2024年08月29日 15時00分
インタビュー
2024年08月29日 15時00分
インタビュー
THE JET BOY BANGERZ
THE JET BOY BANGERZ from EXILE TRIBEが7月24日に2nd EP「What Time Is It?」をリリース。今作に収録された楽曲やパフォーマンスについて、メンバー10人へのインタビューと共に、7月28日に行われた楽天ブックス限定スペシャルイベントの様子をお届けします。
4万8000人が参加したLDH史上最大規模のオーディション「iCON Z 〜Dreams For Children〜」第二章から誕生した10人組ダンス&ボーカルグループTHE JET BOY BANGERZ from EXILE TRIBE(以下、TJBB)。デビュー1周年を迎えた彼らの新作は、リード曲で「時間」をテーマにしたスリリングなダンスチューン「What Time Is It?」、初音源化となるライブ定番曲「BOYS -TJBB Anthem-」、ボーカル3名の声の魅力が存分に発揮されたエモーショナルなR&Bバラード「CITY LIGHT」という表情豊かな全3曲を収録。インタビューでは、今作で見せたかったグループの姿や8月23日に2年目に突入した彼らが感じる成長、これからの目標について語っていただきました。
──これまでリリースされてきた楽曲とは雰囲気の違う、シリアスな世界観が魅力の「What Time Is It?」ですが、この楽曲はどのように制作が進められたのでしょうか?
宇原雄飛 今回は楽曲の振り付けについてNAOTOさん(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS)からアドバイスをいただいて、アニメーションダンスを取り入れたいと思ったんです。その中でも “ストロボ”という動きを楽曲内で見せようという話から制作が始まって、サビの中に「チッチッチッチッチ」って時計を表現する音を入れることで一つ一つ止まった動きを見せるポイントを作ったりしました。「この動きを見せたいから、こういう曲調で」という流れでできていった曲ですね。
宇原雄飛
田中彰 アニメーションダンスやストロボといったスタイルは、他にやっているグループをあまり見たことがなかったし、自分たちの強みを生かすことができる楽曲になるんじゃないかなと思ったんです。
田中彰
──しっかりと音にハマったストロボの動き以外に、千手観音のように時計の針を表現する振り付けもとても印象的でした。
桑原巧光 あの部分、最初は全員で1列になるのではなくて、3列作って真ん中の列だけが時計のように動く形だったんです。でも、ミュージックビデオの監督さんに全員で1列になる形を提案していただいて、そこから今の形になりました。全員で1列になると、手の角度をちょっとでも間違えると前の人にかぶってしまうんですよね。途中で止まる人、動き出す人も分かれているので、手の角度を調整するのにみんなで1時間くらいかけたと思います。
桑原巧光
──デビュー時から自分たちで振り付けを作っていらっしゃいますが、リリースを重ねてきて変化を感じる部分はありますか?
古嶋滝 メンバーがお互いを信頼しあうことで、誰かに任せられるようになってきましたね。例えば、「ここの振り付けはこの人っぽいよね!」ってなれば、そのメンバーにお願いしたりするんです。だから、今回のように1曲の中でガラッと曲調が変わる曲でも、作りやすいんだと思います。
古嶋滝
──普段はどんな流れで振り付けを作っているのでしょうか?
古嶋 いつも最初にリーダー(田中彰)がホワイトボードに曲の全パートを書き出してくれるんです。そこからみんなで誰がどこを担当するのか話し合うんですけど、それぞれのメンバーが「ここ担当します!」って手を挙げてくれるから、毎回パッと決まりますよ。構成を作るメンバーもいるし役割分担ができてきたので、1曲を作るスピードもすごく速くなりました。数日で振りを作れたり、効率よくリハーサルができたりする面も僕らの強みなのかなと思いますね。
──パフォーマンス先行で作られた今作ですが、歌唱面で挑戦的な部分はありましたか?
