学校を休むときも結構あって、不登校気味でもありました。
――家では朝から晩までゲームをしていたり?
47 当時は本当にずっとやっていました。まだディスコードがなくて、Skypeでオンラインゲームにハマっていて。リアルで友達はいなかったんですけど、ネット上では人気者だったんです。24時間パソコンをつけていて、電気代が高くなりすぎて、お母さんに怒られました(笑)。
――ゆまさんは青森で育ったんですよね。
ひなたゆま 保育園から中学校まで、一番多いクラスでも21人で、周りがずっと一緒。陰キャを発動する場所はありませんでした。高校で初めて何百人と集まる集団になって、同じ中学から行ったのが自分だけで、まったくしゃべれなかったです。会話は隣の席の男の子に「教科書持ってきた?」と聞いただけとか、1日にひと言も話さないことも全然ありました。
ひなたゆま
――りんかさんは大学を卒業してから最近まで、アイドルをやりながら法律事務所で正社員として働いていたことを公表しました。大学も法学部だったんですか?
紫苑りんか いえ、大学では技術系の勉強をしていました。手に職を付けて、芸能関係の裏方に就きたかったんです。でも、大学に通いながら前のグループでアイドルをしていて、そのグループが終わったとき、いろいろあって、もう芸能界に関わりたくないと思って。まったく違う業種で安定していて、AIが発達しても人間しかできない仕事を考えて、法律関係かなと。お給料もいいし(笑)、法律事務所に就職しました。
――会社で普通に働けるくらいなら、そこまで“陰キャ”ではなかったり?
紫苑 高校まで自分を陰キャとは思ってなかったです。大学でグループで作業をするとき、私は人とコミュニケーションを取るのが苦手だと気づきました。就職して、お客さんとはメールや電話でのやり取りだったから大丈夫でしたけど、会社の人と話せなくて。もうNANIMONOに入っていて、髪もネイルも紫だったから「ひと言もしゃべらない紫の子」と言われていました(笑)。それで余計に人の目が怖くなって、会社でぼっちを極めていました。
柊真 人と話さないで済むように、お弁当を作っていたんだよね?
紫苑 そうなんです。女性が9割の会社で、お昼休憩にみんなでごはんに行ってワイワイするんですけど、私はしゃべりたくなくて。いかにも「お母さんが作ってくれました」というようなキャラ弁を自分で作って(笑)、一人で食べて「誰も私の空間に入らないで」というアピールをしてました。
――キャッチフレーズは「職業ギャル」ですね。
紫苑 ビジネスのギャルです(笑)。陰キャすぎて、素だとステージに立てなくて。何かに憑依するために、見つけたのが職業ギャルでした。
――そんな皆さんが、アイドルにはどのように興味を持ったんですか?
遊乃 アイドルに興味は全然なかったんですけど、唯一好きになったのがBiSHさんでした。「しゃべくり007」の映像を見て、「何だ、このかわいい人たちは⁉」と衝撃を受けて、MVを見てどハマりしたんです。特に「My landscape」がよすぎて、家で一人で見ながら毎日号泣してました。地元にライブに来てくれたときに何度か行って、動いているのを見て、同じ酸素を吸っているだけで感動。それまで学校生活がつらすぎて、死にたいとまで思っていたんですけど、どんどん自分もアイドルをやることしか考えなくなって。15歳で上京しました。
眠岸 私は悲劇のヒロイン症候群(シンドローム)という地下アイドルさんにハマって、その現場でスカウトされました。ずっと2次元やアニメ系のオタクをしていて、3次元の人間には興味なかったんです。「ラブライブ!」は大好きで、にこにー(矢澤にこ)が推しでしたけど、ヒロシンさんに出会って、3次元にもこんなかわいい女の子がいるんだと思って。初めて生身の人間を応援したくなりました。
――スカウトされたとのことですが、自分でもアイドルをやりたい気持ちはありました?
眠岸 全然やるつもりはなかったんですけど、私がヒロシンさんに出会えたように、誰かの生きる糧(かて)になれるなら、やってみようかと思いました。
眠岸ぷりん(ねぎし・ぷりん)
輪廻 私は小さいころからAKB48さんを見ていて、「かわいいなー」と思っていましたけど、自分がアイドルになろうと考えたことはなくて。きっかけというと、中高一貫の学校に通っていて、最後の高3の修学旅行で、サービスエリアでバスに置いていかれたんですね。そのとき、私は6年も一緒にいた子たちにすら、認識されてなかったんだと気づきました。私を無視していた人たちを見返したい。アイドルになったら、見つけてもらえるかもしれないと思ったんです。
――ねるさんはNANIMONOには1年前に加入しました。
輪廻 最初に他のグループでアイドルを始めて、うまくいかなくて悩んでいたとき、NANIMONOのライブを見る機会があって感動しました。キラキラしていて、私がなりたいアイドルはこれだと。曲も聴くようになって、普通にファンだったんです。自分が入れるなんて思ってもいなかったのが、ご縁があって声を掛けていただきました。アイドルとして輝きたいとあらためて思ったきっかけは、NANIMONOでした。
――原点のAKB48では誰が推しでした?
