2024年08月27日 18時01分
レポート
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「NEXZ SHOWCASE 2024 “Ride the Vibe”」にて、充実の表情で「Here & Now」を披露するNEXZ
グローバルボーイズグループ・NEXZによる日本初のショーケースツアー「NEXZ SHOWCASE 2024 “Ride the Vibe”」の最終公演が、8月25日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催されました。全6公演の締めくくりとなった同公演のレポートをお届けします!
J.Y. Parkとソニーミュージックによる日韓合同オーディションプロジェクト「Nizi Project Season 2」から誕生したNEXZ は、今年2024年5月20日にグローバルデビュー。そして、8月21日に1st EP「Ride the Vibe (Japanese Ver.) / Keep on Moving」で待望の日本デビューを果たしたばかり。日本初のショーケースとなった今回のツアーは、メンバーの地元である福岡、大阪、東京に凱旋し、全公演ソールドアウト! 4万人を動員しました。
本ツアーで最も大きな会場となった東京。開演前から会場周辺のNEX2Y(ネクスティ / NEXZのファンネーム)の熱気は高く、NEXZとの対面を心待ちにしている様子がうかがえました。開演前には、会場内で流れる彼らの楽曲に合わせて自然と掛け声が起こります。
NEX2Yの一体感も準備万端になったところで暗転! メンバーが登場し一人ずつライトアップされていくと、それに合わせてNEX2Yが名前を呼び、待ちわびた気持ちを伝えるように大きな歓声で7人を迎えます。
そこから、オープニングを飾るにふさわしい1st EPの表題曲の一つである「Ride the Vibe (Japanese Ver.)」と韓国リリース作に収録されている韓国語詞の「Starlight」を立て続けに披露。喜びをかみ締めながらも、“会場を魅了するんだ”という気合いの入ったパフォーマンスが輝いていました。
その後のトークパートでは、大きな会場に少し緊張した様子のメンバーたち。しかし、自己紹介や、配信と映画館でのライブビューイングで参加している方々へのメッセージを伝えるなど、NEX2Yとコミュニケーションを取ることで、少しずつ緊張がほぐれていくようでした。なかでもYUはデビュー日に出演した日本テレビ「DayDay.」で美 少年の浮所飛貴に考案してもらったコール&レスポンスで会場を盛り上げ、「定着させていきます!」とうれしそうな笑顔を見せます。
また、埼玉県出身のSEITAが「(東京公演初日の)昨日泣いちゃったので、今日は泣かないようにします!」、東京都出身のSO GEONは「夢をかなえてこのステージに立っているのがすごく不思議」と地元公演への思いを語ったところで、7人はあらためて会場のNEX2Yから「デビューおめでとう!」とお祝いのメッセージをもらいました。
そして、メンバー自ら日本デビュー EPについても紹介。「Ride the Vibe」のパフォーマンスのポイントとして、SEITAが「手をグーにして、猫の動きをするところ」と答えると、メンバー全員でその振り付けを実演! かわいすぎるフォーマンスに会場の熱も上がっていきます。この踊りで7人もすっかり緊張が抜けたのか、続く質問コーナーはさらにリラックした表情になっていきました。
チャレンジコーナーでは、メンバーがJYPに所属する先輩アーティストのさまざまな楽曲のパフォーマンスに挑戦。TOMOYA、YUはTWICE「DIVE」、SO GEON、HYUI、YUKIは Stray Kids「JJAM」、HARU、SEITAはNMIXX「See that?」というラインナップで、それぞれが楽曲の雰囲気をしっかりと再現しました。最後には全員でHARU がオーディション時に披露した2PM「Again & Again」にチャレンジ。イントロから魅せるパフォーマンスで、懐かしくも新しい楽しさをくれる時間でした。
そして、ここからはパフォーマンスパートへ。
きらめく星空のようなステージから登場したTOMOYA、HYUI、SEITA、YUKIはLauv「Steal The Show」をカバー。歌を聴かせるスタンドマイクでのパフォーマンスは、新鮮さだけでなく、豊かな歌声で会場をひとつにし、ファイナルステージで同グループだった4人の新しい一面を見せてくれました。
そんなロマンチックな時間から一変して、カラフルな照明に彩られてYU、HARU、SO GEONがJUNG KOOK、Usher「Standing Next to You」をカバー。ディスコサウンドに乗せたセクシーでキレのあるパフォーマンスに歓声が上がります。
会場のボルテージそのままに、7人全員で披露したのがTimbaland & Magoo「Drop (feat. Fatman Scoop)」。デビュー前にYouTubeでパフォーマンスビデオを公開していたこの曲は、生のパフォーマンスで見ると、彼らのダンススキルの高さやチームワークのよさがより際立ちます。会場の熱気も最高潮に達し、曲が終わった後もNEX2Yは興奮冷めやらぬ様子。
