2024年09月12日 12時00分
インタビュー
2024年09月12日 12時00分
インタビュー
キュアフレンディ / 犬飼いろはを演じる種崎敦美さんが「わんぷり」から“推し”まで語ってくれました
「プリキュア」シリーズ最新作「わんだふるぷりきゅあ!」の劇場版「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!」が9月13日(金)より公開。現シリーズでキュアフレンディ / 犬飼いろはを演じる種崎敦美さんに、アニメシリーズの魅力や映画の見どころを語っていただきました。
——昨年、「映画プリキュアオールスターズF」に映画オリジナルキャラクター・プーカ / キュアプーカ役として参加された際、「それぞれのシリーズをみんなで1年かけて作り上げてきた絆を感じました」とコメントされていましたが、現在テレビシリーズへ参加されてみて、キャストやスタッフの方々との絆の深まりを感じていますか?
一方的にですが、絆は間違いなく深まっていると感じています。みんなも同じ気持ちだったらうれしいのですが、私はキャストのみんな、スタッフの皆さんへの大好きの気持ち、どんどん増しています。先日「この先の話数で種崎さんにお願いしたいことがあるのですが……」とスタッフさんにご提案いただいたことがあって。そのお願いも、私的にはお願いいただくまでもないくらい喜んでやらせていただきます! という内容だったのですが、「種崎さんならやってくれるかなと思って」とご提案してくださったのがとてもうれしくて。そんなお願いをもっともっとしてもらえるようにもっともっと絆を深めていきたいです!
——アニメがスタートして半年経ちましたが、あらためて種崎さんが感じるキュアフレンディ / 犬飼いろはの魅力を教えてください。
いつも明るく、元気で、勢いもあるのに、相手のこともよく見ていて、すてきな部分を見つけるのも上手です。人も動物も分け隔てなく同じ目線で接することができる、「みんな元気! みんな仲良し! それがワンダフル!」をまっすぐ信じて、周りに伝えて、行動ができる、本当にすてきな子だと思います。そんな子と自分の唯一の共通点は「うそをつくのが苦手なこと」かなと思います。本当にヘタクソ……というか苦手で。うまくうそをつくのが大事な瞬間も多々あるので、それができずへこむこともあったのですが、正直で何が悪いと若干開き直り始めています。
——キュアフレンディ / 犬飼いろはを演じるうえで、意識していることや新しく挑戦されたことなどありましたか?
人でも動物でも、しっかり相手の目線に合わせて会話するようにしています。挑戦的なことは……なんでしょう……伝え方が難しいのですが、お子さんにもわかりやすいように大きくお芝居をしつつも、その中でも可能な限り、リアルなお芝居もお届けしようとしているところですかね……。ほんのちょっとの違いでも、そうすることで「動物を飼うことや触れ合うこと」などが、よりしっかり伝わるといいなと思います。
——では、種崎さん演じるいろはの相棒である、キュアワンダフル / 犬飼こむぎを演じる長縄まりあさんの魅力はどんな所ですか?
かわいいお声とお姿に反してしっかり肝がすわっている頼もしい座長です! 「本当に素晴らしい役者さんだなぁ……」と何度感じたことか。こんなにもまっすぐ、大好きの気持ちを「いろは!」に込めて届けられるなんて、本当にすごいです。受け止めるたび、うれしくて泣きそうになるほど全部伝わってきます。そのおかげで自然といろはでいられます。まりあちゃんがこむぎで本当によかったです。……というくらい私はまりあちゃんに夢中です(笑)。
——種崎さんのほれっぷりが伝わってきました(笑)。普段の種崎さんと長縄さんはどのような関係性なのでしょうか?
「わんぷり」をやっている間はパートナーでありたいですけど……今どんな関係性なんでしょうね。例えば、いつか「わんぷり」が終わって、別の現場で会ったときにも「あっちゃん!」って見えない尻尾を振りながら笑いかけてくれる……ような関係に! なりたいです!
——これまでのアニメシリーズのお話で、特に種崎さんの印象に残っているストーリーはどんなお話ですか?
たくさんありすぎるのですが、頑張ってしぼりました!
