2024年09月13日 15時11分
レポート
2024年09月13日 15時11分
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公開中の映画「恋を知らない僕たちは」の舞台挨拶イベント「恋僕大感謝祭!コイスルお悩み相談室」が9月12日に開催され、大西流星(なにわ男子)、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、志田彩良が登壇しました。
大西流星(なにわ男子)
“本気の恋”に向き合う6人の高校生のリアルを描いた本作。公開から約3週間が経ち、周囲からの反響について聞かれた大西は「いろんな世代の方に見ていただいています。バラエティー番組に出たときに、40代ぐらいのプロデューサーさんが『また恋したくなった!』って言ってくださったんです。大人の方からそういった意見をもらえてすごく刺さりましたし、めちゃくちゃうれしいものがありましたね」と笑顔でコメント。窪塚は「一番うれしかったのは、僕の祖母が『キュンキュンした〜』って言ってたんです。おばあちゃんもキュンキュンするんだと思って、すごくうれしかったですね」と話し、場を和ませました。
窪塚愛流
齊藤は、本作で演じた小春と自身のキャラクターが似ていると友人やファンから言われたそうで、「小春のセリフで『私めんどくさいよ? 大切にしてほしい』っていうのがあるんですけど、友達から『私もこれ、なぎさに言われたことある』って言われました(笑)」と明かしました。さらに「私、ファンの方から“重い”っていうキャッチコピーで知られてるんで」と続けると、猪狩がすかさず「キャッチコピー短すぎだろ! ウェイトの話じゃないよね?」とツッコミを。齊藤が「違います。『愛が重い』のほうです。ひどいでしょそれは(笑)」と笑いながら返し、終始テンポのよい掛け合いを見せました。
齊藤なぎさ
続いて莉子が「2〜3回見てくださっている方が多い印象です。何回も見ていろんなキャラクターの目線で楽しめる映画なのかなと感じています」と喜びのコメントを。猪狩は本作で一途な恋心を抱くバンドマン・太一を演じていますが、「いろんな人から『太一めっちゃ好きになった』『太一と友達になりたい』と言っていただけるのがすごくうれしいです」とニッコリ。また、「映画を見に行こうと思って映画館まで行ったんですよ。でも絶対ファンだなって人たちが結構いっぱいいて、そのまま帰っちゃいました。隣の席が自分のファンだったら、どういう顔で見たらいいかわかんなくて……真剣に見てても恥ずかしいし(笑)」とエピソードを話します。すると大西が「え〜もったいない! 僕は友達と一緒にレイトショーを見に行きました。斜め後ろの席のお客さんが、キュンキュンシーンで『英二(大西の役名)、行けよ!』とか言ってるんですよ。それが面白かったです」とうれしそうに続けました。
莉子
また、志田が「今日、私の母と親戚がライブビューイングを見てくれてるんです」と明かすと、全員で「志田家の皆さん〜!」とカメラに向かって手を振る微笑ましい一幕も。その流れで大西が最近実家に帰った話になり、「お母さんと夜ご飯一緒に食べるんかなと思ってたら、『ちょっと行ってきま〜す』って出かけちゃったんです。せっかく息子が帰ってきてるのに、『“恋僕”、5回目見てくる。もう前売り券買ってん!』って(笑)。お母さんは英二くんにハマってるらしいです……」と嘆き、会場の笑いを誘いました。
志田彩良
さらにイベントでは、事前に全国から募集した恋のお悩みをキャストが解決するコーナーも用意され、6人それぞれの恋愛観が浮き彫りに! 「一歳のときから一緒にいる幼なじみのことが好きだけど、なかなか踏み出せません」というお悩みには、「僕だったらちょっとビビっちゃうかもしれない。関係が崩れるから……」と窪塚。一方、齊藤は「私は『好き』って言っちゃうかも! いったん言ってみて、向こうがどういう反応をするかによって、後から『友達としてだよ』みたいな」とあざとい作戦を披露しました。続いて猪狩が「振られてすぐだったら、『なんちゃって〜』も通用する」と回答すると、大西が「え〜いける? じゃあちょっと僕に『好きです』って言ってみて」と、大西&猪狩で寸劇を披露。「でも、このポジティブマインド大事かも!」と、最終的には大西も納得した様子を見せていました。
