吉田仁人＆曽野舜太 M!LK10周年トーク！「み！るきーずに感謝の気持ちを伝えたい」

“つまらないほどに真面目”なM!LKだからこそ

――冠番組「限界突破！やってM!LK」（TBS）が2024年10月からスタートし、テレビでのご活躍もさらに増えていますが、テレビではまだ見せていないメンバーの素顔があったら教えていただけませんか？

吉田・曽野　うーん……？

曽野　わりと僕ら、テレビでも素なんですよ。

吉田　普段とほぼ変わってないと思うなぁ。

曽野　もちろん貴重な経験なので、1回1回を大切に、爪痕を残したり、面白いと思ってもらえるようにテンションを上げて頑張ろうという話はしています。でもベースは、普段の僕らのままですね。テレビ用に作った姿を好きになってもらっても続かないと思うので、僕ら自身を好きになってもらえるようにありのままでいるようにしています。

吉田　最近は楽屋に帰ってきて「さっきの収録はどうだったのか」って真面目な話をしながら打ち合わせをして……というテンション感です（笑）。基本的に真面目だと思います。

曽野　すぐ反省するからね、僕ら。

吉田　うん。すごく一生懸命で……つまらないほどに真面目だよね。できれば「いやぁ、イカれた野郎がいるんですよ！」とかってお答えしたいところだったんですけど（笑）。

曽野　いないね、イカれた野郎（笑）。

吉田　真面目すぎるやつしかいないですね（笑）。

10周年でまたひとつ大きなM!LKになりたい

――10周年イヤーがまだまだ続きますが、これからどんなことが予定されていますか？

曽野　まずは「M!X」を引っ提げたツアーが始まります。面白いことをするって、演出のだいちゃん（塩﨑）から聞いているので、ワクワクして待っていていただきたいです。このアルバムを聴いていただければわかる通り、面白い曲だらけなので。10周年を迎えたM!LKがまたひとつ大きくなって、あらためてみ！るきーずのみんなに感謝の気持ちを伝えたいです。

吉田　M!LKとしてもメンバー個人でも、たくさんのお仕事やイベントが控えていて、課題も多い上半期ですが、この大切な時期を大成功させるも中途半端に終わらせるも、僕ら次第だと思っています。一つ一つを丁寧に、なるべく時間をかけて作り上げて、必ずいいものを届けたいです。そして、楽しむ気持ちを忘れずにいたいということですね。真面目さゆえに、悩んだり行き詰まったりもするのですが、だからこそ僕らが心の底から楽しんでいる姿をお見せして、お客さんに何かを持って帰っていただきたい。そうなれるように頑張りたいです。

――最後に、推し活するあなたを“推す”メディア である「推し楽」にちなんで、お二人の最近の“推し”を教えてください！

吉田　家です！ 家が“推し”だらけ。僕、要らないものはすぐ捨てるので、本当に必要で大事なものしか家にないんですよ。だから部屋には「ハイ、これ大事～。これも大事～！」っていうものしかない、自分の好きなものだけで構成されている空間です。

――メンバーの皆さんを招いたりもされるんですか？

吉田　誰も入れたくないっす。メンバーももちろん入れません。

曽野　え～（笑）！

吉田　だって、東京都内にそこしか僕の居場所はないんだって。安心できる場所が（笑）。

曽野　僕の“推し”は……マンガのジョジョ（「ジョジョの奇妙な冒険」）の7部！

吉田　えっ、1部から読んだの？

曽野　1部から読んでて、なぜか6部で止まってたんですけど、7部を読んだらめちゃくちゃ面白くて、ハマってますね。

吉田　初めて聞いたよ、その話。

曽野　「推し楽」さんだけに言いました（笑）。

――学業とお仕事の両立でお忙しい中、どんなタイミングで読むんですか？

曽野　いや、全然読めますよ。大学生って人生の夏休みなんで！

吉田　それ現役大学生で自ら言うやつ、初めて見たわ（笑）。

取材・文：篠田冴
撮影：興梠真穂
ヘアメイク：中島愛貴、有藤萌