輪廻 ともちん(板野友美)とまゆゆ(渡辺麻友)です。アイドルなのにクール、THE王道と両極端ですけど、どっちにもよさがあって。NANIMONOもそうなんです。ぷりんみたいな、いかにもなアイドルも、ギャルもクソガキもいる。津軽弁でポンコツな方もいます(笑)。
ひなた それは悪口じゃない(笑)? ゆまはもともと配信で一人でしゃべる活動をしていて、お客さんから「ゆまちゃんがアイドルになったら楽しそう」というコメントがいっぱいあったんです。じゃあ、やってみようかと、オーディションを受けました。
――好きだったアイドルがいたわけでもなく?
ひなた まったくなかったです。歌うことも踊ることも好きでしたけど、めちゃめちゃ人見知りで緊張しぃだから、ステージに立つのは無理だと思ってました。でも、やってみたら楽しくて。私は楽しいことだけして生きていたくて、長続きした試しはほとんどなかったんです。楽しくなかったら、すぐやめてしまうので。アイドルはこんなに続いていて、新しい扉が開きました。
柊真 私も音楽は好きでしたけど、正直アイドルに触れてこなくて、憧れもなかったです。さっき言った、アイドルになった友達がプロデューサーと知り合いで「一緒にやろう」と声を掛けていただきました。NANIMONOに入ると同時に、初めてアイドルを意識しました。これだけアイドルを好きなメンバーたちに教わって、知識を蓄えてきて、みんな熱量があるから一緒にやるのが楽しくて。だから、私にとってアイドルはNANIMONOがすべて。NANIMONOと共に自分の中のアイドル像が育っている感じです。
47 私はYouTubeやニコニコ動画をいっぱい見ていて、いろいろなジャンルの音楽を聴いて、ハロプロさんに出会いました。アイドルさんはすごくキラキラしていて、私は友達もいなくて暗い部屋でゲームしかしてなかったから、何かもう違いすぎて。こんな性格なので、ただのファンでしたけど、「なりたい」に変わったのは、小学生のときに1年半くらい入院して、運動できない時期があったんですね。そのころにBerryz工房さんのラジオを聴いていたら、ももち(嗣永桃子)が「自分も根暗だった」と話していて。「人が怖かったけど、アイドルになったら、自分みたいな子に勇気を与えられると思った」という、めっちゃイイ話でした。私もそんなアイドルになりたいと、考えるようになりました。
紫苑 もともとアニメが好きで、「きらりん☆レボリューション」や「ラブライブ!」を見て、アイドルが気になってました。AKB48さんもすごく人気があって、漠然と私もこんなキラキラした人になりたいと思いながら、やっぱり根が陰キャなので、表には立てないだろうなと。それで裏方の勉強をしていたんですけど、前のグループはキラキラ系のアイドルではなくて。これなら私にもできるかもと思ったのが、アイドル業界に入ったきっかけでした。でも、物心ついたころからアイドルは好きで、今に至っています。
――そのルーツが「きらレボ」の月島きらりだったと。
紫苑 そうですね。ギャルに振った生誕祭で、「アタナボシ」を歌おうとしてました(笑)。
柊真ミフユ(とうま・みふゆ)
――NANIMONOに入って、皆さん変わりました?
柊真 みんな変わったところが多すぎますね。
紫苑 人格が昔と違うと思います(笑)。
遊乃 自分が一番変わったかも。話にならないクソガキから、話にはなるクソガキになりました(笑)。本当に大人が嫌いだったんです。15歳で上京してから、NANIMONOの前にも何個かグループをやっていましたが、出会った大人が総じて……。この事務所に入っても、最初は全然信用していませんでした。怒られても意味がわからなくて、「ウザいな」としか思わず、めっちゃ反抗していて。初期はステージでも笑顔は1回も見せていません。それが時が経つにつれて、大人の言っている意味がわかるようになったり、自分も悪かったなと反省できるようになって。ステージで笑ってみたら「意外と楽しいんじゃね?」とも思いました。メンバーにも気を使えるようになったかな。
ひなた 最初は会話ができなかったからね。
遊乃 自我がすごくてトガっていたから。
ひなた そう。針みたいだった。今はちょっとなだらかになった感じ。
眠岸 自分と違う意見が出ても「でも、ヲユはこうだし」だったのが、最近は「そういう考え方もあるかもしれない」となっているのがわかる。
――ぷりんさんは昔から、ニコニコかわいいアイドルな感じでした?
遊乃 全然でしたね。すごい時期があったよね(笑)。
眠岸 もともと重度の中2病で、当時は人前でもクックックと笑っていたし、自分のことをレイシス・ヴィ・フェリシティ・煌と名乗っていたんです。「僕は友達が少ない」というアニメのキャラクターになり切って。メガネの色は赤でした。なぜだと思います?
――さあ……?
