2024年07月30日 18時00分
インタビュー
2024年07月30日 18時00分
インタビュー
マースのかわいさをたくさん教えてくれた藤原樹さん
16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEが幻冬舎とタッグを組み、メンバーをフィーチャーした書籍を12カ月連続で刊行するプロジェクト「GL-16 〜THE RAMPAGE BOOKS〜」が7月からスタート!
その第1弾は、藤原樹さんがメインの「藤原樹 マース フォトブック 『Mars』」。ファンの間でもよく知られる飼い猫のマースと藤原さんの幸せあふれる日々をのぞき見しているようなフォトブックで、自宅撮影やスタジオでのポートレート撮影に加え、愛猫家である家族との猫座談会など、隅から隅までマースへの愛情がたっぷり。ページをめくるだけで優しい気持ちになれること間違いなしの1冊です。
今回は藤原さんに、撮影の裏話やマースにまつわるちょっぴりマニアックなことなど、さまざまなお話をうかがいました。
——今回は「GL-16 〜THE RAMPAGE BOOKS〜」というシリーズの幕開けとして、愛猫・マースとのフォトブックを発表されますが、トップバッターとしてのお気持ちはいかがですか?
トップバッターが僕とマースって面白いですよね(笑)。でもそんなにプレッシャーなどもなく、楽しくやらせてもらいました。
——打ち合わせではどんな案を出されたのですか?
マースとスタジオで撮影するのは久しぶりでしたが、ぜひやりたいなと思っていました。何年か前に雑誌の表紙でスタジオ撮影をしたことはありますが、部屋の外に出ることは結構マースのストレスになるので、最近は全然やっていなくて。今回はフォトブックなので、久しぶりに連れていきました。
——あまり慣れないスタジオでの撮影は大変だったのでは?
めちゃくちゃ大変でした。人見知りはしないんですけど“場所見知り”はするので、知らないところに行くともう逃げ回ってしまって。部屋の隅っこに行ったり、バッグに入ったまま出てこなかったり……。
——写真を拝見すると、とてもそんなに苦労されたようには見えないぐらい、マースは堂々としていますね。
良かったです。僕も初めて撮るようなカットだったので楽しかったですね。衣装が5、6ポーズあったんですけど、マースのストレスを考えて最低限の時間で撮るようにしていただいて。僕が着替えている間は、スタッフさんたちがマースの気を紛らわせようと一生懸命遊んでくれていました(笑)。
——反対に、お家での撮影はスムーズに?
はい、リラックスしている感じでできました。マースはいつも、家に人が来ても逃げたりせず、むしろ近寄っていくので、今回も全然大丈夫でした。
——さまざまなバリエーションのカットがありますが、中でもお気に入りの1枚というと?
これです(と、103ページの写真を選ぶ)。テーマはバスケットボール選手(笑)。このとき、マースがめっちゃ丸まって落ち着いていたんですよ。だからボールを持っているみたいになって、面白いなって。普段はこんな持ち方しないんですけど、持ってみたら意外とハマりましたね。
——すごくかわいらしいですね! 表紙のカットもとても素敵ですが、これは藤原さんご自身が選ばれたんですか?
そうですね。候補が6枚ぐらいあったんですけど、めちゃめちゃ悩みながら選びました。家族のグループトークに送って投票してもらったり、メンバーにどれがいいか聞いたり……。それで、最終的に一番人気が高かったカットに決まりました。マースと僕の顔が近くて、猫雑誌の表紙みたいでいいねって(笑)。
——ここからは、マースについて一問一答的にお聞きしていきます。これまでにマースに助けられたなと思うエピソードは?
やっぱり仕事が忙しいときは、家に帰ってマースがいるだけで癒やされるし、ストレスがなくなりますね。今年、舞台(「HiGH&LOW THE 戦国」)をやっていたんですけど、それが本当に精神的にも体力的にもキツくて……。そのときにもマースがいてくれて本当によかったと思いました。マースがいなかったら、かなり大変だったなと思います(笑)。
——一日にどれぐらい“猫吸い”しますか?
猫吸いは、僕はあんまりしないんですよ。しようとすると逃げちゃうので、ほんと、たまーにですね。チャンスをうかがって、できるときはやっています。顔にめっちゃ毛がつきます(笑)。
——マースの肉球の匂いは?
すごくいい匂いです。日光みたいな感じ。毛も体もいい匂いがします。
——朝は起こしてくれますか?
