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佐々木大光が語る、主演舞台「ダッドシューズ」と入所10周年

2025年02月16日 12時00分

インタビュー

ダンスにかける真剣な思いを語ってくれた佐々木大光さん

ダンスにかける真剣な思いを語ってくれた佐々木大光さん

佐々木大光さんが、夢を追いかけるダンサー役に挑戦する主演舞台「ダッドシューズ」が、3月8日より東京・ヒューリックホール東京、3月22日より大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演。チーム対抗によるダンスバトルやフラッシュモブ、歌姫の歌声に乗せて繰り出されるダンスパフォーマンスなど、歌とダンスで魅せるエンターテインメント作品です。レジェンドステージの代表を務める黒谷通生監修・総監督により、劇団ホチキスの米山和仁が脚本・演出を手がけ、2023年に初演された注目作。幼少期から培ってきたダンススキルを生かした本作への意気込みやダンスのこだわり、入所10周年を迎えた今の目標など、さまざまなトピックを語ってくれました!

夢に向かうフレッシュさをしっかり出したい

——今作で主演を務めるというお話を聞いた際はどんな気持ちでしたか?

主演を務めるのは去年の舞台「フォーティンブラス」以来です。なぜか毎年3月に主演舞台をやらせてもらっているので、「今年も来たか~!」って思いました(笑)。本当にありがたいですね。主演というのはなかなか経験できることではないので、こういう機会をいただける恵まれた環境にいるなと思うと感謝ですね。

——これまで3回座長を経験されましたが、慣れてきましたか?

いや~、慣れないですね(笑)。人見知りだし、みんなを引っ張るタイプではないので。しかも、舞台となると他の事務所の方々とご一緒することになるので、僕にとってはちょっとハードルが高くて、差し入れくらいしかできてないです(笑)。

――今回演じる若木という役について、佐々木さん自身はどう感じましたか?

ダンス一本で飯を食っていきたいけど自分にはその才能があるのかどうかと、いろいろ悩む部分って、僕自身の活動とリンクする部分だと思いました。それがよい方向に行くといいんですけど、リンクしすぎちゃうと、自分が出過ぎて若木という役に入れない可能性もあるので……。でも、前作の映像を見て自分だったらどう演じるか、ちょっとイメージができました。

――どんなイメージですか?

「これからダンスで食ってくんだ!」という若木の夢に向かうフレッシュさは自分にしか出せないものなのかなと。その部分をしっかり出したいです。

――役作りや演出のために、準備していることはありますか?

ダンスが主軸となる舞台なので、ダンスに磨きをかけたいと思っています。ありがたいことに、「R4 STREET DANCE」というダンス番組に出させていただいて、そこで新しい学びが増えたんです。自分の中でダンスに自信を持てる状態になれたのはかなり大きくて。今回の作品では他の演者の方もダンスがうまい方ばかりなので、皆さんを引っ張れるくらいの実力をつけて、この舞台に臨みたいと思います。

――「R4 STREET DANCE」での“新しい学び”というのは?

今までは、“タレント力で魅せる”ような踊りだったと思うんです。でも、番組でダンスの基礎を1から学ぶことができたので、一つ一つの動きに対してどうアプローチしていけばいいのかよくわかりました。

――今回の作品で新たに学びたいなと期待していることはありますか?

他の方のダンスを見て学びたいですね。この「ダッドシューズ」という作品は、いろんなジャンルのダンスが組み込まれた舞台になっています。僕は人のダンスを見るのが好きで、そこから得られるものってすごく多いんです。僕が得意なのはヒップホップですけど、例えばジャズが得意な方がいたら、そこから新しい発見が生まれるんじゃないかなと思っています。

ダンスは気持ち次第で限界がなくてすごく面白い

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——佐々木さん自身は、自分のダンスのどんなところが強みだと思いますか?

まあ見ての通り、手足が長いんですよ(笑)。ダンスをするうえで長い手足って、うまく生かせなかったらマイナスになることのほうが大きくて。でも、僕は手足をかなり動かせるようになったので、自分の持ち味かなと感じています。この体の大きさとダンスのダイナミックさは今まで事務所にいないタイプかなと思うので。

――ちなみに、今回シューズがキーアイテムになっていますが、佐々木さん自身はダンスをする際にこだわりのアイテムはありますか?

