千賀健永は“おまうる”オファー!? 転生×復讐ドラマ「愛人転生」の裏側を語る

ドラマ特区「愛人転生 ―サレ妻は死んだ後に復讐する―」の先行上映＆トークイベントが9月4日に開催され、同作に出演する香音、千賀健永（Kis-My-Ft2）、小島藤子、佐藤大樹（FANTASTICS）が登壇しました。

「愛人転生 ―サレ妻は死んだ後に復讐する―」は、夫・悠太（千賀）と義両親に虐げられていた主人公・真山千里（小島）が、悠太の愛人・三井瑠奈（香音）に転生して夫を破滅へと導いていく痛快な“転生×復讐劇”。

9月5日に放送される第1話の先行上映後に行われたトークイベントでは、作品についてや撮影の裏側までさまざまなトークが繰り広げられました。

現場では千賀がムードーメーカー！ 美容知識で共演者の心をつかむ

「愛人転生 ―サレ妻は死んだ後に復讐するー」トークイベントに出席した（左から）佐藤大樹、香音、千賀健永、小島藤子

出演オファーを受けた際の感想として、千賀は「僕が某番組で言った『お前さ、うるさいんだよ』というフレーズが脚本の中に入った状態で送られてきて（笑）」と自身の発言をきっかけに出演のオファーがかかったエピソードを披露。

FANTASTICS・佐藤大樹

今年1月から放送されたドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」に出演し、今作では主人公・千里へ密かに想いを寄せていた大学の同期・井上宗二郎役で出演する佐藤は、「今年の頭はサレ夫の味方につく役だったんですけど、今回はサレ妻の味方になれるということで、どこまでも皆さんのヒーローになりたいという一心でこの作品に挑みました！」と出演が決まった際の意気込みを語ってくれました。

小島藤子

脚本を読んでの感想を聞かれると、小島は「ここまで楽しい気持ちになって読める台本ってなかなかないなと思って、すごくワクワク度が増しました」と話すほど、衝撃的な展開が続く脚本を何度も読み直したそう。

香音

不倫相手・瑠奈と瑠奈に転生した主人公・千里という二人のキャラクターを演じた香音は、約1カ月間の撮影期間を終え、「1日で何回も人間を入れ替えていたので、演じるのはすごく難しかったんですけど、すごく『今生きてるな』って毎日思ってました！」と怒涛の日々を振り返りました。

撮影時のエピソードを聞かれると、撮影の合間、千賀が佐藤にEXILE「Rising Sun」のサビの振り付けを教わったエピソードから、実際にステージ上で佐藤がダンスパフォーマンスを披露！

イベントでダンスを披露する佐藤大樹

一方、佐藤も「帰りの車で（Kis-My-Ft2の）『SHE! HER! HER!』やりましたよ！」と、事務所の垣根を超えた二人のやり取りを聞かせてくれました。

また、現場では千賀がムードーメーカーとなっていたというエピソードも。千賀の得意の美容トークを聞いた佐藤と香音は「教えてもらったもの（美容アイテム）は全部買いました」と千賀を盲信しているようで、そんな二人を見て「大丈夫かな、この子たち」と心配していた小島。それに対し、千賀は「純粋な目で聞いてくれるんですよ……！」と訴えます。そんな4人のやり取りから、笑いの絶えない現場だったことが伝わってきました。

そして、本作にちなんで「転生したいもの」を聞かれると、一番最初に回答した佐藤の答えは「ウーパールーパー」。自身も過去に飼っていたそうで、「本当に何が幸せで生きてるのかわからないんですよ。でもすごく幸せそうな顔をしてるから、一回転生してどんな気分なのかちょっと味わってみたい（笑）」と笑顔で答えます。

続く香音が「いい香りのものが好きなので、職人側になってみたい」から「香水」、猫を飼っている小島は「お休みの日に一緒に過ごしてると、1日の半分以上寝てるんですよ。めっちゃめちゃうらやましい」という理由で「猫」。

最後に答えた千賀は「玉森（裕太）になりたい。会えば会うほどかっこよさが増してるし、背も高いし、肌もめちゃめちゃきれいなんです」と自身のグループのメンバーを大絶賛。さらに「転生させてください!!」と懇願し、会場には大きな笑いが起こりました。

