2024年08月28日 20時20分
レポート
2024年08月28日 20時20分
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ナツキ・スバルをイメージした衣装を身にまとった小林裕介と、見守るキャスト一同。
異世界で、死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力を手にした少年・スバルが、大切な人たちを守るために過酷な運命に立ち向かう姿を描く大人気ダーク・ファンタジー「Re:ゼロから始める異世界生活」。10月より、待望の3rd seasonの放送が決定した同作の第1話90分SP「劇場型悪意」が、8月30日より2週間限定劇場上映されるのに先駆け、8月10日にジャパンプレミア カーペットイベントが開催されました。
快晴の当日は、イベント招待というプラチナチケットを入手したファンの熱気も手伝い、会場の東京・歌舞伎町シネシティ広場は朝から気温が急上昇。真夏の陽差しが照りつける中、小林裕介(ナツキ・スバル役)、高橋李依(エミリア役)、岡本信彦(ガーフィール・ティンゼル役)、天﨑滉平(オットー・スーウェン役)、山根綺(リリアナ・マスカレード役)、安済知佳(シリウス・ロマネコンティ役)がステージに登場します。それぞれ演じているキャラクターをイメージさせる衣装でドレスアップしたキャスト陣に続き、二頭身のエミリアと、この日、初お披露目となったレム、ラムの着ぐるみも参加しました。早速、キャスト陣はレッドカーペットを歩きながら、ファンと笑顔を交わしあっていました。
ナツキ・スバル役の小林裕介
メディアからのインタビューでは、レッドカーペットを歩いた感想を聞かれた小林は開口一番、「暑い! でもそれ以上に気持ちいいです。こんなに(大勢のファンの皆さんに)見守られて、こんなに近い距離感で、すごく温かみを感じてうれしいです」と笑顔。高橋も「レッドカーペット初めてなので、こういうの気持ちいいですね!」とハイテンションでコメント。続いて、3rd seasonの見どころを聞かれ、小林は「もうとにかく見どころがいっぱいです。(原作者の)長月達平先生もおっしゃってましたけど、アニメ映えするバトルがふんだんに盛り込まれていて、すべてのキャラクターに必ず見せ場がある。だから、好きなキャラがさらに増えると思います」と語り、高橋も「『Re:ゼロ』の面白いところっていったら、毎回エピソードの最後に『えっ、もう終わり?』みたいなドキドキ感だと思うので、ぜひ一緒にリアルタイムで楽しんでもらいたいですし、『3rd seasonやっているよ』っていうことを、とにかくみんなにアピールしてほしい! まとめて見る面白さも『Re:ゼロ』のいいところでもあるんですけど、『来週まだ!?』みたいな感じをみんなで楽しめるのを、今から楽しみにしていていただけたらなと思っております」とにこやかに語っていました。
エミリア役の高橋李依
「推しキャラ」についての質問では、小林が「エミリアです!」と即答し、会場から大きな歓声が沸き上がっていました。「1st season、2nd seasonと、エミリアとスバルの距離ってなんか近づいたようで、結構まだ近づけてなかったというところがあるんですけど、3rd seasonは、同じ陣営として同じ方向に進んでいくっていう気持ちがすごく強く出ているので、本当に頼もしいという意味でも、エミリアには本当に注目してほしいなと思います」と力強くコメントしました。
ガーフィール・ティンゼル役の岡本信彦
小林のコメントに「ありがとうございます! うれしいです!」と答えた高橋も「やはり2nd seasonの最終話で騎士様となってくれたスバルです! ここからまた騎士様という新しい関係性と信頼感みたいなところが、3rd seasonに詰まっていると思うので、見どころですね」と笑顔を浮かべていました。そして、岡本は「ガーフィール的にはラムです! やっぱりラムかわいいなって思います。そして、3rd seasonでいうと、気になる方々がちょっと2人ほど増えまして。ミミさんもちょっと気になるところですね。あと、ヴィルヘルムさんめっちゃかっこいいなってマジで思います!」、続く天﨑は「誰も言ってくれないかもしれないんで……」と切り出し、「我らが内政官オットー・スーウェンです!」と自身が演じるキャラクターが推しキャラだとの表明がありました。「2nd seasonでスバルの良き友人となって、エミリア陣営に入って大活躍しますので、3rd season楽しみにしていてください。そして、実は天﨑個人としてはミミが好きだったりします。『すんすんすん、お兄さん血の匂いがするよ』っていうセリフが好きです!」と告白していました。
オットー・スーウェン役の天﨑滉平
山根は「私はベアトリスちゃんがすごく好きなんですけれども、好きすぎて。アフレコで(ベアトリス役の)新井里美さんとご一緒した時に、すごくいい影響をいただいたので、ベアトリスが好きです!」、そして安済は「私はペテルギウス・ロマネコンティさんが(推しキャラ)。(演じているシリウス・ロマネコンティの名前が)なぜかわからないですけど一緒なので…そこもシンパシー感じたりして?」と意味深にコメントしました。
