2025年03月26日 08時00分
インタビュー
2025年03月26日 08時00分
インタビュー
ベストアルバムや2度目のワールドツアー、今後の展望について語ってくれたAdoさん
2025年4月9日、自身初となるベストアルバム『Adoのベストアドバム』をリリースするAdoさん。2020年10月リリースのメジャーデビュー曲「うっせぇわ」を始め、Adoさんの楽曲のなかでもとくに再生回数の多い人気曲、さらにCMタイアップとしてすでに話題を集めている新曲2曲を含む全40曲を収録した本作のキャッチコピーは、「全部、勝負曲。」。衝撃のメジャーデビュー以降、日本のみならず世界の音楽界を揺るがすAdoさんの約5年間を濃縮した1枚となっています。
インタビューでは、約5年間の活動を振り返るとともに、4月26日の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演を皮切りに世界30都市以上をめぐる自身2度目のワールドツアー『Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll』への意気込みを聞きました。
――2020年10月のメジャーデビュー以降、最も印象深かった出来事を教えてください。
たくさんの思い出がありますが、とくに印象深い出来事は2022年に行ったさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブです。これはやはり外せません。「さいたまスーパーアリーナでライブをする」という、自分にとって1番の夢が叶い、自分自身の人生にも大きな影響を与えた1日でした。とても印象に残っています。
――4月から、2度目となる世界ツアー『Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll』が開催されます。現在、どのようなお気持ちでいらっしゃいますか。
日本人アーティストとしてはこれまでにない規模の世界ツアーということで、私自身、ものすごく楽しみな気持ちでいっぱいです。30都市以上の公演の中で、日本人の歌い手、日本人のアーティストとして、世界の皆さまに日本の魅力や日本の文化、日本の音楽の強さを伝えることができたらいいなと思っています。小さな小さな火である“Hibana”、このタイトルのように、大きな火のきっかけになる、そんなツアーにしたいと思っています。
――世界ツアーに向け、現在はどのようなことを準備されていますか? ツアー先でさまざまな場所を訪れると思いますが、楽しみにしていること、前回のワールドツアーで印象的だった訪問先の思い出を教えてください。
やはり体力や健康面が第一になってくると思いますので、最近は早寝早起きを心がけています。歩ける時間があれば歩いて、筋トレを頑張っています。今回のツアーでは、前回のツアーでは訪れなかった国や都市に足を運ぶのですが、イタリアに行けることを楽しみにしています。映画や教科書でしか見たことのない風景をこの目で見られることが楽しみです。前回のワールドツアーでも、あちこちを観光することができたのですが、中でもフランスが面白かったです。サント・シャペルに行ったあと、歩いてセーヌ川に行って、ルーブル美術館に行って、パリの大通りを歩いて……。私はココ・シャネルを尊敬していますので、本店に足を運び、実際にショーを行った憧れの階段を見ることもできました。その後は凱旋門まで歩いて、頂上までの何百段という階段を上りました。3~4万歩は歩いたと思いますが、フランスを楽しんだ時間は、ものすごく思い出に残っています。
――この度リリースされる『Adoのベストアドバム』についてお聞かせください。新曲が2曲、収録されていますが、それぞれどんな曲になりましたか。
ジョージアさんとのタイアップ楽曲「わたしに花束」は、HoneyWorksさんに書き下ろしていただきました。出勤前や通学前など、頑張りたい朝に聴いていただきたい楽曲です。皆さまの背中を押すような、元気にあふれたすてきな楽曲になっていますので、たくさんの世代の皆さまに聴いていただきたいという思いがあります。そしてもう1曲は、丸紅さんとのタイアップ楽曲「ロックスター」。すでにCMも放映されています。この楽曲は、jon-YAKITORYさんに書き下ろしていただきました。最近では、ロックと言えばjon-YAKITORYさんというくらいお世話になっているのですが、「ロックスター」も、聴いていて心が燃えたぎるような、かっこいい楽曲です。すごくライブ映えすると思いますので、いつかライブでこの楽曲を歌うことをとても楽しみにしております。
――収録される40曲のなかで、デビュー当時の自分に聴かせたい曲はありますか?
難しいですが……やはり、「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」です。憧れの歌い手であるまふまふさんに書き下ろしていただいた、私の中で本当に特別な楽曲です。そして、私はボカロ楽曲に支えられてきて今に至るので、ずっと大好きな初音ミクさんと一緒に同じ楽曲を歌えたことは、自分の原点に帰るような経験でした。デビュー当初の自分にこの楽曲を聴かせたら、感動で横転してしまうんじゃないかと思います。
2025年4月9日(水)発売
完全数量限定:デラックスBOX盤 (2CD +Blu-ray/DVD)
※UNIVERSAL MUSIC STORE(国内)& Ado Official Music Shop (海外)限定販売
初回限定:『喜劇』盤 (2CD + Blu-ray/DVD)
完全数量限定:シャカシャカアクリルチャーム盤(2CD)
通常盤(2CD)
2020年10月リリースのメジャーデビュー曲「うっせぇわ」をはじめ、Adoの楽曲で多く再生されている曲を中心にセレクト。新曲の「わたしに花束」、「ロックスター」のほか、YouTubeおよびニコニコ動画のみで視聴可能だった楽曲「Hello Signals」も収録。2枚組、全40曲。完全数量限定デラックスBOX盤・初回限定『喜劇』盤には、2022年4月4日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で開催した初ライブ「喜劇」の映像を収録。
CD
DISC1
01.うっせぇわ
02.阿修羅ちゃん
03.夜のピエロ
04.クラクラ
05.ショコラカタブラ
06.unravel
07.私は最強
08.ウタカタララバイ
09.マザーランド
10.向日葵
11.新時代
12.ギラギラ
13.ルル
14.Episode X
15.FREEDOM
16.ロックスター
17.唱
18.いばら
19.Value
20.心という名の不可解
DISC2
01.初夏
02.Hello Signals
03.逆光
04.リベリオン
05.MIRROR
06.アタシは問題作
07.行方知れず
08.愛して愛して愛して
09.Tot Musica
10.DIGNITY
11.会いたくて
12.エルフ
13.永遠のあくる日
14.レディメイド
15.ラッキー・ブルート
16.過学習
17.オールナイトレディオ
18.わたしに花束
19.踊
20.桜日和とタイムマシン with 初音ミク
Blu-ray / DVD
・伝説の初ライブ『喜劇』at Zepp DiverCity
Ado『Adoのベストアドバム』通常盤
22歳の歌い手。2020年に「うっせぇわ」でメジャーデビューを果たし社会現象に。2022年1月に発売した1stアルバム『狂言』や主題歌/劇中歌を含む全7曲の歌唱を担当した映画『ONE PIECE FILM RED』の楽曲を収録したCDアルバム『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』もランキングを席巻しロングヒット。2024年2月からは世界ツアー「Wish」、4月には女性ソロアーティストとして初の国立競技場でのライブ、Ado SPECIAL LIVE 2024「心臓」を開催した。7月からは初の全国アリーナツアー “Ado JAPAN TOUR 2024『モナ・リザの横顔』”を開催。7月には自身2枚目となるオリジナルアルバム『残夢』を発売し、10月24日には自身初となるCDシングル『桜日和とタイムマシン with 初音ミク/初夏』を発売。2025年にはメジャーデビュー5周年イヤーを迎え、4月には自身初のベストアルバム『Adoのベストアドバム』発売、自身2度目となるワールドツアー『Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll』がスタートする。
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