2024年08月30日 21時12分
「マンガ家、堀マモル」公開! 山下幸輝&桃果ら登壇でほっこりエピソードも
「マンガ家、堀マモル」初日舞台あいさつの様子
映画 「マンガ家、堀マモル」が8月30日に全国公開され、同日に東京・新宿ピカデリーで初日舞台あいさつが行われました。本作は、新人賞を獲得して以来、描きたいものが見つからず休載中の漫画家・堀マモルの物語。彼の部屋に突如現れた3人の幽霊たちが、「漫画を描かせてあげる」と言い、マモルは自身の過去と向き合い始めます。
主演の山下幸輝は、「マモルが発する言葉や動きなど、全部が愛おしいんですよ。ほぼ僕自身だったので、演じる時は深く考えずに演じていまして、映画を観たら、それがナチュラルに表現できていて良かったです」と役への深い愛情を表現。
マモルの幼なじみ・佐倉春役の桃果も、「この作品は老若男女の皆さんが観終わった後温かい気持ちになる作品だと思うので、早くたくさんの方々に観ていただきたいという気持ちでいっぱいです」と語りました。
シンガーソングライターsetaが原作を手掛け、榊原有佑監督、武桜子監督、野田麗末監督の3人が共同でメガホンを取った本作。
setaは主題歌も担当し、「最初は佐倉春を主役にした『幽霊ハイツ203号室』というお話を書いていて、そのお話のあるパートにいたのが、スランプ中のマンガ家・マモルでした」と制作背景を語りました。エンディングテーマは槇原敬之の「うるさくて愛おしいこの世界に」で、setaは「槙原さんからあがってきた歌詞が、打ち合わせをしていないのにマモルと春の関係性を捉えて書いた歌詞になっていたんです。それにはすごくびっくりしました」とコメントしています。
山下が初日を迎えた感想を聞かれると「本当に嬉しい限りです。実は、大阪にいる僕の父が今日この舞台挨拶にも来る予定だったのですが、台風の影響で来れなくなりまして。『残念だったね」というLINEをしたら、『今朝映画を観たよ!』という返事があって、楽しんでくれたようでほっとしました」と父親とのエピソードを披露。
また桃果は、「もう動きや行動がそのままマモルなんですよね(笑)。現場中でも木の棒で絵を描いていたり、一人遊びをされていて。そのマイペースさもマモルらしいな、と思いながら見ていました」と話しました。
推し楽では、映画について山下が語るインタビューを掲載中。こちらもあわせてお楽しみください!
マンガ家、堀マモル
2024年8月30日(金)公開
シンガーソングライターであるsetaが紡いだ物語から、映画、マンガ、主題歌が生まれたプロジェクト「マンガ家、堀マモル」。 スランプに陥ったマンガ家が幽霊たちとの交流を通して気付いていく、大切な人に自分の想いを伝える尊さを描く。新人賞に輝いて以来、スランプに陥っていたマンガ家・堀マモル(山下幸輝)の部屋に、ある日、幽霊の海(宇陽大輝) ・樹(斎藤汰鷹)・愛(竹原千代)が現れる。「漫画を描かせてあげる」と話す幽霊たちのそれぞれの思いを、マモルは3編の漫画に仕上げる。その経験を経て、彼は心の底にしまっていた過去と向き合っていく。
出演
山下幸輝 / 桃果 / 宇陽大輝 / 斎藤汰鷹 / 竹原千代 / 岡部たかし / 坂井真紀 / 三浦貴大 / 占部房子 / 竹中直人
スタッフ
監督:榊原有佑 / 武桜子 / 野田麗未
原作・主題歌:seta「さよなら僕ら」
エンディングテーマ:槇原敬之「うるさくて愛おしいこの世界に」
脚本:林青維
配給:NAKACHIKA PICTURES
©2024「マンガ家、堀マモル」製作委員会