2024年11月25日 09時02分
レポート
2024年11月25日 09時02分
レポート
「2024 MAMA AWARDS」で受賞し、ANDERSON .PAAKからの祝福を受けるJ.Y. Park
現地時間11月21日に、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにてK-POP授賞式「2024 MAMA AWARDS」授賞式が開催されました。「MAMA AWARDS」初のアメリカ進出となった本公演では、ホストをパク・ボゴムが務め、ANDERSON .PAAK、ILLIT、J.Y. Park、KATSEYE、RIIZE、TWS、YOUNG POSSEがパフォーマンスを披露しました。
ステージの幕が落とされると、まずはTWSが登場し「Ladies and Gentlemen!」と歓迎します。BTS「Dynamite」を歌い踊りオープニングを飾ると、続いてILLITがTWICE「Heart Shaker」をキュートにカバーしました。
続くRIIZEはNCT 127「英雄; Kick It」の印象的なリフで姿を現し、眼光鋭くパフォーマンス。かつてNCTに在籍していたSHOTARO(ショウタロウ)はMARK(マーク)、SUNGCHAN(ソンチャン)はHAECHAN(ヘチャン)のパートを担当しており、胸が熱くなります。
のっけから3アーティストによるカバーステージで温まった会場に向け、ホストのパク・ボゴムがあいさつしたあとは、ダスティン・ホフマンによる「BEST NEW MALE ARTIST」の発表へ。TWSの名前が告げられると、メンバーたちは感激した様子で立ち上がり壇上へと上りました。SHINYU(シニュ)が「このような貴重な賞をいただき心からありがとうございます」、YOUNGJAE(ヨンジェ)が「昨日よりいい明日を作ろうという思いで一生懸命頑張ってきました。これからも全力を尽くすTWSになります」とコメントしたほか、42(ファンネーム)への感謝と愛を伝えました。
YOUNG POSSEは会場後方ドアから勢いよく乗り込み、観客を盛り上げながら客席の間を通ってステージへ。「ATE THAT」「XXL」をラフなスタイルで派手にパフォーマンスして観客の目を奪います。SUNHYE(ソネ)の強烈なラップで彼女の独擅上を見せつけ、最後はメンバー全員が床に倒れこむ振り付けで鮮烈な印象を与えました。
NSYNCのランス・バスに「FAVORITE DANCE PERFORMANCE GROUP」として呼ばれたRIIZEは、初めにANTON(アントン)が英語であいさつ。11月21日にSOHEE(ソヒ)が誕生日を迎えたことに触れ、「Happy Birthday SOHEE!」と会場を祝福ムードに包みました。そして「今までたくさんのことがありました。皆さんもご存じだと思います。僕たちは常にファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。メンバーにもメンバーの家族の皆様にも感謝します。また、所属事務所の皆様も本当にありがとうございます。僕たちメンバーはファンの皆さんにお約束します。もっといい姿をお見せするために、これからも引き続き頑張ってまいります。その未来にファンの皆さんもご一緒ください」と真摯に語ります。
続けてショウタロウは日本語で「2回目のMAMAへの参加になるんですけど、賞をいただくことができて本当にうれしいです。今年はいろんなことがありましたが、僕たちのことを信じてついてきてくれたBRIIZEには本当に感謝の言葉を伝えたいです。恥のないRIIZEになるよう頑張るので、これからもたくさんの応援よろしくお願いします」、EUNSEOK(ウンソク)は韓国語で「スタッフの皆様、BRIIZEの皆さんがいたからこの賞をいただくことができたと思います。この賞をいただけたのはパフォーマンスを作る上で力を尽くしてくださった皆さんのおかげだと思います。ダンサーの皆さんとも喜びを分かち合います」と感謝を表しました。
カレッジスタイルでチアダンサーを引き連れ、ステージをにぎやかに彩ったのはKATSEYE。「Debut」でクールに、「Touch」でポップに、異なる魅力で観客を楽しませました。
TWSのステージは“TWS CLUB”がコンセプト。学生生活を思わせるVCRを取り入れながら、「Oh Mymy : 7s」をダンサーとフレッシュにパフォーマンスします。学校のチャイムが鳴り、背中に「24/7」と書かれた制服風のブレザースタイルにチェンジした6人は、教室のセットでふざけ合ったり勉強したりとまるで本当の同級生のよう。そのまま「plot twist」を愛嬌たっぷりに披露し、客席にみずみずしさを届けました。
ILLITの舞台はメルヘンな世界観のVCRでスタート。メンバーはピンクや白を基調としたガーリーな衣装で、1曲目にデビュー曲「Magnetic」を披露しました。2024年を席巻したこの曲で一気に会場を惹きつけ、客席には一緒に踊るファンの姿も。さらに彼女たちは「Cherish (My Love)」を可憐にパフォーマンスし、ほんのり切ない余韻を残しました。
SEVENTEEN、ENHYPEN、NCT 127、RIIZE、Stray Kidsといった並みいる強豪を抑えて「BEST DANCE PERFORMANCE MALE GROUP」を手にしたのは、TWSでした。メンバーたちは最初こそ驚きの表情を浮かべましたが、「本当に本当にいただきたかった賞なので、とてもうれしいです。ありがとうございます。メンバー同士で悩んで話し合い、昼夜問わず練習してきました。その時間は無駄ではなかったと思います」と万感の思いを語りました。