リリアナ・マスカレード役の山根綺
その後のトークパートでは、自身が演じるキャラクターの好きなセリフと共に自己紹介をしました。3rd season第1話が90分スペシャルで制作されたことについて、小林は「見終わった後のみんなの顔が楽しみですよね」といい、ファンの期待値を上げました。3rd seasonより新加入となる山根と安済は、それぞれ演じるキャラクターについて山根が「リリアナは本当に劇中歌が多くて、もう歌のことで頭がいっぱいだったんです」と明かすと、高橋や天﨑、安済がその歌唱力を絶賛。そしてシリウス役の安済は自らの背後にあるシリウスのイラストについて「かわいいでしょ? 見て、このポーズ!」と、同じポーズを披露。「『Re:ゼロ』は存じ上げていたんですけど、作品すべて見ていなかったので、まず全部見まして。見終わった瞬間に3rd seasonの一話の台本を読んだんですよ。すごい役を任せていただけたんだと思ってかなり緊張しました」と、シリウスを演じる上での想いを語ってくれました。
シリウス・ロマネコンティ役の安済知佳
約1時間にわたるイベントもエンディングが近づき、キャスト陣から改めて3rd seasonの見どころが語られました。安済は「サブタイトル『劇場型悪意』というだけあって、劇場でぜひ味わっていただきたいです」と笑顔で語り、山根も「本当にいろいろな意味で鳥肌が止まらない作品になっていると思います。10月からの本放送も楽しみにしていただけたらと思います」とメッセージを送りました。そして「Re:ゼロという作品を一言で表すならば「情」だと語る天﨑からは「愛情とか友情とか、いろんな情が詰まった90分になっていると思います。その情報をオットーが頑張ってしゃべりますので、そちらにも注目していただければなと思います」とコメント。岡本も「今回、3rd seasonで役者はそろったみたいな感覚が強くてですね。あと、このキャラクターがこんなパワーというか能力を持ってるんだとか、そういう驚きも含めて、めちゃめちゃ怒涛の90分になっています」と、第一話の魅力を熱く解説。そして高橋が「今まで1st season、2nd seasonと大変盛り上がってきましたが、3rd seasonはもっとすごーい盛り上がりになるんじゃないかなって私自身ワクワクしております。盛り上がるものはこちらは用意できておりますので、あとは皆さまの気持ちを持ってきてもらえればうれしいです。一緒に3rd season盛り上がりましょう。よろしくお願いします!」と、拳を高くあげると、ファンは大きな歓声で高橋のメッセージに応えました。最後は、小林が安済だけでなく山根も「Re:ゼロ」全話を見た上でアフレコに臨んだことを明かした上で、「なんかそういうのって役者としてもすごいうれしいんですよ。だからこそ、より一層ちゃんとしなきゃっていう気持ちが芽生えて、それに呼応する形で、お芝居が本当にすごいものになっているなっていうのを感じます。お芝居してて、そう感じるってことは、間違いなく画面を見ている皆さんにも伝わると確信しておりますので、これから始まる3rd season、一緒に駆け抜けていただけたらうれしいなと思います。これから楽しんでいってください。本当に今日はありがとうございました」と、熱いコメントを残してくれました。
最後は、小林の「両手を掲げて! せーの!」をきっかけに、キャスト陣とファンが「ビクトリー!」の掛け声で、締めくくられた本イベント。最後までキャスト陣とファンが手を振りあい、笑顔を交わしあう多幸感あふれるひとときとなりました。
写真・文/中村実香
2024年10月スタート
出演
ナツキ・スバル:小林裕介
エミリア:高橋李依
ベアトリス:新井里美
ガーフィール・ティンゼル:岡本信彦
オットー・スーウェン:天﨑滉平
フェルト:赤﨑千夏
ラインハルト・ヴァン・アストレア:中村悠一
クルシュ・カルステン:井口裕香
フェリス:堀江由衣
ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア:堀内賢雄
アナスタシア・ホーシン:植田佳奈
ユリウス・ユークリウス:江口拓也
プリシラ・バーリエル:田村ゆかり
アル:関 智一
リリアナ・マスカレード:山根 綺
ヨシュア・ユークリウス:石毛翔弥
キリタカ・ミューズ:西山宏太朗
ハインケル・アストレア:津田健次郎
シリウス・ロマネコンティ:安済知佳
スタッフ
原作:長月達平
キャラクター原案:大塚真一郎
監督:篠原正寛
主題歌
オープニングテーマ:鈴木このみ「Reweave」
エンディングテーマ:MYTH & ROID「NOX LUX」
2024年8月30日(金)公開
※2週間限定上映
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会
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