2024年10月16日 12時24分
レポート
2024年10月16日 12時24分
レポート
リレーでの悔しい結果に涙を流す“小エビ”・桜木雅哉(原因は自分にある。)の肩を抱いてねぎらう杢代和人(原因は自分にある。)
4つ目の種目は「KASE! KASE! 借り物バトル!」。各チームから3人ずつ出場し、引いたお題のアイテムを客席から借りてくるゲームです。戻ってきたらハイハイで陣地に戻り、次の選手にバトンタッチ。どうしてもアイテムが見つからない場合はお題を引き直すことができます。
“車エビ”の大倉(原因は自分にある。)は意気込みを問われると「ねぇーみんなー♡ いっぱい貸―しーてー♡」と目をきゅるきゅるさせ、チームメイトの古川(SUPER★DRAGON)、塩崎(M!LK)とともにかわい子ぶりっこをして笑いをさらいます。対して硬派な“伊勢エビ”・FUMINORI(BUDDiiS)は「人様に物を借りるには人生経験が必要なんで。僕たちしか勝たないと思います」と自信満々に言い放ちました。
引いたお題に書かれたアイテムを客席から拝借。“伊勢エビ”のカイは比較的やさしい「サングラス」を引いた
競技がスタートすると、まずリードしたのは“車エビ”の塩崎(M!LK)。「5色ボールペン」というお題を5秒ほどで軽々とクリアします。続く大倉(原因は自分にある。)は「筋トレグッズ」という超難題にもかかわらず、短時間で客席から腹筋ローラーをゲット。「なんで持ってるの!?」とアルコ&ピースも驚きを隠せません。アンカーの古川(SUPER★DRAGON)も「シャンプー」とのお題を軽々とクリアし、勢いそのままに1番手で“車エビ”がゴールします。
遅れをとったのは、近藤(Lienel)が「スリッパ」のお題で手間取った“小エビ”。第2走者の阿久根(ICEx)も、ハイハイに難儀し敵チームに抜かされてしまいます。アンカーのハル(超特急)が爆速のハイハイを見せるも、残念ながらゴールしたのは一番最後。
「インドっぽいもの」というお題を見事クリアした“甘エビ”・田中洸希(SUPER★DRAGON)。まさかのLienelの公式グッズのカレーを借りてきた
得点発表を最終種目後に残し、いよいよラストの演目「BACHI! BACHI! 世代対抗ガチンコリレー!」に突入します。各チーム選抜7名によるリレー競技で、アンカーだけはトラックを2周するというルール。1位のチームにはなんと100点が加算されるので、大逆転のチャンスがある競技です。
じゃんけんでコース内側を勝ち取ったのは、“甘エビ”。いよいよホイッスルが鳴ると、“伊勢エビ”の第1走者・マサヒロ(超特急)が圧倒的な速さで第2走者の志村(SUPER★DRAGON)にバトンを渡します。首位をキープする“伊勢エビ”に対し、残る3チームはデッドヒートを繰り広げます。あっという間に各チームのアンカーにバトンが渡されると、ここで驚異的なスピードを見せたのは“甘エビ”の杢代(原因は自分にある。)! “伊勢エビ”のアンカー・リョウガ(超特急)を抜き、首位に躍り出ます。これには場内も大盛り上がり。アルコ&ピースの2名も「リレーってこんなにおもしろいの!?」と興奮気味です。杢代のゴール後、“車エビ”・山中(M!LK)、“伊勢エビ”・リョウガ(超特急)、“小エビ”・桜木(原因は自分にある。)がだんご状態でゴールし、白熱のリレーは終了。
誰もが驚く速さで疾走した“甘エビ”・杢代和人(原因は自分にある。)。キャプテンの期待に見事に応えた
激戦を終えた選手たちはマイクを向けられ、息も絶え絶えに話し始めます。1位の“甘エビ”キャプテン・田中(SUPER★DRAGON)は「皆さん、だから言ったんですよ。やっぱお前かっこいいわ!」と大活躍の杢代(原因は自分にある。)を称賛。杢代は「あのね、マジで疲れた! いい結果残せて最高でした」と爽やかに笑いました。激走が印象的だった“伊勢エビ”のリョウガ(超特急)は、「ほぼ毎日駅まで全力疾走していたおかげだなと思います! 悔いはないんで、来年はちびっ子たちに任せたいと思います」と晴れやかな表情。残念ながら4位に終わった“小エビ”の選手たちは、アンカーの桜木(原因は自分にある。)をねぎらいます。「4位から2位まで追い越したのに、最後転んで……悔しいっす、まじで」と話す桜木の目には大粒の涙が。すかさず駆け寄ってきた杢代が「雅哉、ずっと楽屋で『早く走る方法』って検索してたんですよ。しかも今日、2年間愛用してるランニングシューズ履いてきてるんで、ガチだったんですよコイツ」とライバルを激賞しました。
いよいよ成績発表です。入場時と同じようにコートに整列する選手たち。チーム“伊勢エビ”はリョウガ(超特急)を筆頭に足がもつれ、膝がガクガク震えています。小鹿のような足取りで「全然大丈夫です」と言い放つリョウガに、笑いが起こります。
ファンファーレとともに、まずは「アルピー賞」の発表です。司会のアルコ&ピースが最も印象に残ったメンバーに贈るこの賞は、“伊勢エビ”リョウガが獲得! きょとんとするリョウガを、平子祐希が「膝の痛みを恐れずよく頑張りました! 満場一致でした!」と称えます。リョウガは「俺の身体よ……最後までもってくれてありがとう!!」と喜びを噛みしめました。アルピー賞の特典として、冠番組のMCをアルコ&ピースの2名とともに務める機会が与えられます。
続いて、最も会場を盛り上げ輝いたプレーを見せた選手に贈られる、MVP賞の発表です。「“小エビ”、桜木雅哉!!」と名前を呼ばれると、壇上で再び涙する“小エビ”桜木(原因は自分にある。)。平子に「いまの君は誰よりも美しい!」と絶賛され、「いいMVPかわかんないですけど……取れてよかったです!」と泣き笑いを浮かべた桜木でした。
