LE SSERAFIM初単独ツアー日本公演が待望の映像化！改めて実感する魅力とメンバーの光る個性

2022年5月に韓国デビューするやいなやヒット曲を連発し、K-POPガールグループのトップランナーとして走り続けるLE SSERAFIM。昨年実施した初の単独ツアー日本公演「2023 LE SSERAFIM TOUR ‘FLAME RISES’ IN JAPAN」より、8月31日の東京・国立代々木競技場第一体育館公演の模様を収めたBlu-ray＆DVDをリリースしました。この記事では、そんなLE SSERAFIMの魅力を改めて紐解いていきます。

等身大の自分との対峙から逃げない強さがにじむ楽曲たち

「2023 LE SSERAFIM TOUR ‘FLAME RISES’」は、LE SSERAFIMにとって初の単独ツアーとなった記念すべき公演。ソウル公演と同様に、日本公演のオープニングを飾った「The World Is My Oyster」は、1stミニアルバム「FEARLESS」の1曲目に収録されている楽曲です。

「The World Is My Oyster」は、デビューまでを追ったYouTubeドキュメンタリーのタイトルにも採用されており、LE SSERAFIMのチームコンセプトの象徴となる曲だといえます。韓国語・日本語・英語のセリフで語る壮大なコンセプトで、成功をつかむために努力し続けるLE SSERAFIMらしい最高にかっこいいパフォーマンスに昇華させていて、オープニングからしびれた方も多いのではないでしょうか。

その他にも、“傷さえも私ならば恐れ無いわ”と歌うデビュー曲「FEARLESS」、“いばらの道の上を傷だらけで進む“と歌う「Impurities」、「The Hydra」での“ミスや失敗を隠さない”というセリフなど、常に等身大の自分と対峙することから逃げず、前進していく強さを感じる歌詞が多いのもLE SSERAFIMの特徴であり、ファンの気持ちを捉えて離さない魅力の一つといえます。

LE SSERAFIMはパフォーマンスまでも美しい

「ANTIFRAGILE」での腕の筋肉を見せつけるような振り付けや、サビで手を激しく大きく動かす振り付けの「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife」など、特徴的なパフォーマンスでも注目を集めるLE SSERAFIM。ダンスチャレンジする人も多く、つい踊ってみたくなる独特さもポイントです。

映像で見るだけでもわかるとおり、どの曲も1曲パフォーマンスしただけで運動量は相当なもの。そんなハードなダンスのために、ハードトレーニングをしているメンバーの姿を、ドキュメンタリーやSNSコンテンツなどでたびたび目にします。日々トレーニングを怠らず、筋肉までも美しい彼女たちだからこそ、カムバックのたびに話題となるハードかつユニークなコンセプトのパフォーマンスを完璧に表現できるのかもしれません。

個性豊かなメンバーの魅力を改めておさらい

パフォーマンスや楽曲のよさはもちろんですが、個性的でバックグラウンドもさまざまなメンバーが集まっているにも関わらず、家族のような絆と仲のよさが大好き！というファンの方が多いのもLE SSERAFIMの魅力です。ファンの方は十分にご存じだと思うのですが、ここで簡単にメンバーを1人ずつ紹介していきます。

KIM CHAEWON　どんな歌も歌いこなす圧倒的表現力

LE SSERAFIMのリーダーを務めるKIM CHAEWON。歌もダンスもこなすオールラウンダーですが、やはり魅力を語るうえで外せないのはその歌唱力。どんな歌も歌いこなす表現力にも定評があります。日本語でのカバーのうまさも特筆すべきところで、2022年にYouTubeで公開された宇多田ヒカル「First Love」のカバーは再生回数2900万回超え！（※2024年10月時点）今年の夏には「2024 FNS歌謡祭夏」でアイナ・ジ・エンドと「First Love」のコラボステージを披露、初恋の切なさを繊細に表現し日本でも大きな話題となりました。

SAKURA　向上心の塊で努力し続ける

プロアイドルと称されることも多いSAKURAは、LE SSERAFIMで3度目のデビューを果たしています。長く華やかなキャリアを持っているにも関わらず、決しておごらず向上心の塊で努力し続ける人。さらに、趣味は編み物で、LE SSERAFIMメンバーなどにも手編みのニット帽をプレゼントするなど、その腕前はプロ級だとか！

HUH YUNJIN　多様な才能を持ち楽曲制作も手掛ける

いつも明るくパワフルなイメージのHUH YUNJINは文字通り多才な人。楽曲制作にも積極的で、「Blue Flame」「Impurities」などで作詞に参加、ファンソング「FEARNOT (Between you, me and the lamppost)」では作曲も担当。さらに自作曲「I ≠ DOLL」ではミュージックビデオのアートワークも手掛けるなど才能をいかんなく発揮しています。ポジティブオーラ全開で、いるだけで周囲を笑顔にする存在です。

KAZUHA　バレエで培ったステージ映えする華麗さ

幼い頃からバレエを習い、留学していたKAZUHA。バレリーナからK-POPアーティストに夢を大きく変換させたという、異色の経歴の持ち主です。長身と長い手足、バレエで培った華麗なパフォーマンスでステージ映えするのはもちろんなのですが、メンバーによると、実はKAZUHAは笑いへの責任感のようなものを持っているそう……！

HONG EUNCHAE　ダンスの実力者は末っ子気質が開花

2006年生まれでチーム最年少、「マンチェ」（マンネ＋ウンチェ）というかわいらしい愛称を持つHONG EUNCHAE。お姉さんメンバーたちの愛を一心に受けている場面を目にすることも多いですが、パフォーマンスの実力は相当なもので、デビュー曲「FEARLESS」の振り付けをたった2時間で完璧に覚えたという逸話もあるほど。もともと人見知りの性格だったようですが、明るくかわいがられる末っ子気質が開花。これからも成長をずっと見守りたい！そんな気分になること必至です。

それぞれの光る個性を生かし、多くの人を魅了し続けるLE SSERAFIM。初単独ツアーとは思えない完成度を見せた日本公演「2023 LE SSERAFIM TOUR ‘FLAME RISES’ IN JAPAN」のBlu-ray＆DVDで、深まりゆく秋のおうち時間を楽しんでみるのもいいかもしれません。

文：平松道子（MIDUMU）