2024年11月07日 09時20分
レポート
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「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」プレミアイベントで和気あいあいとトークを繰り広げたキャスト&スタッフ
ABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」の放送前日プレミアイベントが、11月6日に東京・渋谷の稲荷橋広場にて行われました。
「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」は沖田臥竜による小説「INFORMAⅡ-Hit and Away-」が原作の、2023年に放送されたドラマ「インフォーマ」の新シリーズ。桐谷健太演じる、情報に精通する“インフォーマ”こと木原慶次郎と、佐野玲於演じる“ポンコツ”こと週刊誌記者の三島寛治のコンビが織りなすクライムサスペンス・エンターテインメントです。
本日行われたイベントには桐谷、佐野のほか、今シリーズから出演の莉子、池内博之、二宮和也、原作・監修の沖田、企画・プロデュースを手がける藤井道人、総監督の逢坂元が登壇しました。8人は渋谷ストリームの大階段を通って、レッドカーペットを歩いてステージへ。集まった200名のファンは、赤いサイリウムを振って彼らをお出迎えしました。ステージに到着し、木原よろしく「祭りが始まりよったぞー!」と声を上げた桐谷は「スタッフキャスト一丸となって、すごくパワーのある作品ができました」と胸を張ります。
続編の話はいつから進んでいたのかというMCの質問には沖田と藤井が、前作がNetflixでランキング2位を取った今年の頭だと回答。藤井は「この作品は主演の健太さん、玲於くんをはじめみんなの熱量がすごく高くて。2位で“うれしいね”よりも“悔しいね”が強かった。だから次は1位を取ろうということで、健太さんと玲於くんにお願いしたのを覚えています」と、本作にかける情熱を感じさせます。
沖田臥竜 | 藤井道人 |
桐谷は「続編が決まる前に、玲於とラジオで『続編をもしやるとしたら、 木原とポンコツが東南アジアを歩いてるのが目に浮かぶねん』っていう話をしていて。そしたら、次はタイで撮影しますと言われたから……ラジオ聞いていました?」と思わず確認。藤井が聞いていなかったと正直に明かすと、桐谷は「偶然シンクロしたんや! だから夢がかなったと思いました」と興奮した様子に。佐野も「健太さんとラジオで妄想を膨らませていたので、健太さんと話していた妄想話が本作でかなって。言霊ってあるんだなと思いました」と声を弾ませました。
今作の主題歌はB'zによる書き下ろし。きっかけは桐谷の直感だったというエピソードが明かされると、B'zからの応援コメントが届いているとの発表に一同驚き! 「アップテンポでスリリングな楽曲に仕上がっています。この作品を盛り上げるのに一役買えればうれしいです」(松本孝弘)、「いろんな場面でついつい自分に鞭を打ちまくって頑張ってしまう人たちに向けて……このドラマにはそういう人たちがいっぱい登場すると思うんですけど、そんな場面を頭に思い浮かべて作らせていただきました。ドラマの中で流れるのが楽しみです」(稲葉浩志)という二人からのビデオメッセージが上映されました。知らされていなかった桐谷は「すごい!」、佐野は「めっちゃうれしいです。単純に名前を呼ばれたのがうれしかったです。ありがとうございます」と目を輝かせていました。
桐谷健太 | 佐野玲於 |
莉子 | 池内博之 |
二宮和也 | 逢坂元 |
ここからは事前アンケートを基にしたトークが展開されます。話題の多くは、撮影期間の多くが行われたタイでのエピソードに。トゥクトゥクでのカーチェイスシーンが印象的だったと逢坂監督が言えば、桐谷と佐野はトゥクトゥクに乗ったときのことを回想。佐野が「健太さんはやんちゃな乗り方をしていて、心配になるくらいだった」と明かすと、桐谷は「タイだから撮れた画ですよね」と振り返ります。
そんな桐谷は「地元の人も入らないような川へのダイブと刑務所でのみんなとの記念撮影」が印象的だったと語り、刑務者での屈強な方々との記念写真を日本にいた二宮に送ったとのこと。二宮は「『俺、これに出るんだよな?』と思った」と不安がよぎったことを話して場内の笑いを誘いました。
「週刊タイムズ」のタイ特派員・広瀬を演じた莉子が、三島(佐野)のパンツを隠すシーンが印象的だったと言うと、桐谷が「(放送を)みんなで見ましょう!」と声をかける場面も。さらにインフォーマを名乗る謎の男・鬼塚役の池内が、撮影待機中に自身と同じ大きさの“イグアナみたいな生き物”に遭遇したという驚愕の思い出を話し、自身のInstagramにその写真を載せていることをアピールすると、また桐谷が「みんなで見ましょう!」と、トークイベントでも頼りになる座長ぶりを見せました。
