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FANTASTICS木村慧人 熱意を注いで臨む「レッドブルー」で見せる役へのこだわり

2024年12月11日 18時00分

インタビュー

“総合格闘技(MMA)”を題材にした初のドラマが誕生! 週刊少年サンデーにて連載中の話題の少年マンガ「レッドブルー」が、旬のキャストを多数迎えて実写化されます。
いじめっ子から助けてくれた明るい人気者を恨み、「そいつを一発殴りたい」という一心から総合格闘技を始める主人公・青葉。根暗で、ちょっとひねくれたところのある青葉を演じるのは、FANTASTICSの木村慧人さんです。
イケメンでハイスペックな爽やかサラリーマン、彼女がいながら人妻と関係を持つ大学生、メイク好きで女装が似合うジェンダーフリー男子……と、この1年、さまざまな作品でさまざまな顔を見せてきた木村さんが、今度は格闘技の世界にのめり込む高校生役に!
そんな木村さんに、体作りや格闘技の練習など、入念な準備をして撮影に臨んでいる今の心境を語っていただきました。木村さん自身の近況として、出演舞台の振り返りもしていただいています!

「主人公らしくない主人公」を演じる

——演じられる鈴木青葉というキャラクターをどのように捉えていますか?

一見かわいらしいけど、根暗でひねくれ者。MMAをやっているときや、「一発殴りたい」と思ったときの豹変の仕方が印象的で、主人公らしくない主人公です(笑)。笑顔が不気味で、監督とも「サイコパス感を表現できたらいいね」と話しています。ただ、(長谷川)慎さん演じる友達の岩瀬くんに対してはちょっと甘えるようなところもあって。闘志を見せるときは見せて、日常はかわいく、というのを意識して演じています。
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——体作りはされましたか?

1つ前の作品で真逆の役を演じていて(※ドラマ「顔に泥を塗る」のイヴ役)、そのときから青葉役のために6kg近く増やして、筋トレも毎日しています。

格闘技の練習にも取り組みました。打撃系が得意なタイプを“ストライカー”、寝技などの組み技系が得意なタイプを“グラップラー”っていうんですけど、僕はグラップラー派で青葉に近いですね。打撃系はやっぱり痛いので、密着して関節技とかで極(き)めるほうが楽しくて。これを機に寝技にハマりそうです(笑)。

——格闘技の練習をしてから体つきも変わりましたか?

そうですね、3カ月ぐらいやっていたんですけど、結構変わりました。最近、衣装合わせをしたときに、ワイシャツのサイズが前よりワンサイズ上がっていたんですよ。衣装さんがびっくりしていました(笑)。筋トレも、ダンスをしているときとは鍛える部位が違いますね。前までは胸をやればいいと思っていたんですけど、最近では、肩、背中、腕を意識しながら筋トレしています。

——格闘技のシーンはいかがですか?

型を覚えるのは得意なんですけど、映像作品ってカットを割って撮っていくじゃないですか。毎回、気持ちをアクションしながら気持ちをつなげるっていうのが難しくて。その前後を意識しながらやっていくので、そこが大変ですね。
あとは、青葉の師匠の雨地役の笠松(将)さんはガタイがよくて。寝技をかけられて剝がそうとしても、力が強いのでなかなか剝がれないんです。だから呼吸を合わせて、相手の力が抜けたなと思ったら一気に剝がすっていう。毎回、本気でお互いぶつかり合っているので、そのガチなところが見どころだと思います。
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格闘技のよさをドラマを通じて知ってほしい

——ちなみに、ご自身は格闘技についてはどういう印象をお持ちでしたか?

プロレスとかも見てこなくて、今回初めて格闘技の世界に触れました。監修をしてくださる岡見勇信さんの試合を映像で見ましたが、迫力がすごかったですね。以前はちょっと怖いという印象がありましたけど、実際に見てみると全然そんなことなくて。一人一人が本気で命をかけて戦っている姿はやっぱりかっこいいし、実際に自分もやってみてこれは楽しいぞと思いました。だから普段格闘技を見ていない方も、この作品でよさを知っていただけたらうれしいなと思っています。
僕もMMAにはちょっとハマってしまいそうです。事務所がやっているジムがあって、そこにMMAの選手の方がいらっしゃるんですけど、「これを機に始めてください」って言われたりするんです(笑)。そう言ってもらえるっていうことは、センスを多少は認めてもらっていると思うので、自信を持ってこれからの撮影にも取り組んでいきたいなって。お芝居にしろ、何にしろ、もともと不安が多いほうで、褒めてもらって伸びるタイプなので(笑)、そう言ってもらえたのは糧になりますね。
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——そして今作には、青葉を格闘技ジムに勧誘する岩瀬三之助役の長谷川慎さん、対戦相手の1人となる鵺路雁丸役の武知海青さんと、THE RAMPAGEのメンバーも出演。よく知っている方々が一緒ということで安心感はありますか?

