2024年09月27日 16時30分
インタビュー
2024年09月27日 16時30分
インタビュー
THE RAMPAGEが幻冬舎とタッグを組み、12カ月連続でメンバーをフィーチャーした書籍を刊行する企画「GL-16〜THE RAMPAGE BOOKS〜」。その第3弾は武知海青さんによるボディ・ビジュアルブック「BULLET」。
グループ1の肉体と身体能力を誇り、“スポダン”こと「最強スポーツ男子頂上決戦」(TBS系)でも大活躍! 今年2月にはプロレスデビューも果たした武知さんの、鍛え抜かれた美しき肉体のすべてがこの本で堪能できます。
スタイリッシュなグラビアカットやボディメイク術、さらには自身の繊細な内面に深く迫ったロングインタビュー、ご家族の談話なども掲載。身も心もさらけ出した本書の制作について、武知さんに振り返っていただきました。
――まずは出来上がりをご覧になっての感想をお聞かせください。
初めての自分のビジュアルブックを作らせていただいて。今までの集大成的なものになっていて、改めて見てもグッとくるものがありますね。ファンの皆さんにも必ず喜んでいただける1冊になったなという実感があります。
――制作にあたってこだわったことはどんなところですか?
タイトルの「BULLET」は僕が考えました。他にいくつか候補もあったんですけど、いろいろ意味合いがあったほうが僕的にもうれしいし、皆さんにも喜んでいただけるかなと思ったので、タイトルからこういう雰囲気でいきたいと伝えさせていただきました。
――タイトルの意味についてはSNSなどでも説明されているので、読者の皆さんにはそちらをご覧いただくとして……。刺激的な写真も多いですが、撮影時、カメラマンさんとはどんな話し合いがありましたか?
こういう撮影は初めてだったので、僕自身緊張していたんですけど、カメラマンさんが僕の心を和らげてくださって。おかげですごくリラックスした雰囲気で撮影に臨むことができました。
――大変だったのはどんなところですか?
今回は2回に分けて撮影したんです。前のほうのページが最初に撮ったものなんですけど、作っていく段階で、もうちょっと攻めたいとスタッフさんから言っていただいて。シャワーの写真の後ぐらいからは追加で撮影したものです。1回目の撮影に合わせて減量していたんですけど、その後2、3カ月空いてから2回目の撮影があったので、元に戻すために急ピッチで落としました。
――思い通りの体づくりができましたか?
そうですね。言ってしまえばもっと絞ることもできたんですけど、やっぱり美しい体でいたかったので、落としすぎてしまうと自分が思う美しさからは遠のいてしまうんですよね。なので、痩せてはいるけどきれいに見えるラインを自分の中で探りながら体づくりしました。
――表紙の写真は迷いましたか? 以前、藤原樹さんはメンバーや家族に候補を出して選んでもらったとおっしゃっていましたが……。
僕もいろんな人に聞きましたね。候補がいくつかあって、最初はこれだったんですけど、1回変わってまた戻ってきたっていう。結構、意見がバラバラだったんですよ(笑)。僕も優柔不断なのですごく迷ったんですけど、最終的には「やっぱりこれがいい」と思って、この写真に決めました。
――決め手は何だったんですか?
(即答で)かっこいい(笑)!
――(笑)。
これが一番かっこよく撮れてるなって思ったんです。
――脱いでいる写真にはしなかったんですね。
脱いでいる写真は裏表紙にしているんですよ。表で服を着てるなら、裏は攻めたいよねっていうことで、裏表紙に持ってきました。
――楽天ブックスの購入特典のステッカーもとてもかっこいい写真で。
楽天ブックス購入特典のステッカーに使用されているカット
実はこれがもう一つの表紙候補で。題名まで入れて、2つ並べて「どっちにしよう」って、スタッフさんと悩んでいました。ファンの人からもめっちゃ人気なんですよ。この肩の三角筋とか、「ロボットみたい」って言われたりしましたけど(笑)、この写真を推す人は多かったですね。僕の母親もこっち推しでした。
――インタビューでも赤裸々にご自身のことを語られていますが、これはどういった思いで?
そうですね……初めて手に取っていただく方はもちろん、もともと僕を知っていただいている方にも、どうやったらもっと僕を知ってもらえるだろうと考えたときに、今まで語ってこなかった過去や本当の自分の姿を詰め込んだらいいのかなと。自分としても、こうやって語ることで、一つのけじめがつけられるのかなと思ったんです。
――ご自身の弱い部分もすべてさらけ出されていて、語るのはとても勇気が要ることだったのではないかと感じました。
言ってしまえば、僕はグループの中でも“強い”というイメージがあるんですよね。体を資本としていて、体格もでかくて、実際に柔道の黒帯を持っていたりして。強いイメージがあるので、やっぱり弱い部分をさらけ出すのはリスキーだなとは思いました。ただ、弱いところも出すところに本当の強さがあると思うんです。そういう部分も知っていただきたいですし、皆さんに知っていただいていると思うことで、自分自身ももっと楽に生きられるかなと思いました。
――インタビューを載せるというアイデアはご自身から?
いや、僕は最初は写真だけでいいと思ってて。でも、詰めていく段階で「インタビューがあった方が面白い」ということになったんですよ。最初は、柔道だったりスポダンだったり、自分の体に対するコメントくらいで終わるはずだったんですけど、どんどん深掘りしていって、こういう形で載せることになりました。多分、ファンの方も知らない、これまで皆さんの前で語ったことがないようなところまで語っています。
――ご家族の皆さんのお話も、すごくすてきでした。
上京して離れてから、もう10年以上一緒に過ごしていないので、どう思われているのかなって思っていたんですけど、親の気持ちも初めて知ることができて。常に見守ってくれているので、その安心感を再確認できました。姉たちとも、きょうだいの絆じゃないですけど、僕のことをよくわかってくれているなと感じました。
1998年2月4日生まれ。兵庫県宝塚市出身。2014年、「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」を受け、最終審査で落選するもTHE RAMPAGEの候補メンバーに。後に正式にTHE RAMPAGEのパフォーマーとなり、2017年に1stシングル「Lightning」でデビュー。身長183cm、体重78kg、体脂肪率3%という鋼の肉体を誇り、ボディコンテストでの優勝経験を持つ。運動神経も抜群で、TBS系「最強スポーツ男子頂上決戦2022」では、初出演にして優勝を果たし話題を呼んだ。ドラマ「覆面D」(ABEMA TV)でプロレスラー役を演じた際、DDTに指導を受けたことがきっかけとなり2024年2月にプロレスデビュー。9月29日には第2戦に挑む。
2024年9月19日(木)発売
幻冬舎刊
武知海青のボディメイクの神髄を捉えたビジュアルブック。鍛え抜かれた筋肉美を余すことなく披露したグラビアカットのほか、プロレスファンからも絶賛されたプロレスデビュー戦の舞台裏や、2013年から現在までの身体の変遷に追った「BODY HISTORY」、「体作りは7割が食事から」と語る武知による食へのこだわりも紹介。さらには、両親と姉2人が武知について語る座談会に加え、「完璧になれない」「弱い心」「本当の自分」など、普段語られることのない繊細な胸の内を武知自身が語ったインタビューもたっぷり掲載。
『BULLET』 武知海青(THE RAMPAGE)/幻冬舎
31
この記事はいかがでしたか?
1記事10回までリアクションできます
RECOMMENDED TAGS
REAL TIME RANKING
CHEER RANKING