ラフ×ラフ “おもちゃ箱みたい”を体現した新曲「超めっちゃ“キュン”でしょ？」

「ゴッドタン」などの人気番組を手掛けてきたテレビプロデューサー・佐久間宣行が総合プロデュースを務めるアイドルグループ、ラフ×ラフが12月6日に12thデジタルシングル「超めっちゃ“キュン”でしょ？」をリリース。“お笑いに特化したアイドルグループ”ということで、普段はそのバラエティー力が注目されがちな彼女たちですが、今回は新曲のおすすめポイントや今年感じた成長など、音楽やパフォーマンス面にフォーカスしてお話を伺いました！

緊張していたけど、コールがあるだけでリラックスできる

――「超めっちゃ“キュン”でしょ？」のリリースへ向けて、10月からさまざまな会場でリリースイベントを開催されていましたね。

日比野芽奈　リリースイベントでは、ファンの方にたくさん集まっていただきました！イベント開催時はまだリリース前で曲をちゃんと聴けている状態ではないのに、もうすでにコールを入れていただいたり、一緒に踊ってくれたり、「ここまで盛り上がるんだ！」って感じることができてすごくうれしかったです。特に私が好きなのが、永松（波留）が間奏の前で「ウォー！」って声を出すところなんですけど……（笑）。

全員　ウォー（笑）！

日比野　雄たけびみたいになってる（笑）。

藤崎未来　雄たけびじゃないよ～（笑）。

日比野　ここを歌うとき、もともとある“パンのコール”を永松波留バージョンに変えた「パンパンパンパン、メロンパン、永松波留のパン祭り～♪」っていうコールをファンの皆さんが声を合わせてやってくれて、実は私たちメンバーも踊りながら小声でコールしてるんです（笑）。それも楽しくて、リリース前なのにすごい熱量を感じてました。

永松波留　今回、私は今までで一番って思うくらい振りも歌も難しい曲だったんですよ。しかも、歌の大事なパートを任せていただいたのでずっと緊張していたけど、コールが1個あるだけでリラックスしていつも通りの自分を出せるので、すごくありがたいなと思いました。だから、かっこよくキメるところなのにうれしくなってニヤニヤしちゃってます（笑）。

――そんな永松さんから見たおすすめポイントはどこですか？

永松　1番の「はーい、みなさん聞こえてますかぁ？当機はまもなく離陸しまーす！」のところは、かわいさもかっこよさもある曲調なんです。その雰囲気がすごく好きだし、メンバーの歌い方もしっくりきていて、振り的に私はずっと下を向いてるんですけど、 “楽しいな～”って顔をしながら聴いています。

――ひそかに笑っているんですね（笑）。

齋藤有紗　あと、イベントでは曲に合わせてファンの方が手拍子してくれていたんですよ！曲自体がフラメンコっぽくなっている部分で、皆さんその拍にちゃんと合わせてくれて……。

日比野　しかも裏拍を取ってるんだよね！珍しい（笑）。

齋藤　そうそう！ちょっと難しいのに「それでも盛り上げたい！」って気持ちでたたいてくれてるんだろうなと思ったらうれしくて。しっかり細かいところまで楽しんでくださっているから、私たちもすごく楽しいです！

佐々木楓菜　今回から「リハーサル企画」も始めたよね！

全員　あ～、確かに！

佐々木　毎回リリースイベントでは、ファンの方がいる状態で公開リハーサルをやらせてもらっているんですけど、今までリハーサルでやる曲はその日のセットリストから選んでいたんです。でも、今回から「リハーサル企画」と題して、普段なかなかライブで披露できない曲をランダムで音響さんに流してもらって、その場でパッと踊る……っていうのをやってます。“リリースイベント”というファンの方が集まってくれるイベントだからこそできる企画だし、ワチャワチャ感を味わってもらえるので、新たな試みだけど楽しんでもらえてるんじゃないかなって思います。

齋藤　久しぶりにやる曲もあるので、「あれ？これどんな振りだっけ!?」「ポジションどこだっけ!?」ってなったりします（笑）。

佐々木　ぶつかったりするよね（笑）。今だったら普通には絶対できない夏曲を流していただいたこともあって、そのときはファンの方も「わ～！」って沸いてくれました！