そんな会場の熱を落ち着かせるように、NEXZのはかなさと美しさとを表現した映像から、カラフルな衣装にチェンジしたメンバーが登場。アクエリアスCMソング「Keep on Moving」を披露します。公式YouTubeで掛け声が公開されたのは公演直前だったにもかかわらず、NEX2Yはしっかりと彼らの歌声に合わせて声援を届けていました。そんな会場の雰囲気を楽しむように、のびのびとしたパフォーマンスをするNEXZ。夏らしく、ポジティブなこの楽曲の魅力を引き出します。
その後はファイナルステージのチーム別曲ミッションで披露された「Because of you」へ。J.Y. Parkが「一番難しい」と言っていた、斜めの腕の角度がきれいにそろったパフォーマンスは、彼らがこの日のために多くの練習時間を費やしてきた証拠。
さらに、もう一つのチームの課題曲「Whatever Whenever」も続けて披露します。開放感のある楽曲の色が、メンバーの表情やパフォーマンスにも表れていました。この2曲は、新たに日本語バージョンの歌詞になっていて、NEX2Yへの想いがよりダイレクトに伝わってくるようでした。
デビューまでの道のりに思いをはせるような時間を楽しんだところで、ダンス練習や打ち合わせの様子など、今回のイベントのメイキングとメンバーからのメッセージ映像が流れます。映像を通して「これからも僕たちNEXZについてきてくれますか?」と問いかけるメンバーに、全力で答えるNEX2Y。
そんなNEX2Yの想いに応えようと再びメンバーが登場したところで、すてきなサプライズ演出が! 「NEXZでデビューしてくれてありがとう これからも一緒に歩んでいこう!」と書かれたスローガンが会場を埋め尽くしていました。喜びと驚きの表情を見せた7人。この後に披露した「Miracle」は、強い意志と気迫がこもったパフォーマンスで、NEX2Yから受け取った大きな愛を力に変えているようでした。
最後のあいさつでは、先頭を切ったSEITAがオーディション時から寄り添い、支え、元気をくれたメンバーに一人ずつ感謝の気持ちを伝えます。これまでの日々を思い出しながら、涙を流して抱き合うメンバーたち。そして、マンネのHYUIとYUKIはしめし合わせたかのように、二人ともNEX2Yへの手紙を用意。
SO GEONはメンバーへ、オーディション中に孤独を感じることが多かった自分と歩んでくれたことへの感謝とNEX2Yへの愛を、HARUは世界一のアーティストになる約束を、YUは韓国語を交えながらすべてのスタッフへの感謝とNEX2Yへの感謝を伝えます。最後を締めくくるTOMOYAは「今日はかっこよく泣くって決めたから!」と言いながらも、感情を抑えられない様子で「弱音は言えんから、普段は言ってなかったけど」とこれまでの大変な日々とその時間を共有してきたメンバーへ、まっすぐ感謝の気持ちを届けました。ラスト、ステージで7人が抱き合いながら「ありがとう」と言い合うシーンは、2024年の夏の出来事としてNEXZとNEX2Yの心に刻まれたことでしょう。
そして、最後の曲は「Here & Now」。メンバーはステージの端から端へ、別れを惜しむように駆け回り、多幸感のあふれる中パフォーマンスを終えました。
その後もステージを離れられない様子の7人は、何度もNEX2Yと顔を合わせ「楽しかったですか?」と問いかけます。ついに退場となり、ステージが下がって姿が見えなくなった後も、一生懸命飛び跳ねてステージ上へ顔を見せ、NEX2Yへ感謝の気持ちを伝え続けていました。
この日の彼らのステージから感じたことは、歌とダンスのスキルの高さだけでなく、周囲の人々の感情への高い感度を持っているということ。誰かの心と共に振動し、さらに多くの人の心を震わせるパフォーマンスへと昇華していく。まさに「Ride the Vibe」に込められた「初めて感じる強く惹かれる感情と、その感情の波に飛び込んだ僕たち」を表すような存在なのではないでしょうか。そんな才能あふれるNEXZが、これからNEX2Yと共にどんな輝きを放ってくれるのか、期待は高まるばかりです。
最後に、トークパートで行われた質問コーナーのQ&Aをご紹介します!
TOMOYA
「1日メンバーと入れ替わることができたら、誰とチェンジしたいですか?」という質問に「いないです! 僕は僕のままで大丈夫です!」と答えたTOMOYA。しかし、「やってみたいことがある」と打ち明けると、MC・古家正亨に「古家さんと交代したいです!」とお願いしてMC席をゲット! 次の質問への進行を任されると想像以上にベテラン風で、メンバーから「(古家さんに)めっちゃ似てる(笑)!!」と大絶賛されていました。
YU
料理が得意なYUには、「初心者におすすめの料理を教えてください」という質問が届きます。YUのおすすめはカレー。自分で作るときは玉ねぎを多く入れるのがポイントで、切るサイズを大小分けている、というこだわりも紹介。最近はカルボナーラが一番得意で、メンバーからも「おいしい!」とのお墨付きでした。また、自らの容姿にとても謙虚なYUへ、NEX2Yが「顔面国宝」コールを届けます。あらためて自分が自信を持っているところを聞かれると、少し恥ずかしそうに「筋肉」と答え、会場のモニター用カメラがYUの腕の筋肉へズーム!
