2025年03月05日 08時00分
インタビュー
2025年03月05日 08時00分
インタビュー
アルバム制作の裏側を語ってくれたM!LKの曽野舜太さん(左)、吉田仁人さん(右)。
2024年11月に結成10周年を迎えたダンスボーカルグループ・M!LK。メンバーそれぞれの俳優業やバラエティー番組での活躍も目覚ましい5人組が、待望のメジャー2ndアルバム「M!X」を本日3月5日にリリースしました。今回はM!LKの吉田仁人さん、曽野舜太さんにインタビュー。リーダーと最年少の“そのじん”コンビによる、ニューアルバムに込めた思いや制作秘話、10周年トーク、二人のほのぼのエピソードまで、たっぷりお届けします。
――10周年イヤーの幕開けとなった「10th Anniversary M!LK ARENA TOUR 2024『I CAN DRINK!』」の大成功の様子を、「推し楽」でレポートさせていただきました。ツアーを振り返っての心境を聞かせてください。
曽野舜太 シンプルに5人であのステージに立てたことがうれしかったです。僕は途中からM!LKに加入したので、ここまで10年間みんながM!LKを大事に守ってくれて、育ててきてくれたことに対して、感謝の気持ちが強くあって。それで涙が自然と出てきました。僕、人が泣いている姿にめっちゃ弱いんです。初日はまず、はやちゃん(佐野勇斗)が泣いていて、それ見た柔(山中柔太朗)もぐっときていて、僕もやられました。
吉田仁人 僕はまず、東阪でアリーナツアーができるほどのグループに成長できたことがうれしかったです。実際、さいたま(スーパーアリーナ)で感極まるメンバーが多かったのも、すごく……涙が証明した、じゃないですけど、今まで一生懸命積み重ねてきたものを実感できたと思います。パフォーマンスに関しては、年々楽しさが増していっています。MCも、何を話すか全然決められなくなってきているんですけど、“み!るきーず”(M!LKのファンネーム)はそれを許して優しく見守ってくれます。そういうところも含めて全部を楽しめるグループになったなと、成長を感じました。
――グループ最大規模のキャパシティーで行われたツアーでしたが、大きな会場でのパフォーマンスならではの感覚はありましたか?
吉田 ステージが動いて面白かったですね。腕を伸ばしたら届くくらいの距離にお客さんがいたんですよ。一番後ろの遠い座席も、ステージが動いたらすぐ目の前みたいな。これまでいろいろなアイドルのコンサートを見てきましたが、そうやって見てきたものに「今、俺が乗ってるんだ……!」って実感して、すごくアイドルっぽいなと思いました。塩﨑(太智)さんの用意するものが全部アイドルらしくて、その純度がどんどん高まっていると感じました。そういう演出面での新鮮さは感じながらも、どこの会場でも全力で歌を届ける、応援してくださる皆さんとできるかぎり目を合わせるということは変わらないので、気持ちとしての差異はなかったです。
曽野 ステージの床が透明だったので、僕は360度エネルギーを届けることを意識しました。下までお客さんの姿がめっちゃ見えるんですよ。
吉田 そうそう。下見て「あ、みんなめっちゃこっち見てるー!」って。当たり前なんですけど(笑)。
――そのツアーを終え、10周年イヤー真っただ中で迎えた2025年前半は、どのように過ごしていますか?
吉田 最近までレコーディング作業で、かなりてんやわんやでした。少し前から、曲に関してメンバーの考えも取り入れていただいていたんですけど、今回は、ゆっくり「どうする?」なんて言っている時間はないくらいのスピード感でした。メンバー会議をして、佐野くんがまとめ役をしてくれることになったので、楽曲に関しては佐野くんを介して僕らの考えを取り入れてもらう流れで進めました。
――前作「Jewel」から2年弱ぶりのフルアルバムですが、作品作りへのスタンスや、制作過程で変わったと感じた部分はありましたか?
曽野 前作よりさらに、自分たちの意志を込めたのが今回の「M!X」です。普段ライブをしながら浮かんでいた「もっとこういう曲が欲しい」とか「こうしたほうがみ!るきーずのみんなが喜んでくれるんじゃないか」というようなアイデアを、形にしようと考えながら作りました。たとえば5曲目に収録される「Buffalo Shuffle」という曲は、「ライブで熱く盛り上がる、炎みたいなイメージのかっこいい曲が欲しい」という僕らの意見を踏まえてできた曲です。
吉田 タイトルや歌詞も、メンバーから細かくリクエストを出させてもらいました。その結果、「M!X」は全曲しっかりと雰囲気を変えながら、新鮮な気持ちで聴き続けてもらえる作品になったと思います。8曲目の「ブンブンブン」はもともと全然違うタイトルで、もっとおしゃれみのある言葉だったんですけど、太智が「これってブンブンブン~って曲だよね、“ブンブンブン”ちゃう?」って言ったとき、面白いなと。みんなで納得してこのタイトルになりました(笑)。
曽野 本当にギリギリのギリギリまで、タイトルも歌詞も考えていて、レコーディングの当日まで歌詞を調整していたこともあったほど、こだわりを詰め込んだアルバムです。
――このアルバムに至るまで、配信を含めて5作のシングルリリース、そして2024年11月にはソロ楽曲の発表もありました。それらを経たうえで、メンバーの皆さんの表現力やスキル、気持ちの変化について教えてください。
曽野 自分の曲を持つという経験ができたことで、確実にレベルアップしたと思います。ソロ曲にはメンバーそれぞれの個性がしっかりと出ていて、似ている雰囲気の曲が一つもないんですよ。全員が自分の持ち味や方向性をあらためて見直せましたし、それをアルバムに反映することもできたので、「M!X」に個々の自分らしさを注入できたと思います。
吉田 僕は「カーテン」(自身のソロ曲)を作っていた頃に、家の中に簡易防音室を作ったんですよ。あれ、いいっすよ……。
曽野 え、何の話?
