2025年02月26日 17時00分
インタビュー
2025年02月26日 17時00分
インタビュー
THE RAMPAGEが幻冬舎とタッグを組み、12カ月連続でメンバーをフィーチャーした書籍を刊行する企画「GL-16〜THE RAMPAGE BOOKS〜」。その第8弾は、パフォーマー・陣さんによるエッセイ本「JOKER」です。陣さん自身の歩んできた道のりはもちろん、THE RAMPAGEというグループそのものについてもじっくり語られた充実の一冊。「RAMPAGEでなかった自分が想像できない」と語るグループ愛の強いリーダー・陣さんに、本書に込めた思いやメンバーとの最新のエピソードなどを尋ねました。
——かなりのテキスト量でしたが、一気に読んでしまいました。
ほんとですか。インタビューを受けたときも「すごい長かったよね」と言われたんですけど、普段からよくしゃべるので、全然長く感じなかったです(笑)。
——陣さんのことも、THE RAMPAGEのことも知ることができますし、読むと皆さんのことをさらに好きになるような内容でした。
ありがとうございます。いつも通り自分の思ったことや考えていることを話させてもらったので、そう言っていただけるとうれしいです。
——ご自身で改めて文字になったものを読み直してみて、いかがですか?
自分ではちょっと小っ恥ずかしいような気持ちでした(笑)。でも、まだどこか本を出すという実感が湧かないというか。“僕の人生こうなんやで”とか“THE RAMPAGEこうなんやで”っていうだけじゃなくて、読んでくれた人たちが自分のことに置き換えてくれたらいいなという思いがあるので、手に取ってくださる皆さんの反応を見て初めて実感が湧いてくるのかなという気がします。受け取った人たちに「読んでよかった」と思ってもらえたらそれが一番です。
——最初にこの「GL-16」シリーズで何か出すと決まったとき、ご自身からはどういう提案をされたのですか?
「陣として何か出したいものはありますか?」と聞かれたとき、題材はやっぱりTHE RAMPAGEのことかなとパッと浮かびましたね。自分がリーダーやし、自分にしか書けないもの、出せないものがあるんじゃないかなと。これは自分が書くべきなのかなと思って、そう提案させてもらいました。
——EXPG時代のこと、THE RAMPAGE結成からこれまでのこと……。本書の制作にあたり、改めてここまでの道のりを振り返られたと思いますが、昔を思い出して感慨深くなりましたか?
めっちゃなりました。今となっては、つらいことも全部含めてよかったと思うことばかりですね。いろんなことがありましたけど、RAMPAGEのメンバーって、他人と比較してひねくれたり、誰かを蹴落とそうと考えたり、そういうことが全然なくて。何かあったときは自分たちで考えて戦って、一つずつ積み上げてきたんだなと改めて思いましたし、それをファンの皆さんにも感じ取ってもらえたらうれしいです。
——地元・大阪でお世話になった方たちも登場されていますが、これも陣さんのアイデアですか?
そうですね。コメントをもらうだけじゃなくて、大阪に行って直接お話させてもらえないですかとお願いしました。ちゃんと自分でその場に行って、そこの空気感でしゃべりたかったんですよね。
——ご家族はもちろん、恩師の方や、整体師の方など、本当にいいお話がいっぱいでした。
今になってすごく感じるんですけど、東京に出てきてから、この本で紹介させてもらった人たちくらいの温かい人と出会っているかというと、そんなに出会っていないんですよね。だから、大阪時代の約20年は本当に恵まれていたなと思って。今、地元に住んでいる人たちには、周りの方々を大事にしてほしいですね。僕、学校行事のことは全く覚えてないんですけど、先生から言われた言葉はすごく覚えているんです。それぐらい影響を受けたし、今の自分を形成する上でみんなの存在って本当に大きかったんだなと思いますね。
——大阪には今でもよく帰られますか?