中村碧 僕は(佐藤)陽くんとラップを担当させていただきました。いつもはパッションやパワフルさといった勢いを意識しているんですけど、今回はスリリングで壮大な世界観ということもあって、タメや一歩引いたような歌い方を意識しています。リズム感やスローな感じを意識するのは新しい歌い方だったので、ちょっと難しいと感じる部分もありましたが、新しい自分を見せることができた楽曲になりました。
中村碧
石川晃多 ボーカルとしては、今までの曲も踊ってはいたんですけど、ここまでガッツリとダンスに参加することはなかったんです。今回は10人で世界観を見せるパートが多いので、MVでもガッツリ踊っています。そこも自分たちの成長を感じていただける部分なのかなって思います。
石川晃多
──今作では、カップリングにライブ定番曲である「BOYS -TJBB Anthem-」も収録されていますね。
石川 この曲は温めてましたね〜(笑)。
田中 グループとしては序盤からあった楽曲なんです。リリースイベントでもパフォーマンスしていましたが、この1年でいろんなイベントに呼んでいただくことが増えて、ライブ回数も増えてきました。そこで、自分たちとしてもライブでのアンセム曲を作りたいよねということで、「BOYS」にコール&レスポンスできるような部分を入れたんです。ファンの皆さんも歌えるような楽曲なので、このタイミングでどんどん育てていこうと思って、今回カップリング曲として入れました。
──ファンの方の反応はいかがですか?
全員 すごいです!!
田中 めっちゃ盛り上がってるよな!?
──そんな盛り上がる曲と共に、バラード曲「CITY LIGHT」も収録されていますが、ボーカルの皆さんはどんな思いを込めて歌われているのでしょう?
エイロン 今回は自分たちで歌割りを考えました。哀愁がある声だったり、ストレートな気持ちを乗せた歌声だったり、僕ら3人(宇原、エイロン、石川)はそれぞれ声質も違うので、サビをちょっとずつ変化させて違うストーリーに聴こえるよう意識しました。
エイロン
石川 しかも、サビは掛け合いになっていて、自分たちの個性を最大限に感じていただけるようなパートだと思います。そして、後半になるにつれてどんどん熱が上がって曲の世界観も広がっていったところで、最後は雄飛がしっとりと終わらせる。自分たちの声で世界観を表現できた1曲だと思います。
宇原 この曲に3人のいいところが詰まっているんですよね。それぞれ好きなジャンルも歌い方も違いますし、聴いてきた音楽も違う。それが掛け合いやコーラスで混じり合っていい化学反応を起こせているので、この3人だからこそ生まれた楽曲ですね。
4万8000人が参加したLDH史上最大規模のオーディション「iCON Z 〜Dreams For Children〜」第二章から誕生した、10人組ダンス&ボーカルグループ。LDH JAPAN所属のコーラスグループ「DEEP SQUAD」のメンバーでもある宇原雄⾶と第一章のファイナリストであったエイロン、石川晃多のスリーボーカルと、ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE」で活躍する田中彰、桑原巧光、佐藤陽、古嶋滝、NOSUKE、佐藤蒼⻁、中村碧の7人がRAPとパフォーマーを務めており、LDHトップクラスのパフォーマンス力を誇る。グループ名は「騒がしい個性が集まってジェットエンジンのように燃え盛る」という意味から名付けられた。2023年8月23日にデビューシングル「Jettin'」をリリースし、2024年1月31日にリリースされた1st EP「PHOTOGENIC」では、各チャート首位を獲得。7月24日にリリースされたEP「What Time Is It?」のタイトル曲はMVが200万回再生を突破するなど話題に。
2024年7月24日発売 ※写真は初回生産限定盤
CD
01. What Time Is It?
02. BOYS -TJBB Anthem-
03. CITY LIGHT
初回生産限定盤DVD
01. What Time Is It? Music Video
02. What Time Is It? Music Video Making Movie
03. TEN Dance Performance Video
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