吉田 もう無限に練習できますから。家で歌や楽器の練習をするのは、近隣に迷惑かけちゃいそうでちょっと怖かったんですけど、防音室で夜中まで歌ったり弾いたりしていても全然苦情ないですもん。今回のレコーディングに際してはめちゃくちゃ練習できたので、その成果を感じていただけたら(笑)。アコギも思いっきり弾けて、楽しいですよ。
――ライブでお互いのソロ曲のパフォーマンスをご覧になったときは、いかがでしたか?
吉田 見てた?
曽野 見てたよ。仁ちゃん(吉田)は曲に入る前のMCで完全に世界観を作っていたのが、素晴らしいなと思いました。
吉田 困りましたよ、ホントに。セットリストが「マッちょっちょ!」(塩﨑のソロ曲)が俺の前で、場が荒れまくってたからさ(笑)。でも本当に、ソロ曲を経ての成長はあったと思います。みんな1曲1曲をより大切に考えるようになりました。
曽野 だって、あんな大きい会場で一人で何分間も歌うってことは、相当練習しなきゃと思ったので。今まで以上に練習しましたし、それが糧になったと思います。
2025年3月5日発売
初回限定盤A(CD+Blu-ray)
CD
01. On your mark
02. エビバディグッジョブ!
03. LUCKY CALL
04. イイじゃん
05. Buffalo Shuffle
06. Kiss Plan
07. Diary
08. ブンブンブン
09. ハピダン
10. ブルーシャワー
11. I CAN DRINK
Blu-ray
#はぴばみるく~M!LK10歳になりました!~
01. I CAN DRINK
02. フレ!フレ!オレ!
03. Good Morning Mr.Mistake
04. Message
05. 恋がはじまる
06. エビバディグッジョブ!
07. まっしろサンライズ
初回限定盤B(2CD+Blu-ray)
CD
DISC 1
01. On your mark
02. エビバディグッジョブ!
03. LUCKY CALL
04. イイじゃん
05. Buffalo Shuffle
06. Kiss Plan
07. Diary
08. ブンブンブン
09. ハピダン
10. ブルーシャワー
11. I CAN DRINK
DISC 2
01. 最後の雨
02. マッちょっちょ!
03. さあ今日も一歩ずつ前へ
04. 秘密のパレード~誰もいない夢の街で~
05. カーテン
Blu-ray
・密着M!LK ~ソロ曲制作風景~
通常盤
CD
01. On your mark
02. エビバディグッジョブ!
03. LUCKY CALL
04. イイじゃん
05. Buffalo Shuffle
06. Kiss Plan
07. Diary
08. ブンブンブン
09. ハピダン
10. ブルーシャワー
11. I CAN DRINK
M!LK「M!Ⅹ」通常盤
2025年4月26日(土)
会場 愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
開場 17:00 開演 18:00
2025年4月27日(日)
会場 愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール(2部制)
1部 開場 12:30 開演 13:30
2部 開場 17:00 開演 18:00
2025年5月3日(土)
会場 宮城県 仙台サンプラザホール
開場 17:00 開演 18:00
2025年5月4日(日)
会場 宮城県 仙台サンプラザホール
開場 14:00 開演 15:00
2025年5月16日(金)
会場 福岡県 福岡サンパレス
開場 17:30 開演 18:30
2025年5月17日(土)
会場 熊本県 熊本城ホール メインホール
開場 17:00 開演 18:00
2025年6月14日(土)
会場 神奈川県 横浜アリーナ
開場 16:00 開演 17:00
2025年6月15日(日)
会場 神奈川県 横浜アリーナ
開場 14:00 開演 15:00
2025年7月19日(土)
会場 兵庫県 神戸ワールド記念ホール
開場 17:00 開演 18:00
2025年7月20日(日)
会場 兵庫県 神戸ワールド記念ホール(2部制)
1部 開場 11:30 開演 12:30
2部 開場 16:30 開演 17:30
2014年11月に結成されたダンスボーカルグループ。メンバーは佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人。スターダストプロモーションに所属する男性アーティスト集団・EBiDANの一員。グループ名には「何色にも染まることの出来る存在に」という意味が込められている。2021年11月にメジャーデビューを果たし、各メンバーは俳優としてドラマや映画でも活躍。現在、地上波冠番組「限界突破!やってM!LK」(TBS)がオンエア中。2025年3月5日にメジャー2ndアルバム「M!Ⅹ」をリリース。アルバムを引っ提げたツアー「M!LK CONCERT TOUR 2025 "M!Ⅹ"」を4月から7月にかけて開催。
M!LK
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