杢代和人＆松井奏、ライバル役でも兄弟のような2人の「熱愛プリンス」トーク

累計250万部突破の大人気コミック「熱愛プリンス お兄ちゃんはキミが好き」が、ドラマ「熱愛プリンス」として待望の実写ドラマ化！ 杢代和人さん（原因は自分にある。）＆松井奏さん （IMP.）がW主演を務めます。親の再婚により、突如として推しのアイドル・Terzettoの三兄弟の妹となったヒロイン・天宮まつりが、アイドルみんなに溺愛される“禁断のシークレットラブコメディー”です。杢代さんは三兄弟の次男であり、Terzettoのクール担当・梓を、松井さんはTerzettoのライバルであるPRISMのメンバーで、まつりの幼馴染・昴流をそれぞれ演じます。

推し楽では、杢代さん＆松井さんにインタビューを実施。夢のような憧れのシチュエーションが描かれる本作で、実際にグループ活動を行っている2人は一体どんなキュンキュンシーンを見せてくれるのでしょうか？ 役作りで意識したことや撮影時のエピソード、お互いに俳優として魅力的に思うところなど、たっぷりとお話いただきました！

キュンキュンするセリフも恥ずかしがらずにしっかり決められる

――今作への出演が決まったときの感想を教えてください。

杢代和人　初めてのW主演ということで、とてもうれしかったです。僕は今までラブコメ作品にあまり出演したことがなかったので、挑戦してみたいなという思いが強かったんです。キュンキュン、キラキラしている作品にすごく憧れがあったので、そんな作品にまさかW主演で参加できるなんて！

松井奏　僕も同じくW主演が初めてで、ドラマも2作品目かな？ あまりお芝居をしたことがなかったので、結構プレッシャーもありましたね。うれしかったですけど、「うわ、大丈夫かな？」みたいな不安もありました。でも、ラブコメ作品に出演できるのって、なんだかスターっぽいじゃないですか（笑）？　「わあ、こういうのやらせてもらえるんだ〜！」って夢みたいで、とってもうれしかったですね。

――それぞれ梓と昴流を演じるにあたって意識していることはありますか？

杢代　梓はもう、めちゃくちゃカッコいいセリフだらけで、普通の人が言ったら「おいおいおい！」ってなるようなセリフが結構あるんですよ。

松井　そうね（笑）。

杢代　でもそれを実写化してリアルに落とし込むので、やっぱりしっかり考えないといけないなって思っています。カッコつけて決めるところは決めるし、逆に日常でさりげなくキュンキュンさせるところもあるので、監督と話し合いながら、いい塩梅を出せていると思います。 “梓節”じゃないですけど、すごくカッコいいセリフを言うシーンと、日常感あふれるキュンキュンシーンの対比は、表情や言い方を切り替えられるように意識しています。

松井　昴流は梓より3つぐらい年上なんですよ。なので、ちょっとした余裕みたいなものは出さなきゃなって思っています。あとは、昴流もくすぐったくなるようなセリフが多いんですけど、そこはもうバチッと、アイドルとして言わなきゃなって。

――IMP.では末っ子ですが、“年上感”はどのように出していますか？

松井　そこなんですよ（笑）。模索、模索、模索……って感じで。でも、和人くんもそうだけど周りがみんなわりと年下なので、素でいれば大丈夫なのかなって思います。いやでも、慣れないんですよね……僕はずっとグループでは年下でやってきてるから（笑）。どうしたらいいか、いまだにちょっとわかってないです。

杢代　撮影もう始まってるのに（笑）。

松井　あははっ（笑）！

――アイドルの役ですが、実際の活動の経験が活きていると思うところはありますか？

杢代　それこそ学校でファンが出待ちしてるシーンでのカッコつけ方は、やっぱりアイドルをやってないと出せない雰囲気があるんじゃないかなって思っています（笑）。

松井　確かにそうだね！

杢代　何気ない仕草やパフォーマンスシーンもあるので、そういうところはね、やっぱり本業ですから！

松井　そうだよ、本業ですから（笑）。それにキュンキュンするセリフも恥ずかしがらずにしっかり決められるのは、こういう職業だからっていうのはあるかもしれないですね。

げんじぶ3人＋奏くんで話すことが多い

――お二人はこの作品で初対面とのことですが、撮影を通して仲良くなったエピソードがあれば教えてください。

杢代　まだ（取材時は）一日しか撮影が被ってないんですよ（笑）。でも、わりと話してるよね？ 奏くんは年上なんですけど、それを感じさせないフレンドリーさがすごくあるんです。このドラマには原因は自分にある。のメンバー3人が出演しているんですけど、3人一緒のシーンでも、奏くんを交えて4人で話すことが多いです。撮影前の段取りのときにちょっとした小ボケを入れてくれたり、ユーモアあふれていてすごく親しみやすい方だなって思います。本当に、とっても優しいお兄ちゃんです。

松井　（うれしそうに）なんか……照れますね（笑）。でも僕からしたら、和人くんは年下だけど、それを感じさせないくらいしっかりしているなって思います。原因は自分にある。の3人で一緒にいるときの空気感が、本当に仲良しなんですよ。僕はそこに4人目として、しれっと混ざり込んでるだけなんですけど、楽しくやってます！

――ちなみにどんなお話をされているんですか？

杢代　ボケることが多いよね。

松井　ちょっとしたシーンの、“オマージュふざけ”みたいなね。

杢代　別パターンの言い方を試してみたりとか。本番中はもちろん真剣ですけど、普通に読むと恥ずかしいようなセリフが結構あるので。「ちょっとこのセリフ、昴流やばいよ」みたいな（笑）。

松井　　「ちょっと倒置法多いな」とかね（笑）。

杢代　そんな感じで撮影はとても明るく楽しく進んでます。

松井　大倉（空人）くんがすごいよね！

杢代　空人は常にボケるから（笑）。この間、すごかったよね？　僕たちが外で撮影していたら、観光で来ていた海外の方が物珍しさに見学されてたんです。その日、空人は全然セリフがなかったんですけど、もうスターのように投げキッスしたりとか。

松井　　「センキュー、センキュー！」ってね（笑）。

杢代　そしたら拍手が起こったんですよ（笑）！ でも撮影が始まると空人は別にセリフもなく、ただ走っていくだけっていう……（笑）。演じる僕たちも個性がバラバラなので、本当に撮影が楽しいです。

松井　青春を味わっている感じで、めちゃくちゃ楽しいですね！