レッスン着です。服で結構モチベーションが変わるので、かっこいい服を着て踊ると気持ちも入りますね。なので、私服よりレッスン着のほうをこだわっています。最近は半袖のTシャツを着るようにしているんです。半袖って動きがごまかせないんですよ……。もうちょっと自分のレベルを上げるために、あえて半袖を着て自分のあらを探すようにしています。

――シューズにこだわりはないですか?

シューズは重くなければいいな~っていうぐらいですね。多いのはローカットのスニーカーです。

――佐々木さんは若木のように、「今日急に踊れるようになった!」という体験はありますか?

ダンサーさんの動画を見た後です。やっぱり、他の人の踊りを見ると別のアプローチの仕方や新しい動きを発見できるので、違う踊り方ができるようになるんです。実際にやってみると、「こっちのほうがいいな!」となることもあって。なので、1月に「SHOWbiz 2025」で披露した「ichiban」も、いろいろなところを毎回変化させて踊っていました。

――佐々木さんにとって、いろんなダンスを見ることが一番影響があるんですね。他にも、最近誰かのダンスを見て感動することなどはありましたか?

この間「D.U.N.K. Showcase」に出演していたKing & Princeの髙橋海人くんですね。僕らにダンスレッスンをしてくれますし、テレビ番組で事務所の垣根を越えていろいろなアーティストの方と一緒に踊っているのもよく見ますけど、見るたびにどんどんうまくなっていて。すごいなと思うと同時に、ダンスは気持ち次第で限界がないのがすごく面白いところだと思いました。

佐々木大光(Taiko Sasaki)

2002年5月20日生まれ。東京都出身。STARTO ENTERTAINMENT所属。2015年に入所。’22年「学校の七不思議」で舞台初主演。その後もミュージカル「GYPSY」(’23年)、主演舞台「フォーティンブラス」('24年)に出演。また、ダンスバトル番組「R4 STREET DANCE」へ出演するなど、幅広く活躍中。

佐々木大光 プロフィール|ジュニア公式サイト

LEGEND STAGE PRODUCE「ダッドシューズ2025」

2025年3月8日(土)~ 3月17日(月)

会場 東京都 ヒューリックホール東京

※3月10日(月)、14日(金)は休演

 

2025年3月22日(土)~ 3月23日(月)

会場 大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

 

ダンスチーム「インビジブル」の一員として、日々練習に励むダンサーの若木翔(佐々木大光)。彼はある出来事をきっかけに“ダッドシューズ”と呼ばれる古臭いデザインのシューズを偶然手に入れる。そのシューズを履くとダンサー・マル(後藤健流)が現れ、“ダンスがうまくなる魔法”をかけられる。だまされたと思いながらも若木がステップを踏むと、自由に体が動き出すのだった。そして、二人の奇妙な生活が始まる――。

 

スタッフ

監修・総監督:黒谷通生(レジェンドステージ)

脚本・演出:米山和仁

音楽:Meteor Lab Produced by miyake(mihimaru GT)

振付:JUN / 後藤健流

舞台監督:今泉馨 

舞台美術:合同会社およぐひと

音響:田上篤志(atSound) 

照明:小川修(LUPO)

衣装:鈴木真育 

ヘアメイク:川村和枝 

歌唱指導:MANAMI 

演出助手:山田真実

制作:SCARLET LABEL

アシスタントプロデューサー:島崎敦毅(レジェンドステージ) / 新井怜央(サンライズプロモーション大阪)

プロデューサー:北澤詩織(レジェンドステージ) / 山田泰彦(サンライズプロモーション大阪)

企画・制作・製作幹事:レジェンドステージ

主催:ダッドシューズ2025製作委員会

 

出演

佐々木大光 / 後藤健流 / 竹内夢 / バーンズ勇気 / 帯金遼太 / 長谷川愛 / 武藤晃子 /一条俊輝 / 宮原理子 / 悠未ひろ / 瀬下尚人 / 堀内愛莉 / 平沢奈美 / 石川凪子 / 山﨑和香 / 島田侑佳 / 原口誠 / 篠原孝文 / 清水一光 / 三木楓 / 渡邉陸

LEGEND STAGE PRODUCE『ダッドシューズ2025』
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