IMP.初主演舞台に気合い十分！「インパクトを残して、必ず素晴らしいものに」

7人組男性グループ、IMP.が主演を務める舞台「IMPACT」の製作発表記者会見が、3月9日に都内で行われ、メンバーの佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我が登壇しました。

IMP.の記念すべき初主演舞台となる「IMPACT」は、滝沢秀明が演出を手掛ける、ショーと芝居、二部構成の舞台。ショーパートでは、ダンス、歌、アクションなど、さまざまな要素で構成される華やかなステージを繰り広げ、芝居パートでは、滝沢自身がかつて舞台で演じた「平将門」を上演します。CLASS SEVENの大東立樹、高田憐、近藤大海、横田大雅、中澤漣が出演するほか、エンディング曲の作詞を北山宏光が手掛けることも決定しました。

黒いシックな衣装に身を包み会見場に現れたメンバーたちは、神妙な面持ちで一人一人挨拶。佐藤が「こうやって滝沢社長がプロデュースする舞台をやらせていただけることをとてもうれしく思います。緊張しすぎてちょっとお腹が痛いです」、横原が「7人で主演舞台というのはIMP.として初めてなので、緊張しながら分からないことも多いですが、インパクトを残せるような舞台をやっていきたいと思います」とコメントするなど、やはり初の主演舞台にメンバーたちはかなり緊張気味なよう。

そんな中、「制作発表で空気が重いということで……」と立ち上がったのが椿。「どうもー！ IMP.の元気印、2つの筋肉がバッキバキ、ツーバキバキ椿泰我です！」と元気一杯に自己紹介し、会場に笑いを巻き起こします。空気が温まった中、椿は改めて「ツーバキバキをやるタイミングか悩みましたが、少しでも空気が温かくなればなと」と照れ笑いしつつ、「舞台まで全力で稽古を重ねて、最高にインパクトを残せるすてきな公演にしたいと思います」と、意気込みを語りました。

tre CCK_0474.JPG
一同が舞台主演の知らせを受けたのは7人一緒の時だったそうで、「まず驚きが最初に来ました」と基。「主演というのはすべての責任を負う立場。いざ自分たちが担うと聞くと、最初は緊張や不安もありましたが、それよりも、僕たちが目標としている“エンターテインメントでインパクトを与える”ということを、舞台を通して実現したいという気持ちが強く湧きました」と、早くも座長の覚悟十分の様子。滝沢からも「頑張ってインパクトを残しなさい」と激励の言葉をもらったといいます。

10トンの水を30分間降らせ続けながらの大立ち回りをする場面もあり、まさに“IMPACT”ある演出が期待できる本作。松井が「たくさん汗をかきます」と予告するなど、躍動感あふれるステージが展開されそうです。さらに滝沢演出といえば、肉体美が印象的な演目も有名。椿は「どんな演出があってもいいように、僕は引き続き体は鍛えようかなと思っております！」と気合いたっぷりに宣言していました。

さらに、“IMPACT”にちなんで、これまでの滝沢演出舞台などで衝撃だったことを問われると、椿は「僕たちの舞台では、お客さんとの距離が近い場所でパフォーマンスを見せるので、振りの細かいところや目線まで、本当に直前まで徹底的にこだわって、120%の完成度を目指すんです。そんな中で、ステージでの最終リハーサルの後に『全然そろっていない』と（滝沢さんから）言われて、振り付けを固め直したということがありました」と、滝沢演出の厳しさを明かします。「それぐらいすべての振り付けの細部にまでこだわって一つ一つ作り上げていくことによって、より素晴らしいパフォーマンスになるんだと思いました」と語り、今回のステージでも「一つ一つにこだわり衝撃的なシーンを作っていけたら」と力を込めました。
tre CCK_0482.JPG
松井は、「滝沢社長は、見てくれるファンの皆さんのことを一番に考えていて。毎公演ごとにダメ出しがあって、初日が始まったら終わりではなく、千秋楽の日まで最高のものを届けようとする」と、滝沢の姿勢から学びを得たことを語ります。これには佐藤も同意し、「初日から千秋楽まで、本番中もより良いものをどんどん作っていくという。プロとして舞台に立つとはどういうことなのかを学んだし、どの仕事においても滝沢さんの舞台で学んだことがベースとなって今の自分を作ってもらったんだなと感じます」と、感謝の思いをしみじみ語りました。

一方、影山は、リーダーとして悩んでいた時に滝沢に相談した時のエピソードを披露。「『リーダーは、メンバーだけでなく、スタッフを含めた舞台に関わる全てを把握し、常にアンテナを張っておく必要がある』と言われたんです。正直、想像していたリーダー像とは全く違ったので、その時、改めて覚悟が決まりましたし、舞台に対する思いも、より強くなりました」と話し、本作でのレベルアップを誓います。

そんな影山のリーダーぶりに、横原は「舞台期間中は別人格かというぐらい厳しくなりますね」と暴露。「ちょっと仲悪くなりかけるんですよ。それが今回も怖いです（笑）」と話す横原にメンバーも爆笑し、基が「支え合って、頑張っていきましょう」とフォローしていました。

さらに、鈴木が「滝沢くんの舞台でエンディングの笑顔が全然できていないと指摘されたことがあって……」と話し出すと、メンバーは「あったね（笑）！」と大笑い。

「舞台って、演目演目でぶつ切りなエンターテインメントではなく、初めから最後まで一通りの物語なんだということを教えていただいて。今ではもちろん晴れやかな笑顔もできます（笑）」という鈴木に、メンバーも笑いながらうなずいていました。

また、「芸能界に入ったきっかけが滝沢社長の存在。舞台を観劇した時に感動してこのステージに立ちたいと思ったところから芸能界を志した」と語る基は、「まさか、こうして今度は自分がその主演の座に就かせていただけるとは」と感無量の様子。滝沢の舞台に初めて出た時のことを振り返り、「めちゃくちゃ怒られました。毎日泣いてるかもしれないというぐらい本当にたくさん指導していただいて」と真剣に語るも、「今度はIMP.が7人で主演舞台をやらせていただく上で、CLASS SEVENにかなり厳しくいこうと思っております」と、突然のスパルタ発言。

これにはメンバーも爆笑で、「デビュー決定して、今すごく喜んでると思うんですけど、縦社会というものを教えます」とさらに畳み掛ける基に、松井が「怖いって（笑）！」とツッコミ。最後には、基が「冗談です（笑）。でも本当に、やっぱりいい舞台というものは、いい環境からできるものだと思うので。見に来てくださる皆様にインパクトを残せるように必ず素晴らしいものにしますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」としっかり舞台をアピールし、会見を締めくくりました。