HARU
HARUは「最近発見したメンバーのかわいい一面は?」という質問に、「YUKIが普段の生活からおやじギャグをずっと考えている」と回答。さらに自分自身は「かっこいいと思われたくて頑張っているけど、NEX2Yからはかわいいと言われる」と話すと、会場のNEX2Yから「HARUはかっこいいし、かわいい!」という答えをもらい、深々とお礼をしてみせる律儀なHARUでした。
SO GEON
SO GEONは「最近したイタズラを教えて!」という質問に、前日に起きた最新エピソードを披露。休憩時間に寝ようとしているSEITAに、HYUI とYUKIの3人で寝かせないようちょっかいを出していたとのこと。実際にステージでそのときの様子も再現してくれました。また、最近のTMIとして、これまで不明だった自分の血液型が判明したことを報告。この日まで「メンバーとマネージャーさんしか知らなかった」という血液型は、グループ唯一のB型でした!
SEITA
「お昼休みにおすすめの曲」を聞かれたSEITAは、午後に向けて気分を上げてくれるNEXZ「Keep on Moving」を紹介。よく聴く曲はStray Kids「Grow Up」、SEVENTEEN 「Circles」、
n-buna「夜明けと蛍」の3曲で、NEXZの推し曲は「Starlight」「Because of you」。特に「Because of you」の日本語歌詞のサビ部分「虚しさを消して 心潤したBright」の部分がお気に入りで、パフォーマンスはもちろん歌詞にも注目してほしいとメッセージを送りました。
HYUI
HYUIは「ステージに上がる前のルーティンは?」という質問に、「ステージ上でうまくパフォーマンスする自分を想像して、緊張をほぐしている」と答えます。また、「練習のある日は好きな音楽を聴きながらストレッチをしている」と明かし、パフォーマンスへの意識の高さがうかがえました。
YUKI
「メンバーにここだけは負けないぞということは?」という質問に、「末っ子だからできる、愛嬌があってかわいいパフォーマンス」と自信たっぷりに答えたYUKI。「確認させてもらうことはできる?」と聞かれると、「すぐにでも!」と即答し、小動物のように愛らしいダンスを披露。鏡に向かって練習しているのか問われると、「してます!」と少し照れくさそうに答えていました。
さらに、メンバー全員への質問も。 「どのような宿舎生活を送っているか気になります!」という質問には、部屋ごとのエピソードが披露されました。YU、SO GEON、YUKIの部屋には「YUデシベル」という音量規制があり、それを超えると部屋を追い出されるルール。SO GEON、YUKIが二人で騒いでうるさくなるからと、YUが考案したものです。しかし、今回の来日前に韓国の宿舎でパッキングしているとき、YU自身が「YUデシベル」を超えてしまうアクシデントが発生したそう。ワイワイ騒ぐ3人の様子が目に浮かびます。
SEITAとHYUIの部屋のルールはただ一つ、「HYUIのやりたいようにやらせてあげる」。日頃からSEITAがお兄ちゃんのようにHYUIのペースに合わせてあげているようで、「HYUIの幸せが僕の幸せでもあります」というコメントに一同爆笑。二人の部屋は「HYUI王国」であることが明らかになりました。HARUからは「TOMOYAがベッドに入ってくるので、いつも追い出している」というエピソードが出てきます。 TOMOYAは事実かどうか確認されると、「……間違いないです。認めざるを得ません」と恥ずかしそうに答えました。
「休みの日は宿舎で何している?」という質問には、「ゲーム」と答えるSEITAとHYUI。二人でよくゲームをしていて、HYUIは自分のほうが強いと主張しますが、メンバーから“SEITAが優しさで負けてあげている説”が浮上していました。YUKIはドラマや動画を鑑賞、TOMOYAはずっと寝ている、SO GEONはゲームしたり出前を頼んだり、HARUはたくさん食べてたくさん寝ていて「YUの料理が最高」とコメント。そんなYUは料理やゲームをしていると答えました。
最後の「NEXZとしての目標は?」という質問に、YUKI、HYUI、SEITAはドームをはじめとした大きなステージに立つことを挙げ、SO GEONは長く濃く活動を続けていくこと、YUはワールドツアーの開催……とそれぞれアーティスト活動で成し遂げたい目標を挙げる中、最後に答えたTOMOYAの答えはNEXZ7人の一軒家を建てること! シアタールームや露天風呂、サウナ、プール、キッチン、卓球台、サッカー場といった、メンバーが好きなものを詰め込んだ家を建てたいそうで、メンバーも夢のような一軒家計画に大興奮の様子でした。
取材・文:久野麻衣(t-press)
撮影:田中聖太郎写真事務所
2024年8月25日(日)東京都 武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ
01. Ride the Vibe(Japanese Ver.)
02. Starlight
03. Steal The Show <Lauv楽曲カバー>
04. Standing Next to You<JUNG KOOK、Usher楽曲カバー>
05. Drop(feat. Fatman Scoop)<Timbaland & Magoo楽曲カバー>
06. Keep on Moving
07. Because of you
08. Whatever Whenever
09. Miracle
10. Here & Now
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