また、第1話の印象的なシーンについて語る場面では、クランクインで“おまうる”を浴びた小島がその衝撃を告白すると、話題は第1話ラストシーンの話へ。なんと、千賀は寄りのカットを5パターン撮影していたけれど、実際に使われたのは引きの画になっていたことに衝撃を受けていたそうで、「あそこだけちょっと編集が気になりました（笑）」と笑います。しかし、ヒール役を演じるために、監督と試行錯誤しながら役作りをする千賀の今作に対する熱量が伝わってくるエピソードでした。

小顔すぎる共演者たちへ嫉妬！ 撮影を終えた今だから言えること

後半は、本作のセリフにちなんだ質問にフリップで回答していきます。

「俺には、〇〇が必要なんだ」という悠太のプロポーズのせりふにちなんだお題では、自身が生きていくために必要なものを回答。

肉好きの一面を披露した小島

「肉」と答えた小島は、ひとり焼肉に行くほど肉が好きとのこと。赤ちゃん向けのお菓子「ハイハイン」と答えた香音は、大好きすぎて撮影現場に差し入れとして持ってきたことがあり、それをきっかけに千賀がハマって大量買いしていたことを明かします。

美容男子として知られる千賀はむくみ対策のぶっぱい茶と回答

千賀は「ぶっぱい茶」と回答。むくみに効果的で自身も撮影中に活用していたと熱く魅力を語ると、「（ぶっぱい茶よりも）ドラマを布教してください！」と佐藤からツッコミが……！ 最後は佐藤が「サウナ」と答え、千賀とも一緒にサウナへ行く約束をしていると教えてくれました。

続いては、「お前さ、〇〇なんだよ」という、千賀のオファーのきっかけになった名せりふにちなんだお題。共演者へ今だから言えることを“おまうる”に乗せて伝えます。しかも、この回答は一人ずつ立って悠人の“おまうる”を再現しながら回答することに！

トップバッターの香音は、佐藤へ向けて「お前さ、プロすぎるんだよ」と回答。「ラーメンって食べますか？」と聞いたところ、「絶対食べないよ！」と一刀両断し、どこでも寝れるという香音に「僕は恥ずかしくて絶対寝れない。家に帰るまでが佐藤大樹」と語るプロ意識の高さに感服したそう。

佐藤のプロ意識の高さを痛感したと語る香音

続く佐藤は、「お前さ、趣味が合いすぎるんだよ」と香音へ。サウナと釣りが好きな佐藤は、同じくサウナに通っていて、さかなクンと番組で共演している香音が女性で初めて趣味の合う人だったと語りました。

サウナと釣りが趣味と語る佐藤

小島の答えは、千賀へ「お前さ、面倒見よすぎなんだよ」。小島と香音が「パンケーキ食べたいね」と話していたところ、それを聞いた千賀が空き時間にパンケーキを買ってきてくれたエピソードを披露します。千賀は「パンケーキを買っていったら、みんな俺のこと好いてくれると思った」と本音を漏らすと、佐藤から「一気にカリスマ度落ちましたよ！」と、ここでも鋭いツッコミが入ります。

そして、大トリはやはりこの人。千賀がしっかりと白目を見せて本家の“おまうる”で答えたのは「お前さ、中顔面短すぎるんだよ」。小顔な共演者たちと一緒にカメラに映ると、自分の顔が長く見えると不満を吐露します。二人で映るときやTikTokの撮影時は一歩下がるようにしていると明かしました。

最後には、千賀が「転生と復讐と不倫、この3つがこんなにいいバランスでドラマ化されてるものって今まで見たことがないですし、すごくスケールもでかくて、次の展開がまったく読めなくて、早く次が見たいと思ってもらえるようなドラマになっていると思います」「『お前さ、うるさいんだよ』と思ってもらえるような演技ができるよう頑張っておりますので、ぜひ皆さん僕のこと嫌いになってください！」というメッセージで締めくくり、イベントは終了しました。

_{取材・文：久野麻衣（t-press）}

_{撮影：桝田涼太}