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唯一無二の美声と流麗な演技! 声優・神谷浩史の代表作を振り返り

2025年01月28日 17時00分

特集

唯一無二の美声で、声優界をけん引し続けている神谷浩史さん

唯一無二の美声で、声優界をけん引し続けている神谷浩史さん

止まらない快進撃! あの国民的アニメでも必要不可欠な存在へ

何期もシリーズが続く人気作品でメインキャラクターを務めることの多い神谷さん。2008年開始のアニメ「夏目友人帳」もその一つでしょう。神谷さんが演じるのは“妖(あやかし)”を見ることのできる主人公・夏目貴志。相棒の妖・ニャンコ先生のマスコット的な人気や、多くの妖との交流で生まれるドラマの数々が話題を呼び、7期にわたるテレビアニメと2作の劇場版が制作されています。妖が見えることで周囲から疎まれてきた夏目は、内気な性格ながらも心優しく穏やかなキャラクター。神谷さんの柔和な声色と共に、ニャンコ先生ら妖との心温まるストーリーを楽しむことができます。ちなみに神谷さん自身も無類の猫好きとして知られており、「夏目友人帳」出演前から飼っている愛猫の名前が偶然にも“にゃんこ先生”という、作品にまつわる運命的なエピソードもあります。

続いて神谷さんは、あの国民的アニメ「ONE PIECE」でも、作中屈指の人気キャラ、トラファルガー・ロー役で出演を果たします。主人公・ルフィと同世代の海賊として初登場したローですが、次第に物語の根幹にも関わる重要な存在になっていきます。冷静沈着でつかみどころのない性格で、強力な能力を巧みに操り戦うローは、ファンタジー作品における正統派のクールキャラと言えるでしょう。その性質に合わせ、神谷さんは比較的低めのトーンでローを演じています。これまでご紹介してきたどの演技とも異なり、王道のかっこよさ満載の神谷さんの声を堪能することができます。かと思えば、ルフィに振り回されてつい感情をあらわにする場面もあり、人間くさい部分も見え隠れるのが人気のゆえん。また、幼少期のローも神谷さんが声色を変えて演じており、青年ローの落ち着いた声とのギャップにも注目です!

ちなみに、ローの初登場は第392話(’09年)ですが、実は神谷さん、1999年に開始した第1話の時点で既に「ONE PIECE」に出演しているのです! 当時の役名は“海賊A”という端役でした。それが約10年の時を経てレギュラーキャラとして再来するという、なんともドラマチックなエピソードがあります。神谷さん自身も「成り上がりですよ」と語っており、25年にわたって作品への深い思い入れがあることがわかります。

その後も、数シリーズ続く人気作品で多種多様なキャラクターを次々と務める神谷さん。2010年「デュラララ!!」では折原臨也を、2012年「黒子のバスケ」では赤司征十郎を、2014年「ハイキュー!!」では武田一鉄を、2016年「文豪ストレイドッグス」では江戸川乱歩を演じています。どれも放送開始から長い年月が経過していますが、今なお高い人気を維持している作品ばかりです。

なかでも、2013年からスタートしたあの作品を忘れてはなりません。壁外から襲来する巨人と、それに反抗する人類との戦いを描いた大ヒットアニメ「進撃の巨人」です。神谷さん演じるリヴァイ兵長は、潔癖で神経質な上にかなり粗暴な性格のキャラクター。ただし“人類最強の兵士”とうたわれるほどの実力者であり、他の兵士たちが手も足も出ないような巨人たちを次々と切り刻んでいくほどの戦闘力を持っています。神谷さん、もといリヴァイは、基本的には低めのトーンでぶっきらぼうに話しますが、ときには死んだ仲間の仇を討とうと感情をむき出しにして叫ぶことも。そんな仲間思いの一面というギャップも、リヴァイが人気である理由の一つでしょう。その象徴とも言えるシーンが、アニメ第54話での「獣の巨人」とのバトルです。圧倒的な力で大勢の兵士たちをじゅうりんする獣の巨人でしたが、なんと、リヴァイたった一人に返り討ちにされてしまいます。「さっきはずいぶんと楽しそうだったな。もっと楽しんでくれよ」という名ゼリフで、リヴァイのとりこになってしまうこと間違いなし! この“低めの声色を維持したまま感情的に叫ぶ”という難しい演技は、神谷さんの技術あってこそ成立するものだと思います。

昭和を彩ったあの作品まで! 往年の人気キャラクターを受け継ぐ

神谷さんといえば、前任の声優さんから引き継いだキャラクターも多いのです。例えば、アニメ「クレヨンしんちゃん」に登場する、ぶりぶりざえもんというキャラクター。初登場時から故・塩沢兼人さんが担当していましたが、塩沢さんの急逝から長らくの間、姿は見せても声を発することはありませんでした。しかし2016年に後任として神谷さんが抜てきされ、約16年ぶりに復活を果たしたのです! 初代ぶりぶりざえもんは、塩沢さん特有の渋めの声が特徴的です。それに対し神谷さんバージョンは、初代に比べてトーンが高めでスマートさがアップしたように思えます。どちらも武士のような落ち着き+ひょうきんさを併せ持った演技という部分では共通しており、従来のキャラクター像を損ねることなく、神谷さんの持ち味がベストな形で作用しています。

また、往年の名作をリメイクした2022年版「うる星やつら」では、古川登志夫さんに代わり主人公・諸星あたるを演じており、従来よりキャストが一新された2024年「キン肉マン 完璧超人始祖編」では、悪魔超人・アシュラマンを演じています。アシュラマンは作品によってさまざまなキャストが演じており、神谷さんはなんと5代目となります。

「おそ松くん」を原作として再始動したテレビアニメ「おそ松さん」(’15年)もここでご紹介します。6つ子の三男・チョロ松は、兄弟の中では比較的真面目なキャラクターで、癖の強い兄弟たちへのツッコミ役を担うことも多いです。ですがその実、自意識だけが異様に高いというこじらせた性格であることが判明します。今年はテレビアニメ第4期の放送も決定している「おそ松さん」。チョロ松ら6つ子たちの活躍に今後も目が離せません!

テレビアニメ「おそ松さん」4期テレ東ほかにて2025年7月より放送開始!

神谷浩史(Hiroshi Kamiya)

1月28日生まれ。千葉県出身。1994年にデビューを果たし、「夏目友人帳」夏目貴志役、「ONE PIECE」トラファルガー・ロー役、「進撃の巨人」リヴァイ役など、数々の人気作品で主要キャラクターを務め、その功績から声優アワードでは最多得票賞を5年連続で受賞し殿堂入りを果たす。ラジオ番組のパーソナリティーとしても活躍するほか、2009年8月にはミニアルバム「ハレノヒ」でアーティストデビュー。2024年7月にはミニアルバム「HARETTER」をリリース、8月・9月には「神谷浩史 LIVE 15th Anniversary Live Tour」を実施するなど精力的に活動を行っている。

神谷 浩史 | 株式会社青二プロダクション
神谷浩史(Hiroshi Kamiya)

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