猪狩蒼弥(HiHi Jets)
続いて「面白い人が好きだけど、自分より面白い人がいないです。どうしたら彼氏ができますか?」というお悩みには、「この悩み、猪狩蒼弥みたいじゃない?」と大西(笑)。「これ、猪狩さんが送ってますか?」と莉子も加勢すると、猪狩は「違います! 送ってません!」と否定していました。さらに猪狩が「でもさ……こんなお便り送ってくるやつ、本当に面白いの(笑)? 『俺より面白いやついないから』って言う人、絶対つまんなくない!?」と持論を。しかし司会者から「猪狩さんは自分のことそう思っていないんですか?」と聞かれると、「いや、俺は俺が一番面白いと思ってますよ!?」と堂々と答え、会場の笑いを誘いました。また、女性陣は満場一致で「笑いのツボが一緒の人がいい」と回答。その答えに対し猪狩が女性陣に「俺らが思う面白さと、女の子が思う面白さって違ったりするじゃん。全裸になって踊るみたいなのは面白くないんでしょ?」と聞くと、「やっぱ男は小学生で止まってるよね」と、莉子が呆れた表情を見せていました。齊藤が「シュールな面白いことをサラッと言ってくれる人がいいよね。『笑わせます!』って感じじゃなくて……」とコメントすると、大西が「関西人のこと言ってる!?」とすかさずツッコミを。猪狩が「じゃあ藤原丈一郎くんみたいな人は違うってことか」と続けると、大西は「『笑わせるで! 見とけ見とけ!』って人なんで、絶対違うと思いまーす(笑)」と、うれしそうに答えていました。
最後のお悩みは「自分が好きな人、自分のことを好きでいてくれる人、どちらを選ぶべきか」。大西、窪塚、齊藤は「追う恋」、猪狩、莉子、志田は「追われる恋」を選びます。猪狩は「追われる恋」を選んだ理由として「恋愛って下に立ったら負けだから。そこの上下関係は始まる前にやっぱ叩き込んでおかなきゃいけないんで!」と独自の恋愛論を展開するも、女性陣から「最悪〜!」とドン引きされていました。一方、大西の「相手によって、追いたいか追われたいか変わるんじゃないですか?」という冷静な回答には、猪狩以外が「確かに!」「なるほど」と賛同。しかし猪狩は「追われたほうが絶対いいですよ。やっぱりマウンティングが大事だからね。こじれたときにそのポジションが重要になってくるから」と頑なに意見を曲げません。そんな猪狩に大西は「猪狩ってこじらせてんの!?」と驚きの表情。また、「莉子さんたち、すっごい引いてますけど……」と司会者に振られた猪狩は「女性陣のこの反応にはもう慣れました。基本的に白い目を向けられてます」と、終始めげずに堂々とした姿を見せていました。
「今日面白かったね〜」と最後まで目を見合わせ笑顔で話していたりと、仲の良い様子を見せていた6人。マスコミ向けのフォトセッションでは「一番かわいい“恋僕ポーズ”お願いします!」というカメラマンからのリクエストにも笑顔でキュートに応じていました。終始和気あいあいとした雰囲気の中、イベントは幕を閉じました。
取材・文:紺野真利子
撮影:杉山節夫
©2024「恋を知らない僕たちは」製作委員会 ©⽔野美波/集英社
全国公開中
出演
大西流星 / 窪塚愛流 / 齊藤なぎさ / 莉子 / 猪狩蒼弥 / 志田彩良
スタッフ
原作:水野美波「恋を知らない僕たちは」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:酒井麻衣
脚本:大北はるか
音楽:フジモトヨシタカ
主題歌:なにわ男子「コイスルヒカリ」(ストームレーベルズ)
制作プロダクション:松竹撮影所
企画・配給:松竹
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