「あたしの！」メンバーでバンド結成!? 渡邉美穂＆木村柾哉が憧れの青春を語る

「軽音部に入りたかった」二人が憧れた“青春”

――今回は青春感の強い作品でしたが、お二人が憧れる学生生活を教えてください。

渡邉　私、高校時代バスケ部だったんですけど、本当は中学校でバスケはもう終わりにして、高校では軽音部に入りながらバイトしようって決めていたんです。それで仮入部までいったんですけど、バスケ部の知り合いに「入るよね!?」って言われて、バスケ部に入っちゃったんです。もし戻れるなら、今度こそ軽音部の道に進んでみたいですね。

木村　え、同じ！びっくりした。

渡邉　本当!? 軽音部ってかっこいいもんね。

木村　僕の場合は、入学したときに軽音部が廃部になっちゃったんですよ。もう入る気満々だったので、めちゃくちゃ悲しかったですね。軽音部でバンドとか組んで、文化祭で披露して……みたいな青春を送りたかったです。

――ちなみにどの楽器をやりたかったんでしょう？

渡邉　私はベースって決めていました！音楽を聴いていても、ベースの音を「めちゃくちゃかっこいい～！」ってずっと思っていましたし、実際に触ってみても「わ、楽しい！」って思っていたので。

木村　僕、ギター。柔太朗くんにドラム、齊藤さんにボーカルやってもらって……。

渡邉　バンド結成してもいいかもね！

――作品の中で、充希にとってあこ子は追いつきたい憧れのヒーローのような存在です。お二人にとって、ヒーローのような方はいますか？

木村　INIのメンバーです。個性豊かで、自分にないものをたくさん持っている人が多いですし、身近で見ているとうらやましいなって思うところが本当にたくさんあるんですよ。お互いに「こういうところがいいよね」って言い合える関係性なのもうれしいです。

渡邉　私は、自分の祖母にすごく憧れています。もう85歳なんですけど、ずっと元気で、アクティブで年齢を感じさせないんです。何歳になっても新しいことを始めたりしますし、いろんな可能性を感じさせてくれる存在で、会うたびにパワーをもらえます。

渡邉美穂と木村柾哉の気になる今の“推し”

――作中で、あこ子は直己に一目惚れします。お二人は一目惚れの経験はありますか？

木村　それこそ、先日L.A.に行ったときにスパイダーマンのフィギュアを見つけて、一目惚れしましたね。即買っちゃいました。

渡邉　私は、ワンちゃんのぬいぐるみに一目惚れしたことがあります。白くて、丸っこくて、かわいすぎて。でも「もう大人だし」と思って悩んだんです。ただ、10分ぐらい悩んでいたら、一緒にいた母親に「そんなに悩むなら、買えば～？」って言われて、結局買っちゃいました（笑）。本当にすごく癒やされています。モフモフで。

――最後に、お二人が今推しているものを教えてください！

渡邉　私、アザラシです。全国の水族館でアザラシの赤ちゃんが生まれたら足を運びたいと思っていて、前に三重県の伊勢シーパラダイスに一人で行ったことがあるくらい。アザラシの赤ちゃんって、生後2～3週間までは毛が生えていてふわふわモフモフなんです。そのときが本当にかわいくて。ぜひ皆さんにも見てほしいですね。ただ全部の水族館を把握しきれている自信がないので、ぜひ皆さんの地元やお近くの水族館でアザラシの赤ちゃんが生まれときには私にDMしていただけたらと思っています（笑）。

木村　僕はINIというグループを推したいです（笑）！推しポイントは、迫力のあるパフォーマンスと、それとは裏腹にメンバーがわちゃわちゃしている仲のよさです。ぜひそこのギャップみたいなものは、楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。今、グンと来ているグループですし、今回の映画「あたしの！」の主題歌もやっておりますので、ぜひ！