2025年02月25日 14時35分
「怖い絵本」シーズン8。塩野瑛久、齋藤潤、芋生悠が10分で恐怖へ誘う

「怖い絵本」シーズン8 メインビジュアル
大人も震え上がってしまう子ども向けの絵本を俳優が朗読し、ドラマ化した10分の番組「怖い絵本」のシーズン8が、NHK Eテレにて3月1日21時より放送されます。今回は大河ドラマ「光る君へ」の塩野瑛久、映画「カラオケ行こ!」の齋藤潤、ドラマ「極悪女王」の芋生悠がそれぞれ出演する新作3本です。
塩野は、玄関の扉を開けると響く「きいきい」という音の正体に驚がくする絵本「ちょうつがい きいきい」を朗読。ドラマでは、頭の中で「きいきい」という音が鳴り続け苦しむ男を演じます。
塩野瑛久コメント
皆さまがこれまでの人生で耳にしたことがあるであろう"音"が今回のテーマとなっております。いつから聞き慣れたのか、そもそも疑問に思ったことがあったのかも今となっては思い出せません。撮影中、この絵本をより理解するために隅から隅まで目を凝らして読んでみると、なんとも考察しがいのあるポイントがいくつか出てきました。皆さまも、ドラマと共に絵本を手にしてよく読んでみてください。
齋藤は、一人で倉庫に入った「ぼく」が白い足を見つける「おんなのしろいあし」に出演。ドラマでは、友人とこたつで足が触れ合うたびにドキドキする年頃の少年・ソラを演じます。黒い本を読み終えたソラは、こたつの中で何を見たのでしょうか……。
齋藤潤コメント
絵本に関わる懐かしさを感じながら、演じさせていただきました。自分の声を絵本の世界観にどうのせるのが良いのか不安がありましたが、監督から「意識しすぎずに」と言葉をいただき、リラックスして読むことができました。冒頭は「おんなのしろいあし」の世界観から少し離れた、他愛もない時間が流れますが、物語を読み終えた後の「おんなのしろいあし」と僕が演じるソラのいる場所が共存する世界を楽しんでいただきたいです。
誰かを呪う力が手に入る不気味なおめんにまつわる絵本「おめん」は芋生が朗読し、ドラマに出演します。会社で働く女性(芋生)が後輩や先輩と仲良く会話をしながら陰ではSNSで不満をつぶやくという、現代に合ったシナリオで恐怖へ誘います。
芋生悠コメント
現代の絵本ですが、大人になって読んでみると怖いあのお伽話のような、深層心理に働きかける恐ろしさがあります。
実写パートは元のお話をより日常に落とし込んでいるので、他人事ではなくて更に恐ろしいです。
毛羽立った部分を素手で逆撫でされるような感覚になりました。お芝居と朗読をその日のうちにどちらもやれるのも凄く新鮮で、とても楽しい企画でした。
必見です。
「怖い絵本」シーズン8(NHK Eテレ)
2025年3月1日(土)21:00~21:30
再放送:2025年3月6日(木)14:35~15:05
「ちょうつがい きいきい」
出演:塩野瑛久 / 中村シユン
「おんなのしろいあし」
出演:齋藤潤 / 近藤華
「おめん」
出演:芋生悠 / 尾碕真花 / 岩本えり

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