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久保史緒里が映画「ネムルバカ」で体現した憧れの青春

2025年03月12日 15時00分

インタビュー

映画撮影時のエピソードや原作への熱い思いを語ってくれた久保史緒里さん

映画撮影時のエピソードや原作への熱い思いを語ってくれた久保史緒里さん

石黒正数氏による青春漫画「ネムルバカ」の実写映画が、3月20日に公開されます。「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで知られる阪元裕吾監督によって、大学生という不思議なひとときを過ごす若者たちの姿を描きます。本作で平祐奈さん演じる先輩・鯨井ルカと女子寮の同じ部屋に住む後輩・入巣柚実を演じる乃木坂46の久保史緒里さんに、作品の魅力や自身の青春について語っていただきました。

作品が好きだからこそ、期待を裏切ってしまうのが怖い

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——ご自身のInstagramアカウントでも「衝撃的で、運命的で、忘れられない時間を過ごしました」とコメントされていましたが、この作品との出会いは久保さんにとってどんなものでしたか?

出演が決まって原作を読んだときに、この世界観が好きすぎて訳がわからない気持ちになったんですよ(笑)。好きすぎて苦しいくらいでした。

——どんなところが久保さんの心に刺さったのでしょう?

恋愛、学校、いろんな青春の形があるじゃないですか。その中で、入巣とルカ先輩の関係性が私の憧れていた青春にドンピシャにハマったんですよね。作品の世界観に対して憧れを抱きすぎて、「自分が入巣となって、ルカ先輩と映画作るんだ……」って考えちゃって、最初はすごく怖かったです。それに、「漫画で描かれているような入巣とルカ先輩の関係を私は築けるだろうか?」って心配もあって。この作品が好きだからこそ、みんなの期待を裏切ってしまうのが怖いと感じてました。それくらい衝撃的な作品だったんです。

——実際に撮影が始まってからはいかがでしたか?

自分が「ネムルバカ」に抱いていた、希望や憧れみたいな世界観の中で過ごさせていただきました。たいちゃん(平さん)とは、本当に入巣とルカ先輩のような2人でずっといられたので、運命的な出会いでしたね。それは、阪元監督が作りあげてくださる世界観だからこそ実現したものだと思ってるんですけど、私にとって忘れられない時間でした。

入巣にしてくれたのはたいちゃん

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——平さんとはすぐに打ち解けられたんですか?

最初に会ったのは本読みのときだったんですけど、そこではなかなか話しかけられなかったんです。私自身が心を閉ざしてしまっていたので、「あ~どうしよう! 仲良くなれない~!」ってもがいていました。たいちゃんも「仲良くなれないかも……」と思っていたみたいで、お互い同じ感じでしたね(笑)。でも、現場に入ってみたらルカ先輩がそこにいたんです。だから、役作りうんぬんじゃなかったですね。入巣にしてくれたのは、紛れもなくたいちゃんです。というか、あれはルカ先輩でした! そう思うと、本読みでの出会いと撮影に入ってからの出会い、2段階あったなと思います。撮影ではたいちゃんとの出会いというよりは、ルカ先輩との出会いに近かったのかもしれないです。

——では、久保さん自身は役を作り込んでいる感じではないんですね。

そうですね。最初から役を作り込もうという意識は一切なかったんです。それは、もともと「ベイビーわるきゅーれ」のような、阪元監督の世界観が大好きだからというのもありますね。その世界を生きたいという気持ちでいたので、「こういうふうにしよう」っていう考えはなかったです。

——好きだからこそ、気負ってしまうことはありませんでしたか?

劇場に来てくださる方々に作中の世界を味わってもらうことにはプレッシャーはあります。自分が憧れた青春を味わうだけじゃなくて、見てくださる方にも味わっていただくところまで持っていかなきゃいけないという意味では、プレッシャーというか使命は感じてましたね。

ネムルバカ

2025年3月20日(木)公開

 

大学の女子寮の同じ部屋に住む後輩・入巣柚実(久保史緒里)と先輩・鯨井ルカ(平祐奈)。入巣はこれといって打ち込むものがなく、なんとなく古本屋でバイトする日々を送っている。ルカはインディーズバンド「ピートモス」でギター・ボーカルとして音楽活動に励みながら夢を追っている。そんな二人の日常と青春を描いた、石黒正数によるコミックを実写映画化。「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで知られる阪元裕吾が監督を務める。

 

出演

久保史緒里(乃木坂46) / 平祐奈 / 綱啓永 / 樋口幸平 / 兎(ロングコートダディ) / 儀間陽柄(the dadadadys) / 高尾悠希 / 長谷川大 / 志田こはく / 伊能昌幸 / 山下徳久 / 水澤紳吾 / 吉沢悠

 

スタッフ
原作:石黒正数「ネムルバカ」(徳間書店 COMIC リュウ)
監督:阪元裕吾(「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ)
制作プロダクション:Libertas
製作幹事・配給:ポニーキャニオン

映画『ネムルバカ』公式サイト

©️石黒正数・徳間書店/映画「ネムルバカ」製作委員会

ネムルバカ

久保史緒里(Shiori Kubo)

2001年7月14日生まれ。宮城県出身。アイドルグループ・乃木坂46のメンバー。「乃木坂46のオールナイトニッポン」のメインパーソナリティを担当。俳優としても活躍し、’22 年公開の映画「左様なら今晩は」で映画初出演にして初主演を務める。その他、NHK 大河ドラマ「どうする家康」(’23 年)、映画「リバー、流れないでよ」(’23 年)、「誰よりもつよく抱きしめて」(’25 年)、舞台「天號星」(’23 年)などに出演。’23年には1st 写真集「交差点」を発売。

乃木坂46公式サイト
久保史緒里(Shiori Kubo)

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