眠岸 血の色だからです(笑)。真っ赤でなくて、ちょっと暗めの赤のメガネを選んでました。だから、昔からアイドルらしくはなかったです。私はゆまちゃんが変わったと思います。メンバーに対して、本当に気を許してくれるようになったかなって。
ひなた そうだね。
眠岸 最初に会ったときから、みんな陰キャで誰もしゃべってくれなかった中で、ゆまちゃんとはかろうじて世間話をしていたんです。でも、本気で心を許してないことも、陰キャの勘でわかりました。
ひなた 基本、人に興味がないので(笑)。メンバーとも「仕事だから一緒にやる」という感じで入りました。でも、2年間ほぼ毎日一緒にいて、話し掛けてもらって。聞くことはできても、自分の気持ちを話すのが得意でなかったのが、ようやくポツポツ意見を出したり、わがままをちょっと言えるようになりました。
紫苑りんか(しおん・りんか)
47 私はりんちゃんが変わった気がします。最初はキャラが今と違っていたんです。
紫苑 クールビューティーでミステリアスな感じでした。
――キャッチフレーズが「教祖様よりりんか様」でしたね。
47 そのキャラのときは苦戦していたみたいです。何万円もする服を買っていたんですけど、もともと着ていた服はギャル寄りだったから。
柊真 表に立つときもギャルになってから、明るくなったよね。
紫苑 私は形から入るタイプなんです。ギャルのよろいをまとってOKとなったその日から、きれいめな洋服もインテリアも全部捨てて、好きな家具を買いに行きました。
――インテリアはどんなものが好きなんですか?
紫苑 LEDライトです。
柊真 りんちゃんの家に行ったら、見たことのない紫の色が光っていて(笑)。炊飯器もピカピカにデコられていました。魔法少女のステッキみたいに、家電が全部キラキラしていて。この前、私がガンブラを作ったと話したら「デコらせて」と言うから、今度持っていきます。
――炊飯器をデコるって、あまり聞きませんが。
紫苑 気分がアガるので。引きこもってばかりだから、ライブのためにスタミナをつけたくて、自炊から頑張ろうと。そのモチベを上げるために考えた結果が、炊飯器をデコることだったんです。そのうち冷蔵庫もデコるかもしれません(笑)。
47774(しいな・ななし)
――今ちょっと出ましたが、ミフユさんはガンプラを作るんですか?
柊真 細かい作業が好きでガンプラを薦められて、ファンの方に小さいファーストガンダムのプラモデルをいただきました。薄暗い部屋で一人でチマチマ作っていたらハマって、他のものにも挑戦しようと思っています。
――ミフユさんがアイドルになって変わったことはありますか?
柊真 事務所に入ってから、暗すぎて怒られることがよくありました。ずっと下を向いていて、根っこの暗さが出て、アイドルは人を明るくする職業なのに、私は一緒にいる人までどんどん暗くしてしまって。衣装を着ているときはそうならないように頑張っているところで、この2年で前よりはだいぶ明るくなったと思います。
――774さんはどうですか?
紫苑 前より笑ってくれるようになりました。
47 確かにそうですね。笑顔の少ない女でした。ヲユちゃんに「774って歯がかわいいんだね」と言われたことがあります(笑)。
遊乃 774に歯があるのを初めて認識したんです(笑)。それくらい笑ってなかったので。
47 無意識に壁を作るタイプでした。2年が過ぎて、メンバーとは壁がなくなって、笑えるようになった感じ。ステージでも笑顔が増えたと思います。
2024年10月16日発売
初回限定盤(CD+DVD)
※新作トレーディングカード付き(ランダム)
CD
01. 魔法少女SE
02. 未確認生物
03. INTERNET MAGICAL GIRL
04. WHITE MUSK
05. 404
06. 顔面コンプ期
07. インキャのキャキャキャ
08. 死ぬまで眠りたい
09. オタ恋
10. Hello,world
11. After CInDErella
DVD
01. ジャージは戦闘服★(LIVE @ TOKYO DOME CITY HALL 2024.6.13)
02. INTERNET MAGICAL GIRL(LIVE @ TOKYO DOME CITY HALL. 2024.6.13)
03. 2周年記念 スペシャル撮り下ろしインタビュー
通常盤(CD)
※新作トレーディングカード付き(ランダム)
CD
01. 魔法少女SE
02. 未確認生物
03. INTERNET MAGICAL GIRL
04. WHITE MUSK
05. 404
06. 顔面コンプ期
07. インキャのキャキャキャ
08. 死ぬまで眠りたい
09. オタ恋
10. Hello,world
11. After CInDErella
アイデンティティーを確立するためにアイドルになった7人組。全員が“陰キャ”。2022年6月にSHIBUYA WWWでのワンマンライブで活動開始。2023年6月にアルバム『むりなんだがw』でメジャーデビュー。2024年2月にメジャー1stシングル「陰キャのキャキャキャ/オタ恋」をリリース。同年6月にTOKYO DOME CITY HALLで2周年記念ワンマンライブを開催してソールドアウト。
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