「#7ふたりのフレンドリベラーレ!」
ケンカを経て、二人ともお互いのことをより思い合えるようになるのがたまらないのと、「いろはのわんだふるを守りたいから私はキュアワンダフルになったんだよ」というワンダフルのセリフもまりあちゃんのお芝居も大好きすぎました。
「#22わんだふるご~!」
見てるだけで元気になれる回でした。二人だけのオンリーわんだふるなワードも、それで息が合っていく二人もかわいすぎました。そして「こむぎの好きな言葉はぁ……いろは!」で思わず泣きそうになってしまうほど、これもまりあちゃんのお芝居が最高すぎました。
「#26暑すぎてヤバい!」
タイトルも内容も秀逸でなかなかに振り切れているのに「それな……」と誰もが共感できるものでしたし、最終的にいろはがこむぎのためにすてきな暑さ対策を見つけて終わり! かと思ったら猫組が最高すぎましたし、何より……涼しい悟くんのお部屋で戯れるこむぎ、ユキちゃん、大福ちゃんがかわいすぎて永遠に見ていたかったです……。
——「#7ふたりのフレンドリベラーレ!」は、いろはとこむぎにとって大事なエピソードですよね。種崎さんは、いろはにとって、こむぎはどんな存在だと感じながら演じていらっしゃるのでしょうか?
大好きで大切な、守るべき「家族」……でしょうか。「みんな大好き」「世界中の動物と友達になりたい」といういろはですが、出会いや過ごしてきた年月も相まって、こむぎはやっぱり比べられるものがないくらい特別な存在なんじゃないかと思っています。
——そんな動物と人間の絆が描かれる今回のシリーズ。種崎さん自身も愛猫・せれぶを飼われていますが、同じ飼い主目線で、いろは&まゆに共感できる部分はどんな所ですか?
せれぶとはおしゃべりこそできませんが、私もわりと話しかけちゃいますし、まゆちゃんに負けないくらい思い切り吸わせていただきますし、二人がこむぎとユキちゃんに対して思っている気持ちに負けないくらい、本当に大切な存在です。
しかも、うちのせれぶは猫でありながらなんとなく性格が犬っぽくもあるので、前のめりに甘えてくるこむぎっぽさも、自分の気分が乗ってないときにはスンとするユキちゃんっぽさもあって……パッと違いが浮かばないほど、共感することが圧倒的に多いです。
——それはメロメロになっちゃいますね! では、子どもの頃はいろはとこむぎのように、いつも一緒に過ごす相棒はいましたか?
自分がいろはくらいのころは、今でも連絡を取り合っているくらい仲良しの親友と一緒にいることが多かったです。ワードセンスが抜群の子で、いつも面白すぎてずっと笑っていました。漫画を声に出して読んではカセットテープに録音する、という遊びをその子と延々やっていました。楽しかったなぁ……。
©2024 わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!製作委員会
9月27日生まれ。大分県出身。2022年に「SPY×FAMILY」アーニャ・フォージャー役で人気を博す。その他、アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(’20年)ダイ役、「魔法使いの嫁」(’17年~’23年)羽鳥チセ役、「葬送のフリーレン」(’23年)フリーレン役など、数多くの人気アニメ作品へ出演し、2023年には「第十七回声優アワード」主演声優賞、助演声優賞のダブル受賞を果たした。
2024年9月13日(金)公開
あやしいタヌキがいるゲームの世界の迷い込んでしまったこむぎたちが、アニマルタウンに戻るためにいろいろなゲーム対決に挑戦! 歴代シリーズから「ひろがるスカイ!プリキュア」「魔法つかいプリキュア!」のプリキュアも集結する。ゲスト声優には、こむぎたちがゲームの世界で出会う怪しいタヌキの二人組・ポンタとポコタ役にジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)、タヌキの親分ムジナ役に三宅健太、物語の舞台となるゲームを作った天才ゲームクリエイターの少女・ナツキ役に花澤香菜が参加している。ゲームの世界はフルCGで制作され、TVシリーズとは異なる特別仕様のキャラクターデザインも見どころ。CGを駆使した臨場感あふれるアクションシーンやさまざまなゲームにも注目!
出演
長縄まりあ / 種崎敦美 / 松田颯水 / 上田麗奈
関根明良 / 加隈亜衣 / 村瀬歩 / 七瀬彩夏 / 古賀葵
高橋李依 / 堀江由衣 / 早見沙織 / 齋藤彩夏
寺島拓篤 / 立花慎之介 / 花澤香菜 / 三宅健太
ゲスト声優:ジャルジャル(後藤淳平・福徳秀介)
スタッフ
原作:東堂いづみ
監督:宮原直樹
脚本:加藤陽一
演出:村上貴之
音楽:深澤恵梨香
キャラクターデザイン:宮谷里沙
美術監督:谷岡善王
色彩設計:横山さよ子
撮影監督:大島由貴・佐々木果南
CGディレクター:中沢大樹
音響監督:菅原三穂
挿入歌:「大好きのキズナ」
エンディング主題歌:「Happy≒Future」
©2024 わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!製作委員会
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