「メンバーに対しての発見もあった」超特急・リョウガ 初フォトエッセイで感じた変化

0時を迎える瞬間ソワソワした（笑）

――インタビューさせていただいている今日は誕生日当日ですが、30歳を迎えた今の心境はいかがですか？

いや、僕は30歳を迎えてないんです！ 数年前から言ってるんですけど、年齢という概念をとっぱらおうかなということで。

――やはり、年齢非公開の方向ですか（笑）。

でも、30歳になる日って……あ、間違えた！ 誕生日というものに対して、あんまり特別な日だと思っていなかったんです。おめでたいっちゃおめでたいけど、「誕生日なんて、別にいいじゃん」って感じでした。それなのに、今日の0時を迎える瞬間が気になったというか、「誰からメッセージが来るんだろうな？」ってちょっとソワソワする自分もいて。「リョウガノス。」によって誕生日というものに意識が向けられるような影響があったんだろうなと思いました。「リョウガノス。」がなかったら、何の意識もなく誕生日を迎えていたと思います。普通に寝ていたんじゃないですかね（笑）。

――ちなみに、最初にお祝いメッセージをくれたのは誰でしたか？

最初は公式LINEですね！ あれはジャストでくるので（笑）。2番目はミロ（Lienel・高岡ミロ）です。3分以上ある動画が送られてきて、しょうもないことばっか言っててムカつきました（笑）。

――愛されてますね（笑）。そんな30歳を迎えたばかりですが、ここからさらに10年後はどんな自分になっていると思いますか？

40歳か～。全く想像つかないなあ。でも10年って時間があれば科学もかなり進歩すると思うので、異次元にも行けるようになるんじゃないかな？ 自分がデータとなってコンピューターに入って、3次元から脱却してみたいですね（笑）！

――では最後に、リョウガさんの最近の“推し”を教えてください！

アニメキャラクターの“推し”は、ずっと待ち受けにしているヴァイオレット・エヴァーガーデン。僕は、“推し”というものの概念が重いので、そんなにポンポン変えるタイプじゃないんですよ。

でも、最近「リョウガノス。」や誕生日用に幼少期の写真を親に送ってもらっていたんですけど、小さい頃の僕がすごくかわいくて！ 「こんなにかわいかったんだ～。そりゃ親も溺愛するな！」と思いました（笑）。時の流れは残酷だなと感じるくらい、天使みたいなんですよ。なので、幼少期の自分が最近の“推し”といえますね。そんな天使の写真もこの本には載っているので、ぜひ楽しんでください！

取材・文：久野麻衣（t-press）
撮影：遥南碧