昔、飼いはじめた頃は毎朝4時とか5時に起こされてご飯をねだられていたんですけど、自動餌やり機に変えて、朝、自動でご飯を食べられるようになったら起こされなくなりました。最近は、たまに朝6時ぐらいに胸の上に乗って甘えてくることがあります。
——マースのモーニングルーティンは?
僕が目を覚ますと大体足元で寝ていて、起き上がってリビングに行ったらマースもついてきます。僕が起きたら絶対に起きるんですよね。出かけるときのお見送りはそんなにしないですけど、帰ると玄関まで来てくれます。
——どんなときに鳴きますか?
僕が帰ったときはずっと鳴いてます。しばらく家を空けて帰ってきたときも、寂しいのかずっと鳴いているし。あと、ご飯は自動餌やり機でちゃんと食べているはずなのに、お腹が空いた風に鳴くんですよ。食べていないフリをして、ご飯を狙ってくる(笑)。ほんと、食いしん坊なんですよね。あげないとずっと鳴くので、そういうときはおやつをあげたりしています。
——一番甘えてくるのはどんなときですか?
家に帰ったときと、寝る前。寝る前はたまに胸に乗ってきて、ずっとグルグル言っています。で、そのまま寝たり……。ちょっと眠くてソファで寝転がっているとマースが来て、遊んでいるうちにそのままウトウトしちゃうこともありますね。幸せな時間です(笑)。
——一番かわいいと思う瞬間は?
全部かわいいですけど、強いて挙げるなら、僕の腕枕で寝ているとき。僕以外絶対見られない表情だと思うので、お気に入りの瞬間です。そのときの写真もいっぱい撮ってあります(笑)。
——猫のお友達はいますか?
前に、友達が飼っているやんちゃな猫と会わせたとき、マースがずっと隅に追い詰められてかわいそうだったので、あまりほかの猫とは会わせないようにしています。メンバーの猫とも会ったことはないですね。僕の家族が飼っている猫とも、生まれたとき以来会ってないんですよ。連れて帰りたいけど、飛行機は絶対ストレスがかかっちゃうので乗せられなくて。なので、たまにテレビ電話でマースのお父さんの写真を見せています。見せると、マースはちょっと匂い嗅いでますね(笑)。
——フォトブックの中では、メンバーから“マースとしゃべっている藤原さんは赤ちゃん言葉になっている”というタレコミもありましたが、自覚はありますか?
自覚はないです(笑)。でも、確かにトーンは高くなっていますね。方言でしゃべったりもしています。いつまで経っても、子どもに話しかけるような感覚というのはありますね。
——では、改めて写真集の見どころをお願いします。
僕も完成して初めて見たときに、見応えがありすぎて圧倒されました。すごくページ数が多くて、僕とマースのいろんな表情や衣装が見られます。あと、マースを飼った経緯などを語ったインタビューもあるので、そこも楽しめると思います。
——藤原さんとマース、いい塩梅でどちらも楽しめる1冊ですね。
マースのほうが多いぐらいです(笑)。僕はマースがメインだと思ってるので、それで全然いいんですけどね(笑)。
——そして、楽天ブックスで購入いただいた場合のオリジナル特典は、前髪クリップとアクリルスタンドになっています。こちらも藤原さんのプロデュースですか?
そうです。ヘアクリップは、欲しいという人が多いと聞いたので、絶対に作りたくて。手に入れた方はぜひバンバン使ってほしいですね。家では僕も使ってるんですよ。帰ってメイクを落とすとき、これで前髪を止めていて。すごく便利です。
——じゃあこれを手に入れたら藤原さんとお揃いになる、と。アクリルスタンドはどういうふうに使ってほしいですか?
僕もリビングに置いているので、皆さんもぜひ家に飾ってほしいですね。あとはライブ会場とか、旅行とかに連れていって、推し活してもらえたら。
——猫の着ぐるみ姿のアクスタになったのも、藤原さんのご提案なんですか?
そうです。もともとは普通に衣装を着ているバージョンの写真を使う予定だったんですけど、そういうアクスタは今までもいっぱい作ってきたし、グッズでももうあるし。だからそれじゃ面白くないなと思って、こっちに変えてもらいました。
——本作を皮切りに、毎月THE RAMPAGEメンバーの書籍がリリースされますが、藤原さんが個人的に楽しみにしているのは?
(武知)海青の「武知海青ボディ・ビジュアルブック『BULLET』」ですね。体を鍛えて、食事制限もして頑張っていたのを見ていたので、きっとすごい1冊になるんじゃないかなと。撮影した写真をちょっと見せてもらったんですけど、マジでヤバくてバキバキでした。早く皆さんにも見ていただきたいですね。
——藤原さんが所属しているTHE RAMPAGEは、結成から10年を迎えます。この7月にアリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2024 "CyberHelix" RX-16」を終えたばかりですが、振り返っていかがでしたか?
