2025年04月05日 12時00分
インタビュー
2025年04月05日 12時00分
インタビュー
ドラマ「いつか、ヒーロー」で、主人公の赤山誠司を演じる桐谷健太さん
20年間消息不明だった謎の男が、夢を失くした若者たちと共に腐った大人を叩きのめす。4月6日スタートのドラマ「いつか、ヒーロー」で主演を務める桐谷健太さんに、演じる役柄やご自身が思うヒーロー像、これまでの俳優人生についてなど、さまざまなお話を伺いました。エネルギッシュかつ含蓄のあるお話からは、桐谷さんが幅広く人気を呼び続ける一端が垣間見えます。
――本作は、「コード・ブルー」や「BOSS」シリーズなどを手掛けた林宏司さんのオリジナル脚本です。桐谷さんは児童養護施設の職員・赤山誠司を演じられていますが、脚本を読まれてどのように感じましたか?
撮影に入る前に児童養護施設について調べたり、映画やドキュメンタリーもいろいろ見た中で、自分の知らなかったこともたくさんありました。他にも下準備はしっかりしながらも全力で体当たりしていかないと太刀打ち出来ない人物だと感じました。ドラマを見た方が元気を出せたり、明るい気持ちになったり、何かを考えたり感じたりできる作品になればとてもうれしいです。
――演じる赤山の人物像については、どのような印象でしたか?
すごく大変な人生を歩んでいます。その中で笑ったり、落ち込んだり、一人で悩んだりはしているんでしょうけど、それでも前を見て進んでいく。面白い人物だと思います。今の世の中はどちらかというと、スマートさや何でもできることが評価されていて。もちろんそれもすごいことですけど、赤山は這いつくばってでも立ち上がって、それが周りにも伝染していく。滑稽にも見えるし、ダサい、暑苦しいと感じる人もいると思います。そこが1周回ってかっこいい。こいつ生きているんだな、という感じが僕は好きです。
――桐谷さん自身と重なるところはありますか?
どんな役でも自分が演じる限り、体も声も自分を使うわけですから、きっと被るところはあると思います。だからこそ、自分が出せるものはすべて使う。重なる部分があるなら、そこは全部出せばいい。今はそんな意識でいます。
――桐谷さんの中でのヒーロー像はどんな変遷がありますか?
かっこつけた言い方になるかもしれませんけど、「こういう自分でありたい」という思いがあれば、そこにヒーローがいる。だから誰でもなれる、と思っています。「あの人になりたい」だと難易度が高くなりすぎますけど、自分でこうありたいと思ったなら、そうなれる可能性はすごくあって。
――ビジョンをイメージできるなら叶う、という話も聞きます。
何でもいいと思うんです。たとえば、天気がいいだけで幸せを感じる自分、でもいい。他人が見たら「どこがヒーローなの?」というものでも、天気くらいで気持ちよくなれるなら、道ですれ違う人にも幸せを与えられるかもしれない。ちょっとした笑顔で人が救われるかもしれない。そんなヒーローには、みんななっていける。だから、「いつか」ヒーローと付いているのも面白いなと思います。今は自分をヒーローと言えなくても、そうなりたいと思ったなら、おのずとそっちに近づいていきますから。自分で止めない限りは。
――桐谷さんはどんな自分でありたいと思ってきたのでしょうか?
子どもの頃から自然と触れ合ったり、映画を見たり、人と出会ったりして、いろいろなものを抜粋してきたと思うんです。その人全部に憧れるのではなく、どこか一つの部分をいいなと感じたこともあるでしょうし。そういうものをどんどん自分に肉付けしている感覚かもしれないです。
――映画だと、どのような作品でそういったものを見出しましたか?
子どもの頃は、この映画のこのキャラクターみたいになりたいというより、「俺は何でこの映画に出てないんだ?」と思ったんです(笑)。
――それが5歳のときに見た「グーニーズ」だそうですね。
自分がそこにいなくて悔しいという気持ちが、俺はそっちにいきたいんだということを教えてくれました。その繰り返しですね。高校のときはコンビニで「何で俺が表紙の雑誌がないんだろう?」と思ったり。そりゃ撮ってないからないんですけど(笑)、それなら自分で……と、友だちと一緒に「KEN'S NON-NO」という本を作りました。
――桐谷さんらしいエピソードです。
ヒーローってあまり落ち込んでいるイメージがないですよね。人間は落ち込みもするけど、それを気付きの時間にできればいいなと、すごく思っています。何か悔しいことや悩みがあっても「何でこうなるんだ……」ではなく、「じゃあ、どうする?」というほうに視点を変えれば、いい起爆剤になるので。
2025年4月6日(日)スタート 毎週(日)22:15~23:09
児童養護施設の職員・赤山誠司(桐谷健太)は、恵まれない環境で育ちながらも将来の夢や希望を抱く子どもたちの姿を見て、未来を信じていた。ある日、とある事情をきっかけに赤山は突然消息を絶つ。そして20年後、再び帰ってきて目にしたのは、夢や希望を失い絶望の淵に立つ、変わり果てた5人の教え子たちだった。金も仕事もなく、すべてを失った赤山と、生きづらい世の中に諦めを感じている5人のアラサー男女。20年ぶりに再会してぶつかりながらも、やがて世代を超えて手を組み、腐った巨大権力に立ち向かっていく。
出演
桐谷健太 / 宮世琉弥 / 長濱ねる
泉澤祐希 / 曽田陵介 / 星乃夢奈
でんでん
小関裕太 / 駒木根葵汰
板谷由夏 / 北村有起哉
スタッフ
脚本:林宏司
主題歌:「HERO」石崎ひゅーい
チーフプロデューサー:南雄大(ABCテレビ)
プロデューサー:小森千裕(ABCテレビ) / 比屋根り子(ABCテレビ) / 松野千鶴子(アズバーズ) / 増田玲介(アズバーズ)
監督:アベラヒデノブ / 星野和成 / 松本喜代美 / 松浦健志
制作協力:アズバーズ
1980年2月4日生まれ。大阪府出身。2002年にドラマ「九龍で会いましょう」で俳優デビュー。2007年に「GROW 愚郎」で映画初主演。近年の主な出演作はドラマ「ケイジとケンジ」シリーズ(’20、’23年)、「インフォーマ」シリーズ(’23、’24年)、「院内警察」、「Qrosの女 スクープという名の狂気」(共に’24年)、映画「ラーゲリより愛を込めて」(’22年)、「アナログ」(’23年)、「知らないカノジョ」(’25年)など。
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