RIIZEのステージは、まずショウタロウ、WONBIN(ウォンビン)が迫力のあるダンスで観客の目をくぎ付けに。
全員がそろい投下したのは「Get a Guiter」です。さわやかな笑顔をふりまきつつ、ギターを弾く振り付けはダイナミック! 黒のジャケットスタイルに変えて、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせるダンスブレイクでキメたのちは「Boom Boom Bass」で一糸乱れぬダンスを披露し、大きな歓声を浴びました。
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフが発表した「BEST NEW FEMALE GROUP」はILLITです。全方位に深々とお辞儀してから壇上へ進んだメンバーたち。YUNAH(ユナ)は感極まり、「練習生のときから夢見ていた大きなステージである『MAMA』でパフォーマンスをお見せすることができただけでも光栄です。このような貴重な新人賞までいただけて本当に感謝申し上げます」「この賞をもたらしてくださった、一番ありがたい存在であるGLLITの皆さん、本当にありがとうございます。皆さんに光を与えられるILLITになりたいと思います」と泣きながら思いを伝えました。
MOKA(モカ)は日本語で「いつも日本から応援してくださる皆さん、本当にありがとうございます。これからも感謝の気持ちを忘れずに活動していくので応援よろしくお願いいたします」、MINJU(ミンジュ)は英語で「ILLITがアメリカでステージを披露するのは初めてです。家族の皆さん、スタッフの皆さん、サポートしてくれて本当にありがとうございます」とそれぞれコメントしました。
J.Y. Parkがいなくなったというニュース映像のVCRから、いよいよトリのステージが始まりました。総立ちとなった観客を前に、J.Y. Parkは会場中を巻き込む圧巻のパフォーマンスを展開。「She Was Pretty」ではたくさんのダンサーを引き連れ、「Honey」では女性とセクシーなダンスをして楽曲の世界観を表現します。
さらにANDERSON .PAAKとのコラボステージに客席は大盛り上がり! ANDERSON .PAAKのドラムとJ.Y. Parkの鍵盤でセッションを繰り広げ、「Easy Lover」でこの日一番の一体感を生み出した2人は、手をつないで大きくお辞儀を。ここでJ.Y. Parkが「INSPIRING ACHIEVEMENT」を受賞し、ANDERSON .PAAKは「生きたレジェンド・J.Y. Park、おめでとうございます」と称えました。「JYP! JYP!」という客席からのコールの中、J.Y. Parkは「JYPのアーティスト、2PM、TWICE、Stray Kids、すべてのアーティスト……君たちこそが最高だ」と受賞の喜びを表しました。
推し楽では引き続き「2024 MAMA AWARDS」のレポートをお届けします!
ⓒ CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
2024年11月21日(木)アメリカ ドルビー・シアター ※現地時間
INTRO PERFORMANCE
01. Dynamite (BTS) / TWS
02. Heart Shaker (TWICE) / ILLIT
03. 英雄; Kick It (NCT 127) / RIIZE
YOUNG POSSE
01. ATE THAT
02. Loading Freestyle
03. XXL
KATSEYE
01. Debut
02. Touch
TWS
01. Oh Mymy : 7s
02. plot twist
ILLIT
01. Magnetic
02. Cherish (My Love)
RIIZE
01. Get a Guiter
02. Boom Boom Bass
J.Y. Park
01. Don’t Leave Me
02. She Was Pretty
03. Honey
04. Who’s your mama?
05. Easy Lover
受賞一覧
BEST NEW MALE ARTIST
TWS
FAVORITE GLOBAL PERFORMER MALE
RIIZE
BEST DANCE PERFORMANCE MALE GROUP
TWS
BEST NEW FEMALE ARTIST
ILLIT
INSPIRING ACHIEVEMENT
J.Y. Park
5
この記事はいかがでしたか?
1記事10回までリアクションできます
RECOMMENDED TAGS
REAL TIME RANKING
CHEER RANKING
2024/12/09
中島健人、ローマロケは“忘れられない時間”。涙を浮かべた「東京コミコン2024」
2024/12/09
INIを自宅に召喚!? Meta Questコラボの8KVR映像とMRアクスタで推しに毎日会える♪
2024/12/09
同郷の写真家が捉えた、プロ転向後の羽生結弦の2年間。写真集「YUZURU」第4弾
2024/12/11
WHITE SCORPIONが歌うピュアな恋愛 「私たちのギャップを感じていただけるはず」
2024/12/08
羽生結弦が模索した哲学的な問い――「Echoes of Life」で描いた極上のアート