そうですね。慎さんとはもう小学生の頃からEXPG STUDIO(※LDHのダンススクール)で一緒だったので、現場でも話しやすくて。撮影中もいろいろ聞き合ったりできますし、初めてご一緒する俳優さんとは取れないようなコミュニケーションを取れています。もちろん、作品の話だけじゃない、たわいない話もしますし、撮影終わりにご飯に行ったり、サウナに行ったりもしています。海青さんも普段から一緒にご飯に行くような間柄なので、今回も体作りについてアドバイスをもらったりしました。

——武知さんはそれこそプロレスのドラマ出演がきっかけで実際にプロレスラーデビューもされていますし。

そうそう、本物ですよね(笑)。今回、海青さんとは戦うシーンもあるんですけど、「思いっきり来ていいよ」と言ってもらえて。撮影はこれからですが、そこはもう先輩後輩関係なしに青葉と鵺路として向かい合おうと思っています。海青さんは確かにゴツいですけど、そういう相手でも勝てるのが打撃じゃなくて組み技なんですよね。体格的にハンデがあっても必ずしも小さいほうが不利というわけじゃないっていう。そのあたりも見ていて面白いところかなと思うので、ご覧になる方にはぜひ楽しみにしていてほしいです。
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©「レッドブルー」製作委員会・MBS

レッドブルー (MBS)

2024年12月17日(火)スタート

MBS:毎週(火)24:59~
TBS:毎週(火)25:28~
※1、2話は放送時間の変更あり
1話(12/17) MBS:24:59~25:29 / TBS:25:38~26:08
2話(12/24) MBS:25:59~26:29 / TBS:26:09~26:39

幼い頃から病弱だった鈴木青葉(木村慧人)は、クラスメイトの岩瀬三之助(長谷川慎)にストレス発散の道具にされながら学校生活を送っていた。ある日、同級生の赤沢拳心(椿泰我)に「お前、空っぽじゃん…」と言われ、その一言が許せず、赤沢を“一発殴る”ことが目標に……!打・投・極、あらゆる攻撃が許される最強の格闘技“MMA”の世界へ飛び込む!

出演
木村慧人(FANTASTICS) / 長谷川慎(THE RAMPAGE) / 椿泰我(IMP.) / 山下永玖(ONE N' ONLY) / 大久保波留(DXTEEN) / 武知海青(THE RAMPAGE) / 大倉空人(原因は自分にある。)/ 須見和馬(DDTプロレスリング)/  
佐野岳 / 笠松将

スタッフ
監督:林隆行 / 古澤健
アクション監督:田渕景也
MMA監修:岡見勇信
脚本:たかせしゅうほう / 木村暉 / 目黒啓太
主題歌:MA55IVE THE RAMPAGE「MY PRIDE」
制作プロダクション:C&I entertainment
製作:「レッドブルー」製作委員会・MBS

レッドブルー | ドラマイズム

木村慧人(Keito Kimura)

1999年8月16日生まれ。東京都出身。FANTASTICSのパフォーマーとして2018年に「OVER DRIVE」でメジャーデビュー。24年夏にはグループ単独初のアリーナツアーを完走。ドラマ「飴色パラドックス」(‘22年)でW主演を務め、2023年には「BREAK FREE STARS」で舞台初主演。2024年には「好きなオトコと別れたい」、「さっちゃん、僕は。」、「顔に泥を塗る」、「レッドブルー」とドラマ出演が続く。ほか、おもな出演作に映画「HiGH&LOW THE WORST X」、ドラマ「恋と弾丸」など。2023年から始動した木村慧人×山口放送プロジェクト「10keiちゃんねる」が現在も放送中で、連動するYouTubeチャンネル「10keiちゃんねる」も更新中。EXILE TETSUYAがアンバサダーを務めるLDH JAPANのキッズエンタテインメント「KIDS B HAPPYプロジェクト」からEXILE TRIBEメンバーを中心に集められた新ユニット“EXILE B HAPPY”のメンバーとしても活動している。

木村慧人 | ARTIST | LDH - LOVE + DREAM + HAPPINESS TO THE WORLD -

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