姪っ子に会いに、よく帰ってます。なんなら大阪で仕事が入った場合は前日入りして、1日遊ぶために会いに行ったりもしてますね。今2歳なんですけど、子どもってどんどん成長していくじゃないですか。今しか見られない姪っ子の成長を常に味わいたいんですよ。ホンマにかわいくて!
——なんて呼ばれてるんですか?
「じん」です。両親が、僕が帰ったときに呼びかけられるように、「これ陣やで」って写真を見せながら教え込んでくれたらしくて。もうかわいくてたまらないです。
——本書にも写真が載っていましたが、本当にかわいいですよね。他に、大阪に帰られたときよく行く場所、ファンの方に訪れてほしいおすすめスポットなどはありますか?
かつてバイトしていた「吉鳥」かな。RAVERS(THE RAMPAGEのファン)の皆さんも、ライブの後とか翌日にぜひ行ってみてください。僕が働いていた場所でライブの話で盛り上がってくれるってやっぱりうれしいので。料理もマジでおいしいですし、おすすめです!
——タイトルの「JOKER」というのは、ご自身の案ですか?
これは編集担当の方が考えてくださったものです。最初は自分で付けようと思って考えていたんですけど、めっちゃ難しくて。大阪に行ってお世話になった方々に会ったりすると、エモいモードになっちゃって。「“人との出会い”っていうのを言葉にできへんかな、『夢旅』みたいな……」とかいろいろ考えたんですけど(笑)、なんか違うなと。
それで編集担当に相談したら、5、6個案を出してくださって、その中からこれいいな! と迷いなく選んだのが「JOKER」でした。“ジョークを言う人”という意味にもとれるし、トランプのジョーカー=切り札という意味にもとれる。自分で言うのはめっちゃ恥ずかしいですけど、“切り札”と言ってもらえて、「そう思ってもらえてるんや」ってうれしかったですね。ジョーカーってちょっとクールなイメージもあるので、それはTHE RAMPAGEの陣にバッチリハマるなと思いました。
——改めて、陣さんにとってTHE RAMPAGEとはどんな存在ですか?
人生で一番うれしかったのはTHE RAMPAGEに出会えたことなんです。THE RAMPAGEになったことで、いろんな経験をさせてもらえて、人生が豊かになって、もうTHE RAMPAGEでなかった自分が想像できない。自分=THE RAMPAGEみたいな、それぐらいの大きな存在ですね。
1994年4月28日生まれ。大阪府出身。総勢16名からなるTHE RAMPAGEのパフォーマー兼リーダーを務める。2014年、「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」にてTHE RAMPAGEの候補メンバーとして選出。同年9月に開催された武者修行ファイナルで正式メンバーとなる。2017年1月25日、1st SINGLE「Lightning」でメジャーデビュー。現在、ラジオ番組「WEEKEND THE RAMPAGE」(BAYFM78)、「JUMP UP MELODIES TOP20」(TOKYO FM)でパーソナリティーを務めるほか、「MA55IVE BASE」(フジテレビ)にMCとして出演中。俳優としては、2022年に「HiGH&LOW THE WORST X」にて映画初出演。ほか、1人舞台「Slip Skid」(‘23年)、舞台「芸人交換日記」(‘24年)などに出演。
2025年2月20日(木)
幻冬舎刊
ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEでパフォーマーを務め、グループのリーダーの一人として16人をまとめている陣の1stエッセイ。トーク力に定評があり、ラジオやバラエティー番組でも活躍、グループ内でもMCを担当することが多い陣がTHE RAMPAGEの10年を語り尽くす。熱血で人情味にあふれ、時に涙もろい……そんな愛されリーダー・陣が見つめるメンバーたちの素顔とは。これまで明かされることのなかったグループの歴史や、メンバーとの関係性、今だから話せるマル秘エピソードなど、グループのことを誰よりも熱く思い続けてきた陣だからこそ知る、THE RAMPAGEの裏側が明らかに。笑って、泣けて、THE RAMPAGEのことがもっと好きになる、ファン必読の一冊。
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