「アニメの世界ではかなわなかった夢が……」UniteUp!・LEGITが最高のサプライズを披露

多次元アイドルプロジェクト「UniteUp!」（ユナイトアップ）内の3人組ユニット・LEGIT（レジット）が、11月24日に東京・TIAT SKY HALL にてユニット別単独ライブ「To The Top」を開催。今回は2部公演のうちの1部公演の模様をお伝えします！

「全力でかかってこい」１曲目から特大の熱量を見せるパフォーマンス

「UniteUp! 1st Unit LIVE」と題したユニット別単独ライブは、11月2日にJAXX/JAXX、16日にPROTOSTARがすでに公演を行っており、LEGITがラストを飾ります。会場ルールのため着席したままの鑑賞となりますが、満員の会場には開演前から熱気が満ちています。

キャラクター＆キャストの紹介映像が流れて、待ちに待ったライブがついに開演。フロアが3色のペンライトで埋め尽くされるなか、モノトーンのシックな装いに身を包んだ高尾大毅役の助川真蔵、二条瑛士郎役の森蔭晨之介、東郷楓雅役の坂田隆一郎がステージ上に姿を現します。テレビアニメ3話で印象的だった「ON MY WAY」を披露し、“最初から最後までClimax”という歌詞のとおりに、1曲目から観客を熱狂の渦に巻き込んでいきます。ダンスブレイクでも一糸乱れぬパフォーマンスを見せ、その実力を存分に発揮。

シックな衣装に身を包んだ３人。ダンスも息ぴったり！

息つく間もなく「FIRE」へと続き、会場はさらにヒートアップ。助川が伸びやかな声で歌唱すると、坂田は「全力でかかってこい！」、森蔭は「ぶち上がっていくぞ！」とシャウトし、観客もそれに大声で応えます。ステージとフロアが互いに熱をぶつけ合うような楽しみ方ができるのは、LEGITならではでしょう。

サプライズを仕込んでいた森陰の粋な計らいにファン歓喜

心の中にあふれる感情を客席に届けるように歌う二条瑛士郎役の森蔭晨之介

MCに入ってもその熱は冷めやらず、坂田が「イヤモニを突き破って聞こえてくる」と観客の声の大きさに驚きます。ヘッドセットのマイクを介して聞こえてくる彼らの荒い呼吸音が、LEGITのダンスの激しさを物語ります。自己紹介パートでは、「子猫ちゃんたち、楽しんでる？」と坂田が客席に甘い言葉をささやき、隣に立っていた助川が「ここにもいるよ、にゃんにゃん」とかわいらしいポーズをするも、そっけなくあしらわれ、笑いが巻き起こります。また、森蔭は「何かサプライズを用意してあげたかった」とこの日のために髪をピンク色に染め、ライブ前に写真などでバレないように隠し続けてきたと語ります。

コール＆レスポンスの練習をしてから始まったのは、このライブで初披露となる「MOVE MOVE MOVE」。今年7月にデジタルリリースされたLEGITの最新曲です。ヒップホップ色の強い楽曲に、観客も思わず体を揺らして「To The Top！」と叫びます。パフォーマンス後、息を整えつつ助川と森蔭がお互いの顔の汗を拭き合い、汗をあまりかかない体質の坂田がいじけるといったやりとりが。彼らの仲のよさがトークの端々から伝わってきます。今までのテイストとは違う振りに苦戦しつつも、スキルアップを実感できたと自信を見せています。

激しいダンスナンバーが続きましたが、LEGITのオフの日の素顔を表現した「MAGIC」では雰囲気が一変。リラックスした表情を浮かべた3人は、客席を見回しながらコミュニケーションを楽しみます。事前にレクチャーした手を左右に揺らす振りで、会場の一体感が高まっていき、助川の「おせえよ」というセリフでは悲鳴にも似た声が上がります。