2025年01月30日 19時20分
レポート
2025年01月30日 19時20分
レポート
会場を虜にした中島健人
本日1月30日、東京・東急プラザ渋谷で開催された「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」のメディア先行内覧会に、本展覧会のスペシャルコラボアーティストを務める中島健人が登壇しました。青みがかった銀髪に、グレーを基調とした衣装を身にまとった中島がステージに現れると、その異次元の美しさに報道陣のカメラのシャッター音が鳴り止みませんでした。
2月1日から開催される「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」は、葛飾北斎が生きた江戸の浮世にタイムスリップしたような新感覚が味わえる「映像×サウンド×触覚」の次世代型イマーシブ展覧会です。葛飾北斎にどんなイメージを持っているか聞かれた中島は、「日本が世界に誇れる、“ジャパニーズアートアイコン”だと思っております。僕らの世代もやっぱり北斎のように芸術表現を多くの海外の方々に届けたいという気持ちがあるので、“北斎先輩”としてリスペクトしています」とコメント。また、「個人的なことなんですが、北斎さんは、中島の姓を名乗っていた時期がありまして。このような機会をいただけたのは、そのご縁あってのことなんじゃないのかなと思ってます」と北斎先輩との不思議な縁について明かしました。
「江戸時代にタイムスリップしたらやってみたいことは?」と聞かれると、「江戸アリーナというものがあったら、江戸アリーナでライブがしたいですね!」とニッコリ。しかし、突然の“ケンティー節”にうまく反応できなかった報道陣……。「皆さん、もっと笑ってもいいんですよ(笑)?」と中島に苦笑いをさせてしまいました。続けて中島は、「この間も僕はライブをやらせてもらったんですけど、北斎さんも多くの表現をお客さんに届けることによって、自分の芸術性みたいなものをレベル上げしていった気がするんですね。なので、僕も江戸にタイムスリップしたら、何かしらお客さんの前で表現をする人生を過ごしたいなと思っています。で、その帰りに江戸前寿司を食べるっていう。それがめちゃくちゃ楽しみです!」と愛嬌たっぷりに答えました。さらに、「歌川広重さんも腕を組んで客席で見てるんじゃないですか? 『彼、いいね〜!』って感じで」と楽しい妄想が止まらない様子。会場に笑いが広がると、「徐々に僕の毒が回ってくると思うので、お楽しみに!」とキラキラしたケンティースマイルを見せてくれました。
北斎の浮世絵を現代の最新技術で“生まれ変わらせた”展示会にちなみ、「もしも生まれ変わったらなりたいものは?」という質問には、「光源氏。モテの極致を体験してみたいですね」と回答。「もしかしたら光源氏の生まれ変わりなのでは?」と司会者から投げかけられると、「だとしたら、辻褄も合いますよね? 有明アリーナで楽しいライブができたので。だから『江戸アリーナでライブやりたい』っていう僕のさっきの発言も、辻褄が合います。北斎先輩が今ここにいたら、『何言っとるんじゃ?』って言われると思いますけど(笑)」と先程の“江戸アリーナ”発言を、まさかの伏線回収! さすがの秀逸なコメントに、この頃にはもうすっかり会場全体がケンティーに夢中になっていました。
アーティストとしてインスピレーションを受けるものについては、「ライブやフェスだったりとか、熱量のあるステージを体験した直後にクリエイティブなものが生まれやすい気がしてます。ただ、僕は移動中にアイデアが生まれたりするんですよ。例えば飛行機の中とかで結構思い浮かぶので、思い浮かんだメロディーをスマートフォンに録音しておくんです。で、家に帰ってそれを聴いてみたら、ほぼ飛行機の騒音で聞こえないっていう……(笑)。かすかな音で、それを辿るんですね。なので自分の聴力はすごく向上したような気がします(笑)」と笑いを交えつつ話しました。
今回の展示会のように中島が最近“没入していること”については、「シルクですね」と回答。「去年新しいスタートを切ってから、いろんなステージに立つ、そしてその表現をする密度みたいなものがさらに濃くなっていったんです。で、ちゃんと睡眠を取らないといけないなと気遣うようになって、ベッドシーツをシルクに変えました。シルクで寝る時の心地良さがもう、たまらなくて。パジャマもシルクにして、シルクに挟まれながらいつも寝ています」と明かします。司会者から「あとは枕と上掛けがシルクになれば完璧ですね」と言われると、「あ、もう枕も上掛けもシルクです。北斎先輩にも寝てほしかったですね! オススメしたいです」と笑顔を見せました。
またトークセッション後に行われた報道陣からの質疑応答にも、全てにおいて“ケンティー全開”で真摯に、丁寧に回答する姿が印象的でした。「タイムスリップがテーマの展示会にちなみ、北斎さんが現代に来たらどんなコラボがしたいですか?」という質問には、「ドラマの日曜劇場とかでコラボしたいです。北斎さんが重役で、僕が平社員。重役である北斎に対して自分が勝ち進んで最終的に対決するっていう、“対決もの”の作品に北斎先輩と出てみたいですね」と語りました。
さらに「北斎は改名を繰り返してますが、芸名を変えたいと思ったことは?」と聞かれると「僕、ライブのリハでは最近、“N”って呼ばれてます(笑)」と明かします。「演出と振り付けを担当してくださってるTAKAHIROさんがライブのリハにいらっしゃったんですけど、『N』って呼ばれて『はい!』って普通に反応してしまったので、多分自覚はあるんだと思います(笑)。なので改名するんだったら『N』なんですけど、もはや『N』って呼ばれてますね」とコメント。「その場合はファンからは“エヌティー”って呼ばれるんですか?」と投げかけられると、「“エンティー”でもいいかもしれませんね。“ティ”がついてたら僕なんで、大丈夫です(笑)」とさすがの回答で会場を沸かせました。
さらに「北斎は70歳を超えてから代表作を発表していますが、70歳頃は何をしていると思いますか?」との質問には、「僕は100歳で人生の幕を閉じることをなんとなく想定してるので、まだ全然バリバリに、多分生きてると思います。なので、一旦宇宙でも行っときますかね!」と笑顔を見せます。「多分この先50年、60年でいろんなシンギュラリティーが起きて、いろいろ形成逆転していく中で、宇宙に行く技術もきっと向上していると思うんです。なので、宇宙に行ってライブができたらいいなって」と、70歳になってもバリバリ現役で活動してくれることを宣言してくれました!
そして、展示会に来場したお客さんがSNSにアップする時のオススメのポーズをリクエストされた中島は、波に見立てた“神奈川沖浪裏ポーズ”を考案! 「気付いてます? 今、このポーズやってる時に手震えてました(笑)」とキュートな照れ笑いを見せました。短いトークセッションの合間に、これでもかというぐらい“ケンティー節”を披露してくれた中島。サービス精神たっぷりな姿に会場はすっかり虜となっていました。
「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」は2月1日~6月1日の期間、東急プラザにて開催。葛飾北斎が生きた江戸の浮世に、ぜひタイムスリップしてみてはいかがでしょうか?
取材・文:紺野真利子
撮影:藤木裕之
2025年2月1日(土) ~ 2025年6月1日(日)
会場 東京都 東急プラザ渋谷3階
開館時間 11:00~20:00
※最終入場は19:10
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