最後はいよいよ、各チームの最終成績の発表です。結果は、440点を獲得した“車エビ”が圧倒的な強さで優勝! “伊勢エビ”と“甘エビ”が250点で並び、“小エビ”が170点で4位につけました。
この日の締めくくりに、各チームのキャプテンから一言ずつコメントが。
“伊勢エビ”のFUMINORI(BUDDiiS)は「EBiDANって青春だなという、忘れていた気持ちを取り戻すことができました。超楽しかったです!」、“甘エビ”の田中(SUPER★DRAGON)は「ちょっと応援しすぎて声がガサガサになっちゃいました。序盤に宣言していた追い上げは実現できたと思います。このチームを一緒に組めて最高でした! 悔いはないです」と、それぞれ晴れ晴れとした表情で語りました。“小エビ”の阿久根(ICEx)も「結果は1位を取れなかったけど、とにかく楽しい運動会を過ごせたので僕たち、幸せです!」と笑顔。チーム“車エビ”を優勝に導いたキャプテン・塩崎(M!LK)は「いろんなドラマがあって楽しかったですし、会場の皆さんの応援、大きな声が届きました! ありがとうございました!」と大きなトロフィーを誇らしそうに掲げました。
他チームを圧倒するチームワークで優勝を勝ち取った“車エビ”のアロハ(超特急)、塩崎太智(M!LK)
最後に全選手を代表してリョウガ(超特急)より客席へメッセージがありました。ここでまた、ドラマが生まれます。「今日はありがとうございます! 今年も世代別に分かれて白熱したバトルを繰り広げられたと思います。これからもEBiDANもダンエビも、もっともっと成長していきたいと思っています! そしてアルピーさん、ここでちょっと勝手な行動をさせてもらいます」。「なんだなんだ? 台本にないぞ」と慌てるアルコ&ピース。リョウガが続けます。「(桜木)雅哉、ちょっとこっち来てくれ。ここに立ってくれ! 俺が思うに、アルピー賞はお前にふさわしい! 受け取ってくれ!」。なんと、自らが獲得したアルピー賞および冠番組のMC権を、後輩の桜木(原因は自分にある。)に譲ったのです。まさかの2冠獲得となった桜木は「いやぁ~申し訳なさが勝ってますね。でももらったからには、次の運動会もカマしちゃおうかなと思います」とにっこり。リョウガは「MC頑張れよ! 俺はもうやりたくないんだ」と会場を笑わせました。
3時間弱にわたって繰り広げられた大運動会は、これで終了。選手たちは会場内をゆっくりと一周しながらファンに手を振り、名残惜しそうにコートをあとにしました。
※塩崎太智の「崎」は、たつさき
撮影:笹森健一 / 高橋定敬
取材・文:篠田冴
©「DAN!DAN!EBiDAN!」製作委員会
2011年に結成、2012年にCDデビュー。ダンサーがステージ前方で、ボーカルが後方でパフォーマンスをする、史上初の“メインダンサー&バックボーカル”グループとして注目を集める。オリジナルメンバーから年齢順に号車名を担当しており、2号車・カイ、3号車・リョウガ、4号車・タクヤ、5号車・ユーキ、7号車・タカシ、11号車・シューヤ、12号車・マサヒロ、13号車・アロハ、14号車・ハル。ファンネームは“8号車”。
2014年に結成、2015年にデビュー。変幻自在をコンセプトとし、グループ名には「何色にも染まることができる存在に」という意味が込められている。ファンネームは“み!るきーず”。2024年に結成10周年を迎え、さいたまスーパーアリーナ2days、大阪城ホールをまわるアリーナツアーが決定。グループ史上最大規模の4万人を動員予定。
2015年に結成、2016年にデビュー。ラップ、ダンス、ヒューマンビートボックスを取り入れたミクスチャースタイルの楽曲が特徴。9名によるフォーメーションダンスからも目が離せない。2024年にメジャーデビューを果たした。ファンネームは“BLUE”。
2019年に結成、デビュー。印象的なグループ名のとおり前衛的なダンスボーカルユニットとして人気が急拡大中。ネットカルチャーを代表する人物から楽曲提供を受けるなど、日本のエンタメカルチャーを牽引する新解釈グループとして活動し、2次元と3次元の架け橋的な役割も果たす。ファンネームは“観測者”。
2020年に結成、2021年にデビュー。DIYをコンセプトとしたダンスボーカルグループで、メンバー自ら作詞、作曲、振付、グッズ原案デザイン、メンバーのヘアセットなどを手掛ける。メインボーカル2名、リードボーカル2名、ラッパー3名、ダンサー3名の10名で活動中。ファンネームは“バディ”。
2023年に結成、デビュー。平均年齢18歳の8人組ダンスボーカルユニット。「全ての愛を愛す」をコンセプトに活動中。2024年にメジャー1stアルバム「Retro Toy Pop」をリリース。ファンネームは“COOLer”。
2023年に結成、デビュー。グループ名はフランス語で「永遠の絆」を意味する「Lien ēternel」から生まれ、メンバーとファンで絆をつないでいきたいという意味が込められている。ファンネームは“Lien”。
毎週(木)25:00〜
出演
超特急 / M!LK / SUPER★DRAGON / Sakurashimeji / ONE N’ ONLY / 原因は自分にある。 / BUDDiiS / ICEx / Lienel
MC
アルコ&ピース
10
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