後半には“情報屋”にちなんで、共演者の意外な一面やエピソードの情報を提供してもらうことに。逢坂監督が佐野について「NGなしですべてOK」という一面を公表すると、佐野は「元さん(逢坂)と藤井さんがドSで、僕がドMなのかもしれない」と笑いながらも、「前作からいいチームワークで。信頼関係があるからできたのかなと思う」とコメント。その象徴的な場面として、川に飛びこむシーンで、キャストの桐谷と佐野のみならずスタッフ陣も「二人だけを入らせるわけにはいかない」という思いで川に入って撮影してくれたことが一生忘れられないと目を細めました。
また二宮と4年連続で共演している桐谷は、今作で警察官僚の高野を演じる二宮について「いつもご機嫌に手を振ってくれる」との情報を提供。桐谷のラブコールで出演が決まった今回の共演について「毎回お互いの演じる役が違って、今回は情報屋と警察官僚。新たなニノも見れましたし、学ぶことも多かった」「夜から朝まで撮影して、そこからまた違う現場に行くのに、笑顔で手を振ってくれた」と感激します。すると二宮は「現場が楽しかったんでしょうね。時間帯とかを考えれば大変だったかもしれないけど、やっていることは楽しかった」と行動の裏に隠された思いを明かしました。
莉子が桐谷の「寒さに敏感に反応」という一面を挙げ、撮影期間中、常に「寒くないか?」と気遣ってくれたことに対して感謝を伝えたいと言うと、二宮が「さっきも言ってたんですよ」と付け加えるなど、終始、仲の良さを見せていたキャスト陣。さらに二宮は、このイベントには不在となった高橋和也について「僕と同じ漢字で“カズヤ”と読むから僕もカズヤと呼ばれることがあって。共演したら『先輩のせいです』と言いたかったけど、お会いしたら『頑張ってるか?』と聞かれて……言えなかった(笑)」と笑いながらも大先輩の優しさに触れたことを伝えます。そんな“カズヤ大先輩”と、同じく出演者の森田剛“中先輩”との共演については「先輩たちとお芝居の仕事で会えるのは光栄だったし、貴重だったし、うれしかったですね」と喜びを語りました。
最後に座長の桐谷が、起立し「本日は本当にありがとうございます。もちろんシーズン1も見ていただきたいですが、シーズン1をまだ見てない方でも楽しめる作品になっています。 そして、どのキャラクターのスピンオフもできるくらい魅力的なキャラクターが集まってこの作品はできています。スタッフさん、キャストの皆さんの“1”がいっぱい合わさって、でっかい“1”になった作品だと感じています。すごいパワーとエネルギーのある作品なので、まずは1話、見てみてください」と今作をアピールしてイベントを締めくくりました。
イベント終了後に行われたマスコミによる質疑応答では、桐谷と二宮に対し「改めてお互いの好きなところを教えてください」との質問が。桐谷が「めちゃめちゃ恥ずかしいやん」と照れている隙に、二宮はすかさず「優しいところですね。乱闘シーンの撮影で僕が吹っ飛ぶときに、とがった石がないか見てくれたり、終わったあとも『コーヒー飲むか?』『トイレ行くか?』と声をかけてくれたり」とモノマネを交えて即答。桐谷は「ニノは冷たい炎を表現できる俳優だから、(「インフォーマ」を)やってほしかった。ニノが出ない未来は考えられなかった。大好きなので、感謝でいっぱいです」と思いを重ねました。そして二宮に向かって「大好きです!」と言うも、二宮から「優しいです!」と返され「大好きって言ってくれへんのや……」とがっかり!? 仲睦まじいやりとりを見せました。
フォトセッションを終え、最後に改めて一人ずつ登壇者がアナウンスされる際にも、そのたびに互いに拍手を贈り合うなど絆の深さを感じさせるチームでした。
「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」は本日11月7日23:00よりABEMAにて配信がスタートします。推し楽では桐谷×佐野、桐谷×二宮のインタビューを公開中です!
取材・文:小林千絵
撮影:古賀良郎
2024年11月7日(木)スタート 毎週(木)23:00~
政治、経済、芸能、裏社会にいたるまであらゆる情報に精通し、社会を裏で操る謎の情報屋“インフォーマ”・木原慶次郎(桐谷健太)。ペンで権力に立ち向かうという信念を持つ週刊タイムズ記者・三島寛治(佐野玲於)。この異色コンビが、警察・ヤクザ・裏社会の面々を巻き込みながら、事件の裏にうごめく“巨悪”を暴く!「INFORMA」新シリーズがABEMAオリジナルドラマに登場!!
今回の舞台はタイ・バンコク。世間を騒がせている〈闇バイト殺人事件〉をきっかけに、木原と三島が日本とタイの2国に跨る、壮大な情報戦に巻き込まれていく――。
出演
木原慶次郎:桐谷健太
三島寛治:佐野玲於(GENERATIONS)
広瀬:莉子
鬼塚拓真:池内博之
高野龍之介:二宮和也
and more!
スタッフ
原作・監修:沖田臥竜「INFORMAⅡ -Hit and Away-」(サイゾー文芸部)
企画・プロデュース:藤井道人
総監督:逢坂元
監督:林田浩川 / 川井隼人
脚本:酒井雅秋 / 澤口明宏
制作プロダクション:Lat-Lon
©️AbemaTV,Inc.
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