ここのところずっとセンターステージでやってきたんですけど、今回は久しぶりのエンドステージで……多分5、6年ぶりになるのかな。初めてのアリーナツアー以来だったので、エンドステージっていいなと思いました。すごくライブ感があるし、お客さんとの一体感も生まれやすくて。初心に帰れたいいツアーでした。
——そのアリーナツアーを経て、9月には二度目の東京ドーム公演「THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR® at TOKYO DOME」も行われますが、こちらの意気込みをお聞かせください。
前回はアリーナツアー期間中のドーム公演だったので、ステージの構成もセットリストもそのまま(アリーナと)同じパッケージをやったんですけど、やっぱりアリーナとドームって全然違うので、どこか不完全燃焼で終わったんです。今回はドームに向けてのステージ構成、セットリストを一から作り上げるので、前回のリベンジができるんじゃないかと思います。
——しかも前回は感染症対策のため、フルキャパシティではなかったんですよね。
そうなんです。今回、初めてのフルキャパのドーム公演ということで、今までのライブで経験してきた全てを詰め込んだ、ヤバいライブにしたいなと思っています。最強のセットリストで臨みます!
——世の“推し活”を盛り上げる「推し楽」としての質問ですが、ズバリ、藤原さんの今の“推し”とは? 人に限らず、好きなものなどでも構いません。
映画が大好きで、よく見ますね。一番好きなのは「フォレスト・ガンプ /一期一会」という映画。この間、「フォレスト・ガンプ」のヴィンテージTシャツを買ったくらい好きです。’90年代の映画が好きでよく見ているんですけど、ジャンルでいうとヒューマンストーリー、アクションものが多いかな。
——俳優さんで好きな人はいますか?
韓国ドラマも好きでよく見るんですけど、「涙の女王」のキム・スヒョンさんが好きですね。めちゃめちゃ演技がうまくて、引き込まれます。普段、映画やドラマを見るときは物語やジャンルで選んでいるのですが、キム・スヒョンさんが出ている作品はどんなものでもつい見たくなってしまいます。
——ドラマや映画、舞台と俳優活動も多い藤原さんとしては、お芝居の勉強のために見ることも多いですか?
そうですね。もともと映画をよく見るようになったのも役者をやりたいからで。洋画が好きで見ていくうちに、昔の映画に辿り着きました。やっぱり映画をたくさん見ることによって、自分が役をいただいたときに“あの映画のあの人っぽい感じかな”と役作りをする取っ掛かりにもなるし、イメージの幅も広がるので、たくさん見ていてよかったなと思います。
——藤原さんといえば、映画「HiGH&LOW THE WORST X」や舞台「ETERNAL」などで演じられているアクの強い役がとても印象的です。
ああいう役は演じていて楽しいです(笑)。ちょっとクセが強いのが好きなんですよね。だから、映画やドラマを見ていても、悪役に目が行きがちです(笑)。
取材・文:高瀬純
撮影:YURIE PEPE
ヘアメイク:服部ゆりあ(CONTINUE)
スタイリング:山田莉樹
1997年10月20日生まれ。福岡県出身。THE RAMPAGE のパフォーマーとして、2017年に1stシングル「Lightning」でデビュー。2022年、ファーストソロ写真集「MYSTERIOUS」を発売。アーティスト活動の傍ら俳優業にも取り組んでおり、主な出演作に、ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」('22年)、「日本統一 関東編」('23年)、「夢で見たあの子のために」('23年)、映画「貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-」('20年)「HiGH&LOW THE WORST X」('22年)、舞台「カストルとポルックス」('23年)「HiGH&LOW THE 戦国」('24年)など。
2024年7月30日(火)発売
幻冬舎刊
THE RAMPAGE が幻冬舎とタッグを組み12カ月連続で刊行する大型企画「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」の第1弾。パフォーマーの藤原樹と愛猫マースの初のフォトブックとなる本書は、これまでさまざまなメディアで愛猫との日々について語ってきた藤原が、「夢のひとつだった」と語る渾身の一冊。愛猫のマースは公式Instagramでもたびたび登場し、本人プロデュースのツアーグッズにもなるほど、藤原には欠かせない存在。本書では自宅撮影に加えて、スタジオでのポートレート撮影も実施。さらに同じく愛猫家である家族との猫座談会も開催! 相思相愛の“マスいつ”の間に流れる柔らかい空気と、マースの愛らしさに癒やされるはず。
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