「メンバーに対しての発見もあった」超特急・リョウガ初フォトエッセイで感じた変化

超特急のリーダー・リョウガさんのフォトエッセイ「リョウガノス。の本」が誕生日である10月23日に発売。雑誌JUNON公式サイト「JUNON TV」でスタートしていたWeb連載「リョウガノス。」をまとめた1冊には、連載テーマに合わせた撮り下ろし写真や「超特急について」をテーマにした特別編も収録されています。そんなリョウガさんの魅力が詰まったフォトエッセイ制作の裏側や誕生日を迎えた心境について、記念すべき発売当日に話を伺いました！

みんなの頭の中で、僕の声が再生されるといいな

――最初にJUNON編集部から連載の話を聞いたときはどんな心境でしたか？

だいぶプレッシャーがありましたね（笑）。テーマもいろいろあったので、ちゃんと埋められるのか心配で。最初のほうは事前にどんな内容にしようか考えていたんですけど、途中から緩い感じになりました。でも、それで大丈夫だったし、むしろ緩い感じになってよかったんですよね。

――それは連載を始めていつ頃の回ですか？

序盤のほうだったと思います。あ、車の回かな？

――3回目の「購入する車について考えてみよう」ですね。

3回目……だいぶ早いな。でも、いい意味で早くから適当にやっていました（笑）。その瞬間の“素”の感じを出すようになったので、変に意識することはなくなりましたね。

――読者へのツッコミも面白いものばかりで……！

「今、○○と思ったでしょ!?」とかですよね。僕は昔からブログやSNSでも語りかけるスタイルが多いんです。もともとインターネットをよく見ていたから、ネット界隈の言葉や文章がルーツになっているんだと思います。普通とは違うスタイルですよね（笑）。でも、それがいい方向に作用して、みんなの頭の中で僕の声が再生されるといいな。

――連載について、周りからの反応はいかがでしたか？

意外と「なんで見てんねん！」って人が多かったです。それこそEBiDANメンバーが「見ましたよ！」って言ってくれたり、家族や親戚が「更新されたね～」ってわいわい言ってくれたり。僕としてはしょうもない内容なので、わざわざ時間を作ってまで読んでいただかなくてもってテンションなんですけど、単純に見てくださるだけでうれしいですし、「面白かった」「笑った」ってコメントもすごくうれしかったです。

――書籍化されたものにはメンバーのユーキさんが「はじめに。」、タクヤさんが「さいごに。」を書かれていますが、ご覧になりましたか？

実はまだ読ませてもらってないんですよ！何回か実物を手にしたときに「あれ!?」って発見はしていたんですけど、「それはまだダメです！」ってマネージャーに止められていて困っています。今日発売したから、もう読めるのかな？

――誕生日プレゼントにしたかったのかも？

じゃあうれしいことが書いてあるのかな!? 楽しみですね！

――書籍内にはテーマに合わせて撮影したスペシャル写真も収録されていますが、お気に入りのカットはありますか？

どれもすごくこだわって撮影していただいてうれしかったです。でも、“オカルト・ホラー系”のテーマに合わせて撮影した写真は、僕じゃなくてもいいなって思いました（笑）。お化けみたいに目がくり抜かれている布を被っているんですよ。わざわざ写真を撮っているのに顔を見せないんだっていう。でも、それも「リョウガノス。」っぽいですよね。